顧客が儲かっている証券会社・銀行ランキング 2018年 投資信託編

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証券会社や銀行などの金融機関のうち、儲かっている客が多いのはどこなのか興味がありませんか?

どこも大差ないだろうと考えがちですが、実際には金融機関によって凄まじい格差があることが明らかになりました。

顧客が儲かっている証券会社・銀行ランキング

投資信託を購入した顧客のうち、どのくらいの割合が利益を得たのかなどを明らかにするために、金融機関向けに定めた「比較可能な共通指標(KPI)」について、金融庁が2018年11月7日に分析結果を公表しました。

投資信託を販売する金融機関のうち、36機関が運用損益別の顧客の割合を開示しました。

投資信託を購入した顧客のうち、何割が利益が出ているかを示したランキングは次のとおりです。

順位金融機関分類割合
1コモンズ投信投信98%
2レオス・キャピタルワークス投信91%
3セゾン投信投信85%
4丸三証券証券79%
5野村証券証券77%
6新生銀行銀行71%
7SMBC信託銀行信託銀行69%
8秋田銀行銀行69%
9SMBC日興証券証券67%
10みずほ信託銀行信託銀行67%
11東海東京証券証券65%
12SBI証券証券65%
13マネックス証券証券64%
14みずほ証券証券64%
15埼玉りそな銀行銀行63%
16楽天証券証券63%
17丸八証券証券63%
18りそな銀行銀行63%
19カブドットコム証券証券62%
20大和証券証券61%
21三井住友銀行銀行60%
22三菱UFJ銀行銀行58%
23みずほ銀行銀行54%
24三菱UFJ信託銀行信託銀行54%
25近畿大阪銀行銀行52%
26名古屋銀行銀行51%
27みなと銀行銀行50%
28岡三オンライン証券証券50%
29京都信用金庫信用金庫45%
30三菱UFJモルガン・スタンレー証券証券44%
31中京銀行銀行44%
32三井住友信託銀行信託銀行43%
33岡三証券証券41%
34関西アーバン銀行銀行40%
35三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券証券37%
36あおぞら銀行銀行32%

出典:金融庁「各金融事業者が公表した『顧客本位の業務運営』に関する取組方針・KPIの傾向分析」

金融庁の分析結果によると、大半の金融機関において投資信託を購入した顧客は利益が出ているようです。

日本ではアベノミクスによる株高、アメリカも経済は絶好調なので、国内株式型や先進国株式型の投信を購入した方のほとんどは利益が出ているでしょう。

半面、債券型は世界的な低金利で苦戦しているのではないでしょうか。

ランキング上位を投信運用会社が独占

自ら運用する投資信託を直接販売する投信運用会社が上位3位を独占しました。

1位のコモンズ投信では、実に顧客の98%もが利益を出しています。

逆に2%しかいない損失を出している人の立場は・・・

2位のレオス・キャピタルワークスは、大人気の投信「ひふみ投信」を運用している会社です。

ひふみ投信の成績が非常に良かったため、9割以上の顧客に利益が出ているようです。

3位のセゾン投信も「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」や「セゾン資産形成の達人ファンド」など、人気の投信を直販している会社です。

3社に共通する特徴として、積立投資に注力していることや、証券会社や銀行ほど知名度がないことが挙げられます。

投信を直販で購入するような層はファイナンシャル・リテラシーが高いと考えられるので、それも好成績の要因でしょう。

銀行で投信を購入した人は儲かってない

投資信託のコスト・リターン
出典:金融庁「各金融事業者が公表した『顧客本位の業務運営』に関する取組方針・KPIの傾向分析」

総じて銀行で投資信託を購入した人はあまり儲かっていない傾向があります。

これは各販売会社における投資信託のコスト・リターンを見てみれば明らかです。銀行でおもに販売している投資信託は、高コスト・低リターンの傾向がはっきりと表れています。

一方で各販売会社における投資信託のリスク・リターンを見てみると、銀行でおもに販売している投資信託はローリスク・ローリターンのものが多くなっています。

「ハイリスク・ハイリターンで高コスト」や「ローリスク・ローリターンで低コスト」なら分かるのですが、銀行ではローリスク・ローリターンの投信を高コストで販売していることになります。

つまり、銀行は投資信託のラインナップの筋が悪いということです。

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