健康保険とは

健康保険証 保険・年金
健康保険証

公的医療保険には次の3種類があります。

  • 国民健康保険
  • 健康保険
  • 後期高齢者医療制度

このうち健康保険は、会社員とその家族を対象とする公的医療保険です。

健康保険とは

健康保険とは会社員である被保険者と、その被扶養者に対して、労災保険の給付対象とはならない病気やケガ、死亡、出産について保険給付を行う制度です。

被保険者とは、保険の対象となっている人です。

健康保険の種類

健康保険には、全国健康保険協会が保険者となる全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)と、健康保険組合が保険者となる組合管掌健康保険(組合健保)があります。

健康保険の種類
種類保険者被保険者
協会けんぽ全国健康保険協会おもに中小企業の会社員
組合健保健康保険組合おもに大企業の会社員
保険者とは、保険制度の運用主体です。

健康保険の保険料

健康保険の保険料は、被保険者の月収(標準報酬月額)と賞与(標準賞与額)に保険料率をかけて計算します。

保険料は会社と被保険者(会社員)で半分ずつ負担します。これを労使折半と言います。

健康保険の給付

健康保険のおもな給付は次のとおりです。

  • 療養の給付、家族療養費
  • 高額療養費
  • 出産育児一時金、家族出産一時金
  • 出産手当金
  • 傷病手当金
  • 埋葬料、家族埋葬料

療養の給付、家族療養費

業務外の日常生活の病気やケガについて、診察や投薬などの医療行為を受けることができます。

被保険者のほか、被扶養者(家族)も同様の給付を受けることができます。

高額療養費

月間の医療費の自己負担額が一定額を超えた場合、その超過額について請求をすれば、あとで返金を受けることができます。

出産育児一時金、家族出産育児一時金

被保険者または被扶養者が出産した場合、1児につき42万円が支給されます。

出産手当金

被保険者が出産のために仕事を休んで給与が支給されない場合に、出産前の42日間、出産後の56日間のうちで仕事を休んだ日数分の金額が支給されます。

傷病手当金

被保険者が病気やケガを理由に会社を3日以上続けて休んで給料が支給されない場合に、4日目から最長1年6か月間、傷病手当金が支給されます。

傷病手当金の1日あたりの支給額は次の計算式によって求めます。

支給額 = 支給開始日以前12か月間の各月の標準報酬月額を平均した額 ÷ 30日 ×

ざっくりといえば、1日分の給与の3分の2が支給されます。

埋葬料、家族埋葬料

被保険者が死亡したとき、葬儀をした家族に対して5万円が支給されます。

被扶養者が死亡したときは、被保険者に5万円が支給されます。

健康保険の任意継続

健康保険の被保険者が会社を退職した場合、健康保険の被保険者としての資格を失います。

ただし、次の要件を満たせば、退職後の2年間に限り、退職前の健康保険に加入することができます。

  • 健康保険に継続して2か月以上加入していること
  • 退職後20日以内に申請すること

この場合の健康保険料は、被保険者(退職者)が全額負担します。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
保険・年金
tsukaをフォローする
関連記事
資産運用のすゝめ

コメント