自転車保険への加入を義務化する自治体が急増中!【自治体の一覧】

自転車保険の義務化 保険・年金

日本各地の自治体で自転車保険への加入を条例で義務化するケースが相次いでいます。あなたがお住いの自治体で義務化されているかどうかご存知ですか? 自転車保険が義務化されている自治体をご紹介します。

自転車保険の義務化とは?

近年、自転車に乗る人へ自転車保険の加入を条例で義務付ける自治体が急増しています。この背景には、自転車による事故で加害者が高額な賠償金を請求されるケースが増加していることが挙げられます。

自動車であれば、自動車損害賠償責任保険(自賠責)への加入が義務付けられているので、被害者に最低限の補償がされます。しかし、これまで自転車には保険の加入が義務付けられていませんでした。自転車の事故だからといって、賠償金が安いとは限りません。被害者へ1,000万円以上の賠償金支払い命令が出されることも珍しくありません。

平成20年に神戸市で自転車に乗った11歳の男児が62歳の女性と衝突して、女性が頭部を骨折して意識が戻らない事故が起きました。男児の母親に9,521万円の賠償支払を命じる判決を神戸地方裁判所が出してます。

自転車事故の加害者が経済的困窮に陥ったり、被害者が十分な補償を受けられないことが相次いでいるため、自治体が条例で自転車保険への加入を義務化しています。

自転車保険が義務化されている自治体

次の自治体では、すでに条例で自転車保険を義務化しています。

自転車保険が義務化されている自治体の一覧
自治体備考
北海道事業者のみ
宮城県 仙台市2019年4月1日から
埼玉県
神奈川県 相模原市
静岡県 静岡市
石川県 金沢市
愛知県 名古屋市
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
鹿児島県

上記の自治体で自転車に乗る人は、自転車保険へ加入することが条例で義務化されています。未成年が自転車に乗る場合は、保護者が自転車保険の加入義務を負います。

※北海道のみ、個人ではなく事業者だけ義務化されています。

2019年から自転車保険が義務化される自治体

次の自治体では、2019年から自転車保険が義務化されます。

2019年から自転車保険が義務化される自治体の一覧
自治体条例施行日
神奈川県2019年10月1日から
茨城県 笠間市2019年10月1日から
東京都 豊島区2019年10月1日から
東京都 足立区2020年1月1日から

神奈川県では相模原市のみが自転車保険が義務化されていましたが、2019年10月から神奈川県全域に拡大されます。

自転車保険が努力義務の自治体

次の自治体では、自転車保険への加入を義務より1段低い「努力義務」としています。

自転車保険が努力義務の自治体の一覧
自治体備考
北海道事業者を除く
東京都
千葉県
群馬県
鳥取県
徳島県
愛媛県
福岡県
熊本県

これらの自治体では自転車保険へ加入すべく努力する必要があります。努力規定なので、結果的に加入していなくても条例違反にはなりません。ただし、各地で義務化の流れが起こっているので、今後は強化されていく可能性があります。

自転車保険の例

自転車保険は損害保険会社が取り扱っています。自転車保険の保険料と補償内容は、損保会社によって異なります。次に自転車保険の一例を示します。

自転車保険の例
自転車保険保険会社1か月あたりの保険料
Bycleau損保約294円~(本人タイプ・2年・一時払)
サイクル安心保険損保ジャパン日本興亜約221円~(個人補償プラン・Web申込み)
サイクルアシスト楽天損保約186円~(個人プラン・基本タイプ・3年間)

Bycle(au損保)

Bycleはau損保の自転車保険です。

Bycleの保険料(本人タイプ)
保険期間ブロンズコースシルバーコースゴールドコース
1年(月払)360円600円1,110円
2年(一時払)7,060円11,800円21,490円

本人タイプ・1年・一時払であれば、保険料は1か月あたり294.2円となります。

Bycleの補償内容
補償内容ブロンズコースシルバーコースゴールドコース
死亡・後遺障害250万円400万円400万円
入院一時金なし2万円5万円
入院保険金日額4,000円6,000円6,000円
手術保険金(入院中)4万円6万円6万円
手術保険金(入院中以外)2万円3万円3万円
賠償責任2億円3億円3億円

サイクル安心保険(損保ジャパン日本興亜)

サイクル安心保険は損保ジャパン日本興亜の自転車保険です。

サイクル安心保険の保険料
申込方法個人補償プラン家族補償プラン
Web申込み2,650円4,380円
郵送申込み2,850円4,580円

個人補償プラン・Web申込みであれば、保険料は1か月あたり221円となります。

サイクル安心保険の補償内容
補償内容個人補償プラン家族補償プラン
死亡・後遺障害1,000万円1,000万円
入院保険金日額2,000円3,000円
手術保険金なしなし
賠償責任1億円1億円

サイクルアシスト(楽天損保)

サイクルアシストは楽天損保の自転車保険です。

サイクルアシストの特徴は、保険料が安いことです。個人プランの場合、サイクルアシストの保険料は、次のようになります。

サイクルアシストの保険料(個人プラン)
保険期間基本タイプ安心タイプ充実タイプ
1年間2,670円4,420円7,920円
2年間4,690円7,760円13,910円
3年間6,680円11,050円19,800円

もともと保険料の安いサイクルアシストですが、長期契約だと保険料がさらにお得になります。2年間契約であれば1年間契約の12%引き、3年間契約であれば1年間契約の17%引きになります。

個人プラン・基本タイプ・3年間であれば、保険料は1か月あたり約186円になります。

保険料は安いですが、保障は充実しています。

サイクルアシストの補償
補償内容基本タイプ安心タイプ充実タイプ
死亡・後遺障害250万円500万円1,000万円
入院保険金日額2,500円5,000円10,000円
手術保険金(入院中)25,000円50,000円100,000円
手術保険金(入院中以外)12,500円25,000円50,000円
賠償責任1億円1億円1億円

楽天損保のサイクルアシストには、カップルプランやファミリープランもあります。詳しくは下記の公式サイトでご確認ください。

公式 サイクルアシスト


サイクルアシスト

コメント