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東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)

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東京センチュリー株式会社が個人向け社債「東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」を2021年12月16日に発行します。

概要

東京センチュリー株式会社が発行する個人向け社債の概要は次のとおりです。

社債概要
銘柄 東京センチュリー株式会社第36回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
発行体 東京センチュリー株式会社
期間 7年
利率 年0.280%(税引前)
発行日 2021年12月16日
利払日 毎年6月16日および12月16日(年2回)
償還日 2028年12月15日
発行価格 額面100円につき100円
申込単位 100万円単位
格付 A(R&I)、AA-(JCR)
発行額 100億円
募集期間 2021年12月3日~2021年12月15日

格付

「東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」は株式会社格付投資情報センター(R&I)から「A」、株式会社日本格付研究所(JCR)から「AA-」の格付を取得しています。

格付「BBB」以上が投資適格とされています。

R&Iによる格付事由は次のとおりです。

総合リース大手で、伊藤忠商事の持分法適用関連会社。国内リース事業を祖業として、自動車リースやレンタカーを中心とした国内オート事業、航空機・船舶、不動産ファイナンスや環境エネルギーを中心としたスペシャルティ事業、国際事業を展開する。サービスや事業運営などビジネスの幅を広げ、強固な営業基盤を有する。海外では米航空機リース大手のAviation Capital Group(ACG)、米ITリース会社のCSI Leasingを擁する。

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、航空機関連ビジネスの収益悪化に起因する事業リスク評価の低下をR&Iは懸念していたが、当初の想定に比べ影響は小さいものにとどまりそうだ。ACGの航空機ポートフォリオは需要回復が比較的早いナローボディーが中心なうえ、新しい機体が多いことが寄与している。コロナ禍のマイナス影響を一般リースや法人・個人向けオートリース、不動産関連などが一部吸収している点も見逃せない。持分法出資や提携による収益基盤の拡充が進み、Aゾーンの中でも高い収益力を維持できるとみている。

リスク耐久力はAゾーンに見合う。社内基準に基づき資本利用率を一定水準でコントロールする方針を表明するなど、財務規律を重視する姿勢を強めており、リスク耐久力の安定性は高まる方向にある。事業環境にはなお不透明感が残ることから格付は維持したものの、事業リスク・財務リスク評価を踏まえ、方向性をポジティブに変更した。

航空機関連ビジネスの収益低下に歯止めがかかるとともに、財務規律を順守してリスク耐久力を維持できれば格上げする。一方、航空機関連ビジネスの立て直しに時間を要し、利益蓄積が思うように進まないと判断すれば、格付の方向性を安定的に戻す。

出典:株式会社格付投資情報センター (2021) NEWS RELEASE

JCRによる格付事由は次のとおりです。

総合リース大手の一社。オートリースや情報通信機器の取扱いに強みを持つほか、Aviation Capital Group LLCを傘下に擁し航空機リース業界においてグローバルでみて高いシェアを有している。主要株主や事業パートナーとの資本、人材、資金調達、営業などでの関係の強さが当社の基盤を支えている。国内リース、国内オート、スペシャルティ、国際の各事業分野において実施してきた投資・施策の効果もあり事業基盤の強化、収益源の多様化が図られてきた。コロナ禍の影響からは回復しつつあるものの事業環境の不透明感は引き続き強い。ただし、これまでに実施してきた資本増強、多様化された収益源などを背景に、事業環境悪化への耐性を備えていると JCR は考えている。本件はシニア債であり、債券格付は長期発行体格付と同水準とした。

出典:株式会社日本格付研究所 (2021) News Release

信用格付けについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

格付とは? 格付会社の信用格付で社債が投資適格かどうかが分かる!
格付とは企業の財務内容や業績を分析して、借金を返済する能力を記号で表わしたものです。この記事では格付の意味や格付会社の特徴を紹介しています。これを見れば個人向け社債の投資判断に役立ちます。

社債間限定同順位特約

「東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」には担保がありませんが、社債間限定同順位特約がついています。

社債間限定同順位特約とは、東京センチュリー株式会社が今後担保付きの社債を発行する場合は、「東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」にも同様に担保をつけるという特約です。

担保なしの債券より担保つきの債券の方が債権の回収優先順位が高いため、あとから発行された社債によって不利な扱いがされないという保証になります。

実際に担保がつけられることはほとんどなく、東京センチュリー株式会社が担保つきの社債を発行する意思がないという表明です。

販売会社

次に示す金融機関で「東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」を販売しています。

販売会社
証券会社 引受金額
みずほ証券 60億円
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 20億円
SMBC日興証券 10億円
野村證券 5億円
大和証券 3億円
岡三証券 2億円

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」をネットで取り扱っています。

大和証券

「東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の買付注文については、インターネット(オンライントレード)では取り扱っていません。「ダイワ・コンサルティング」コースの顧客は本・支店・営業所で、「ダイワ・ダイレクト」コースの顧客はコンタクトセンターで取り扱っています。

東京センチュリー株式会社

「東京センチュリー株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の発行体(債券の発行元)は、東京センチュリー株式会社です。

東京センチュリー株式会社はリース会社で、東証1部に上場しています。(証券コード8439)

リース会社とは、機械設備などを企業に長期で貸し出す会社です。東京センチュリーはリース会社の中でも、売上高で第3位の規模を誇っています。

リース会社の売上高ランキング
順位 企業 売上高
1 オリックス 2兆2,927億円
2 三井住友ファイナンス&リース 1兆4,382億円
3 東京センチュリー 1兆2,001億円
4 三菱HCキャピタル 8,943億円
5 芙蓉総合リース 7,402億円
6 みずほリース 4,978億円
7 JA三井リース 4,349億円
8 リコーリース 3,262億円
9 NTTファイナンス 2,506億円
10 NECキャピタルソリューション 2,212億円

東京センチュリー株式会社は、リース会社の中でも発行体格付が高い企業です。

リース会社の発行体格付
企業 R&I JCR
三菱HCキャピタル AA- AA
オリックス AA- AA-
三井住友ファイナンス&リース A+ AA
リコーリース A AA-
東京センチュリー A AA-
芙蓉総合リース A A+
みずほリース A A+
JA三井リース A- A

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