Amazonアソシエイト・プログラム紹介料の仕訳と勘定科目でお悩みの方へ。この記事では、Amazonでアフィリエイト報酬を受け取ったときの勘定科目と仕訳の例をサンプルを交えて紹介します。
アソシエイトの紹介料をAmazonギフト券で受け取れる
Amazonアソシエイト・プログラムでは、アフィリエイト報酬の支払い方法を銀行振込とAmazonギフト券のいずれかから選べます。
Amazonアソシエイト・プログラムの紹介料は、一定の金額に達するまで支払いが保留されますが、この金額は支払い方法によって異なります。
支払い方法 | 保留金額 |
---|---|
銀行振込 | 5,000円 |
Amazonギフト券 | 500円 |
Amazonギフト券はAmazonでしか使えないので銀行振込の方が嬉しいのですが、支払いが保留される金額が5,000円で、Amazonギフト券より多くの報酬を得るまで保留されてしまいます。
そのため、紹介料の支払方法をAmazonギフト券にしている方も多いでしょう。
アフィリエイト・プログラムの成果報酬をギフト券で受け取ったときに、帳簿にはどのように記載すればよいのでしょうか?
Amazonギフト券の仕訳と勘定科目
売上代金をAmazonギフト券で受け取ったり、経費の代金をAmazonギフト券で支払ったときの仕訳と勘定科目は、次のようになります。
売上
他社が発行した商品券は、その商品券を発行した企業に後日買い取ってもらうことができます。つまり、資産に分類されます。
Amazonアソシエイト・プログラムの紹介料をAmazonギフト券で受け取った場合、勘定科目は「受取商品券」となります。
Amazonアソシエイト・プログラムの紹介料をAmazonギフト券で受け取ったとき、次のように仕訳します。
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
売掛金 | 300円 | 売上 | 300円 |
売掛金 | 400円 | 売上 | 400円 |
受取商品券 | 700円 | 売掛金 | 700円 |
紹介料が500円に達するまでは、まだ報酬を受け取れないので、売掛金で処理します。
紹介料が支払われたら、勘定科目「受取商品券」で処理します。
経費
受け取ったAmazonギフト券を経費の支払いに使った場合、受取商品券(資産)の減少として仕訳します。
たとえば、書籍をAmazonギフト券で購入した場合、次のように仕訳します。
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
新聞図書費 | 700円 | 受取商品券 | 700円 |
Amazonギフト券とクレジットカードを併用した場合は、次のように仕訳します。
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
新聞図書費 | 900円 | 受取商品券 | 700円 |
事業主借 | 200円 |
個人用のクレジットカードで支払った場合、貸方の勘定科目は「事業主借」となります。
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