楽天証券のiDeCoは手数料が無料
個人型確定拠出年金(iDeCo)には口座管理手数料が毎月かかります。
口座管理手数料にはいろいろあるのですが、金融機関に支払う運営管理機関手数料の金額は金融機関によって異なります。
楽天証券の個人型確定拠出年金で注目すべきなのは、運営管理機関手数料が無料であることです。
個人型確定拠出年金の運営管理機関手数料が無料の金融期間は、楽天証券とSBI証券の2社だけです。
取扱商品
ほぼすべての株式と投資信託が選択できるNISA(少額投資非課税制度)とは異なり、iDeCoでは数十種類の商品しか選択できません。
iDeCoで選択できる商品は証券会社によって異なり、楽天証券のiDeCoでは、次の商品の中から選択できます。
投資信託
楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)で取り扱っている主な投資信託は次のとおりです。
分類 | 投資信託 | 信託報酬(税抜) |
---|---|---|
日本株式 | 三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド | 0.16% |
たわらノーロード日経225 | 0.17% | |
日本債券 | たわらノーロード国内債券 | 0.14% |
国内REIT | 三井住友・DC日本リートインデックスファンド | 0.26% |
海外株式 | たわらノーロード先進国株式 | 0.20% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) | 0.12% | |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド (楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) | 0.12% | |
セゾン資産形成の達人ファンド | 0.53% | |
海外債券 | たわらノーロード先進国債券 | 0.17% |
たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり) | 0.20% | |
インデックスファンド海外新興国(エマージング)債券 (1年決算型) | 0.52% | |
みずほUSハイイールドファンド<DC年金> | 1.40% | |
海外REIT | 三井住友・DC外国リートインデックスファンド | 0.28% |
コモディティ | ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり) | 0.45% |
バランス型 | 三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN) | 0.60% |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 0.46% |
低コストなインデックスファンドがiDeCo(個人型確定拠出年金)のラインナップに入っているのは魅力的です。
定期預金
楽天証券のiDeCoでは定期預金も取り扱っています。
商品名 | 適用金利 |
---|---|
みずほDC定期預金(1年) | 0.010% |
定期預金は金利が低いため、得られる利息が国民年金基金連合会に支払う手数料(103円)を下回ってしまいます。
そのため収支はプラスにはならず、節税のメリットだけを受けることになります。
年金資産の記録管理機関
楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)では、日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社(JIS&T)が年金資産の記録管理を行っています。
日本インベスター・ソリューション・アンド・テクノロジー株式会社(JIS&T)の場合、確定拠出年金インターネットサービスで年金資産の記録を確認することができます。確定拠出年金インターネットサービスでは、次のことができます。
- 残高や時価評価額の照会
- 取引履歴の照会
- 商品別配分の変更
- スイッチング
- 商品時価・金利の照会
- 運用実績の照会
- 個人登録情報の照会
また、インターネットだけでなく、コールセンターへ電話をすることで年金資産の記録を紹介することもできます。
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