現価係数と終価係数で複利運用計画の元本や元利合計額を求める

終価係数と現価係数

元本を複利で運用する計画を立てる場合に、現価係数や終価係数を用いると、必要な元本額や最終的な元利合計額を簡単に求めることができます。

現価係数

終価係数と現価係数

現価係数とは、一定期間後に一定金額に達するために必要な元本を求める場合に用いる係数です。

次のような場合に現価係数を利用できます。

  • 10年後に自宅をリフォームする資金500万円を年率1.5%の複利運用で準備したい場合、現時点で用意すべき手元資金の金額を計算する。

読み方

現価係数の読み方は「げんかけいすう」です。

英語

英語では現価係数のことを「present value interest factor」といい、PVIFと略されます。

求め方

現価係数は次の計算式によって求めます。

現価係数

ここで、r は利率、n は年数を表わします。現価係数の求め方は、終価係数の逆数になっています。

一覧

現価係数の一覧表は次のとおりです。

現価係数の一覧表
期間利率
1%2%3%4%5%
1年0.99010.98040.97090.96150.9524
2年0.98030.96120.94260.92460.9070
3年0.97060.94230.91510.88900.8638
4年0.96100.92380.88850.85480.8227
5年0.95150.90570.86260.82190.7835
6年0.94200.88800.83750.79030.7462
7年0.93270.87060.81310.75990.7107
8年0.92350.85350.78940.73070.6768
9年0.91430.83680.76640.70260.6446
10年0.90530.82030.74410.67560.6139

現価係数の一覧表について詳しくは、下記のページでご確認ください。

エクセル

エクセルで現価係数を求めるには、セルに次の計算式を入力します。

現価係数
ABC
11%2%
21=1/(1+$B$1)^A2=1/(1+$C$1)^A2
32=1/(1+$B$1)^A3=1/(1+$C$1)^A3
43=1/(1+$B$1)^A4=1/(1+$C$1)^A4

終価係数

終価係数と現価係数

終価係数とは、現在の金額を複利で運用した場合の、一定期間後の金額を求める場合に用いる係数です。終価係数の読み方は「しゅうかけいすう」です。

次のような場合に終価係数を利用できます。

  • 余裕資金300万円を20年間、年率2.0%で複利運用する場合、20年後の元利合計額を計算する。

読み方

終価係数の読み方は「しゅうかけいすう」です。

英語

英語では終価係数のことを「future value interest factor」といい、FVIFと略されます。

求め方

終価係数は次の計算式によって求めます。

終価係数

ここで、r は利率、n は年数を表わします。終価係数の求め方は、現価係数の逆数になっています。

一覧

終価係数の一覧表は次のとおりです。

終価係数の一覧表
期間1%2%3%4%5%
1年1.01001.02001.03001.04001.0500
2年1.02011.04041.06091.08161.1025
3年1.03031.06121.09271.12491.1576
4年1.04061.08241.12551.16991.2155
5年1.05101.10411.15931.21671.2763
6年1.06151.12621.19411.26531.3401
7年1.07211.14871.22991.31591.4071
8年1.08291.17171.26681.36861.4775
9年1.09371.19511.30481.42331.5513
10年1.10461.21901.34391.48021.6289

終価係数の一覧表について詳しくは、次のページをご覧ください。

エクセル

エクセルで終価係数を求めるには、セルに次の計算式を入力します。

終価係数
ABC
11%2%
21=(1+$B$1)^A2=(1+$C$1)^A2
32=(1+$B$1)^A3=(1+$C$1)^A3
43=(1+$B$1)^A4=(1+$C$1)^A4

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コメント

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