株式会社IDOMが個人向け社債「株式会社IDOM第3回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:Gulliver=IDOM債)を2025年12月4日に発行します。
銘柄
株式会社IDOM第3回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
愛称
Gulliver=IDOM債
発行体
「株式会社IDOM第3回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:Gulliver=IDOM債)の発行体は株式会社IDOMです。
株式会社IDOM(イドム)は、中古車買取・販売で国内最大級の規模を持つ企業です。1994年に「ガリバーインターナショナル」として創業し、全国に展開する「ガリバー」ブランドで広く知られています。2016年に社名をIDOMへ変更し、「挑む(IDOM)」という言葉を由来に、モビリティ領域全般へ事業を拡大してきました。
同社は、車の買取を中心としたビジネスモデルで急成長し、現在は中古車販売、オンライン査定、サブスクリプション型サービス、輸出事業など多角的に展開しています。データ活用による査定の効率化やオンライン販売の強化など、ITを活用したサービス革新にも積極的です。
また、店舗網を全国に広げることで、利用者が「売りたい」「買いたい」に迅速に応えられる体制を整えており、中古車市場における高いブランド力と取引量を維持しています。
| 社名 | 株式会社IDOM(いどむ) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区丸の内二丁目7-2 JPタワー26階 |
| 創立日 | 1994年10月12日 |
| 設立日 | 1994年10月25日 |
| 上場市場 | 東京証券取引所 プライム市場 |
| 証券コード | 7599 |
| 決算期 | 2月 |
| 資本金 | 41億円(2025年2月28日時点) |
| 従業員数(連結) | 4,023名(2025年2月28日時点) |
貸借対照表
株式会社IDOMの連結貸借対照表は次のとおりです。
| 資産の部 | |
| 流動資産 | 134,281 |
| 固定資産 | 49,749 |
| 資産合計 | 184,031 |
| 負債の部 | |
| 流動負債 | 63,327 |
| 固定負債 | 50,773 |
| 負債合計 | 114,101 |
| 純資産の部 | |
| 純資産合計 | 69,930 |
| 負債純資産合計 | 184,031 |
※2024年2月29日決算
株式会社IDOMの流動比率は212%、自己資本比率は38%です。
損益計算書
株式会社IDOMの連結損益計算書は次のとおりです。
| 売上高 | 419,852 |
| 売上原価 | 346,519 |
| 売上総利益 | 73,333 |
| 販売費及び一般管理費 | 73,333 |
| 営業利益 | 16,117 |
| 営業外収益 | 264 |
| 営業外費用 | 554 |
| 経常利益 | 15,826 |
| 特別利益 | 110 |
| 特別損失 | 273 |
| 税金等調整前当期純利益 | 15,664 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 3,344 |
| 法人税等調整額 | 964 |
| 法人税等合計 | 11,355 |
| 当期純利益 | 4,308 |
※2024年2月29日決算
発行条件
「株式会社IDOM第3回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:Gulliver=IDOM債)の発行条件は以下のとおりです。
期間
3年
利率
年率2.45%(税引前)
申込単位
10万円単位
発行価格
額面金額の100%
発行額
10億円
スケジュール
「株式会社IDOM第3回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:Gulliver=IDOM債)の条件決定から償還までのスケジュールは以下のとおりです。
- 2025.11.19条件決定
- 2025.11.20募集開始
- 2025.12.3募集終了
- 2025.12.4発行
- 2026.6.4利払い
- 2026.12.4利払い
- 2027.6.4利払い
- 2027.12.4利払い
- 2028.6.4利払い
- 2028.12.4利払い・償還
条件決定日
2025年11月19日
募集期間
2025年11月20日〜2025年12月3日
発行日
2025年12月4日
利払日
毎年6月4日および12月4日
償還日
2028年12月4日
格付

「株式会社IDOM第3回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:Gulliver=IDOM債)は、株式会社日本格付研究所(JCR)から「BBB+」の長期個別債務格付を取得しています。
日本格付研究所(JCR)による格付事由は次のとおりです。
94 年設立の中古車買取、販売の大手。中古車買取を目的に設立し事業を拡大してきたが、小売事業へのシフトを進め、現在は整備工場を併設した大型店による中古車小売事業に経営資源を集中させている。全国に店舗を展開し、国内店舗数は 26/2 期第 2 四半期末 489 店(25/2 期末 485 店)であり、そのうち地域最大級の展示台数を有する大型店は同 77 店(同 69 店)となっている。大型店出店に注力しており、26/2 期末には 84 店(前期末比 15 店増)を計画している。
業績は底堅く推移していくとみられる。中古車小売販売台数は、大型店出店などにより増加傾向にある。台当たり粗利益は、中古車市況の影響を受けるものの、保証など付帯サービスの拡充などにより、一定の水準を確保していくと考えられる。全国店舗網の構築、「ガリバー」ブランドの知名度の高さなどから中古車買取、販売大手の地位を確立している。今後も大型店の出店、整備工場の増加などにより、顧客の幅広いニーズを取り込んでいくとみられる。事業拡大への投資が進むとみられるが、利益蓄積に伴う自己資本の増加などから、財務構成は安定した推移が予想される。これらを総合的に勘案し、格付を据え置き、見通しを安定的とした。
26/2 期の売上高は 5,468 億円(前期比 10.1%増)、営業利益は 201 億円(同 1.1%増)と増収増益の計画である。26/2 期第 2 四半期累計の台当たり粗利益は、オートオークション相場変動の影響を受け、前年同期比で減少した。この先、中古車小売販売台数の増加および台当たり粗利益の維持・拡大により、人件費をはじめとした販管費の増加をカバーしていく必要がある。今後も中古車相場の動向に注意を払いつつ、販売台数と台当たり粗利益の推移をフォローしていく。
26/2 期第 2 四半期末の自己資本比率は 33.9%(25/2 期末 36.1%)など、財務構成は一定の水準を維持している。中古車割賦販売の拡大により売掛金が増加傾向にあるが、債権流動化により売掛金の規模をコントロールし、キャッシュフローへの影響を抑制する計画である。26/2 期も大型店および整備工場の新設など事業拡大に伴う資金負担が予想される。ただ、業績の底堅い推移、需要に対応した在庫コントロールの継続的な実施などから、財務構成の安定性を維持していくことは可能とみられる。
販売会社
以下に示す証券会社で「株式会社IDOM第3回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:Gulliver=IDOM債)を販売しています。
| 証券会社 | 引受額 |
|---|---|
| SBI証券 | 10億円 |
| 合計 | 10億円 |
SBI証券
SBI証券は「株式会社IDOM第3回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:Gulliver=IDOM債)をオンラインでのみ販売しています。
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参考文献
株式会社IDOM (2025) 初の個人投資家向け社債「Gulliver=IDOM 債」発行に関するお知らせ
株式会社日本格付研究所 (2025) News Release
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