ライトコイン(Litecoin)とは仮想通貨のひとつです。ビットコイン以外の仮想通貨はオルトコイン(Alternative Coin)またはアルトコイン呼ばれていて、ライトコインもオルトコインの一種です。
ライトコインとは
日本円は日本銀行が発行していますが、発行枚数の上限はありません。理論上は無限に発行できます。ただし、日本円を大量に発行してしまうと、その価値が下がってインフレになってしまいます。
ライトコインの発行枚数は8,400万枚と決まっているため、その価値を下げるインフレを心配する必要はありません。
通貨記号 | LTC |
通貨単位 | LTC |
最小単位 | 1satoshi(=0.00000001LTC) |
発行数量の上限 | 8,400万LTC |
半減期 | 84万ブロックごと |
発行開始 | 2011年10月13日 |
最高値 | 42,265円(2017年12月) |
ブロックの生成 | 2分30秒毎に1ブロック |
承認方式 | Proof of Work |
ハッシュ関数 | Scrypt |
価格
ライトコインの現在価格は次のとおりです。
チャート
最高値
ライトコインの最高値は、2017年12月19日の375.29ドル(42,265円)です。
半減期
ライトコインはマイニング(採掘)という作業によって、ブロックチェーンに送金の取引データが記録されます。この作業の報酬として、マイナー(採掘者)にライトコインが付与されます。
ライトコインの発行枚数には上限があります。発行枚数の上限に近づくにつれ、マイナーに付与される報酬が少なくなっていきます。報酬が半分に減るまでの期間を「半減期」といいます。
ライトコインは84万ブロック生成されるごとに半減期を迎えます。ライトコインの場合、半減期はおよそ4年に1度の頻度で訪れます。
ブロック高 | 日付 | 報酬 |
---|---|---|
0番目 | 2011年10月13日 | 50LTC |
84万番目 | 2015年8月25日 | 25LTC |
168万番目 | 2019年8月5日 | 12.5LTC |
次の半減期は2023年頃になる予定です。
半減期の前後には価格変動が激しくなることが多いので、半減期を跨いでライトコインを保有するときは注意が必要です。
ビットコインとの違い
ライトコイン(LTC)はビットコイン(BTC)を基に開発された仮想通貨です。そのため、ビットコインと比較されることが多い暗号資産です。ライトコインとビットコインの違いは次のとおりです。
ライトコイン | ビットコイン | |
---|---|---|
発行開始 | 2011年10月13日 | 2009年1月9日 |
通貨単位 | LTC | BTC |
最小単位 | 1satoshi (=0.00000001LTC) | 1satoshi (=0.00000001BTC) |
発行数量の上限 | 8,400万LTC | 2,100万BTC |
ブロックの生成 | 2分30秒毎に1ブロック | 10分毎に1ブロック |
半減期 | 84万ブロック毎 | 21万ブロック毎 |
承認方式 | Proof of Work | Proof of Work |
ハッシュ関数 | Scrypt | SHA-256 RIPEMD-160 |
ライトコインの買い方
次の仮想通貨取引所でライトコインを売買できます。
格付
米国の格付け機関Weiss Ratingsによる格付けは次のとおりです。
格付け | 仮想通貨 |
---|---|
B+ | ビットコイン(BTC) |
イーサリアム(ETH) | |
B- | ライトコイン(LTC) |
リップル(XRP) | |
C+ | Stellar (XLM) |
C | ビットコインキャッシュ(BCH) |
NEM (XEM) |
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