会社員の所得税は、会社が毎月の給与から源泉徴収しています。会社員の所得税は前年の所得をもとに大目に徴収しており、会社が年末に過不足を調整して申告納税の手間を省いています。これにより、会社員は確定申告を省略できます。これを年末調整と言います。
保険料の支払額を所得から差し引ける生命保険料控除や借入残高に応じて税額を減らす住宅ローン減税を受けるには、会社員自らが紙の書類を会社に提出する必要があります。
現在、紙の書類でやり取りしている年末調整の手続きをインターネットを完結できるようになります。
年末調整を受ける会社員は、マイナンバーのポータルサイト「マイナポータル」に金融機関から送られてくるデータを会社に転送して、会社もネットで税務署に提出できるようになります。
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