大阪府住宅供給公社が個人向け社債「第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>」(愛称:公社賃貸スマリオ債)を2026年6月16日に発行します。
銘柄
第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>
愛称
公社賃貸スマリオ債
発行体
第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>(愛称:公社賃貸スマリオ債)の発行体は大阪府住宅供給公社です。
大阪府住宅供給公社は、地方住宅供給公社法に基づき、大阪府が全額出資して設立した公的な特別法人です。主な役割は、府民の生活の安定と社会福祉の増進を図るため、良質な賃貸住宅の供給や管理、まちづくりを推進することにあります。
戦後の深刻な住宅不足を背景に誕生したこの組織は、現在、約2万戸の自社賃貸住宅を管理するだけでなく、約12万戸に及ぶ大阪府営住宅の修繕や管理代行業務も担っています。近年では単なる箱としての住宅供給に留まらず、老朽化した団地をリノベーションによって魅力的な住空間へと再生させる「SMALIO(スマリオ)」ブランドの展開や、二つの住戸をつなげて広くする「ニコイチ」などの独創的なプロジェクトを通じ、若年・子育て世帯の誘致にも力を入れています。
また、高齢者向けの優良賃貸住宅の提供や、地域コミュニティの活性化を目的としたイベントの開催、空き家活用による地域課題の解決など、民間企業では採算性の面から着手が難しい分野においても、公共性の高いディベロッパーとして、大阪の豊かな住環境づくりを多角的に支えています。
| 名称 | 大阪府住宅供給公社 |
| 創業 | 1950年6月 |
| 本社所在地 | 大阪市中央区今橋2丁目3番21号 |
| 代表者 | 理事長 芳本 竜一 |
| 根拠法 | 地方住宅供給公社法(昭和40年法律第124号) |
| 設立団体 | 大阪府 |
| 基本金 | 3,100万円(大阪府全額出資) |
| 職員数 | 216 名(2026年4月1日現在) |
| 発行体格付 | AA-(安定的)株式会社格付投資情報センター |
令和7年3月31日現在における大阪府住宅供給公社の貸借対照表は次のとおりです。
| 流動資産 | 20,641,374,391 |
| 固定資産 | 201,702,651,381 |
| 資産合計 | 222,344,025,772 |
| 流動負債 | 13,380,015,283 |
| 固定負債 | 140,704,195,080 |
| 負債合計 | 154,084,210,363 |
| 資本金 | 31,000,000 |
| 剰余金 | 68,228,815,409 |
| 資本合計 | 68,259,815,409 |
| 負債及び資本合計 | 222,344,025,772 |
令和6年4月1日から令和7年3月31日 における大阪府住宅供給公社の損益計算書は次のとおりです。
| 事業収益 | 20,953,864,637 |
| 事業原価 | 17,874,673,182 |
| 一般管理費 | 1,012,294,736 |
| 事業利益 | 2,066,896,719 |
| その他経常収益 | 50,591,049 |
| その他経常費用 | 417,870,323 |
| 経常利益 | 1,699,617,445 |
| 特別利益 | 395,059,528 |
| 特別損失 | 188,896,328 |
| 当期純利益 | 1,905,780,645 |
発行条件
第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>(愛称:公社賃貸スマリオ債)の発行条件は以下のとおりです。
期間
3年
利率
1.820%
発行価格
額面100円につき100円
申込単位
10万円
発行総額
5億円
ソーシャルボンド
ソーシャルボンドとは、調達資金の使途を社会的課題の解決に資する事業(ソーシャルプロジェクト)に限定して発行される債券です。具体的には、①調達資金又はその相当額が適格なソーシャルプロジェクトのみに充当され、②調達資金の管理が適切に行われるとともに、③資金の充当状況や社会的効果について、発行後のレポーティングを通じて透明性が確保される債券です。
スケジュール

「第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>」(愛称:公社賃貸スマリオ債)の条件決定から償還までのスケジュールは以下のとおりです。
- 2026.6.4条件決定
- 2026.6.5募集開始
- 2026.6.15募集終了
- 2026.6.16発行
- 2026.12.16利払い
- 2027.6.16利払い
- 2027.12.16利払い
- 2028.6.16利払い
- 2028.12.16利払い
- 2029.6.16利払い
- 2029.6.15利払い・償還
条件決定日
2026年6月4日
募集期間
2026年6月5日〜2026年6月15日
発行日
2026年6月16日
利払日
毎年6月16日及び12月16日(年2回)
償還日
2029年6月15日
格付

第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>(愛称:公社賃貸スマリオ債)は株式会社格付投資情報センター(R&I)から「AA-」の長期個別債務格付を取得する予定です。
株式会社格付投資情報センターによる格付事由は以下のとおりです。
地方住宅供給公社法に基づき、大阪府が全額出資する特別法人。賃貸住宅では約2.1万戸の管理戸数を有し、東京都に次ぐ全国2位の事業規模を持つ。府の住生活基本計画において「大阪府の住宅政策をともに推進する団体」に位置付けられ、住宅などに関する課題に対応する役割を果たすことが明記されている。民間では不十分なファミリー向け賃貸住宅、アフォーダブル(賃料が手頃で質の良い)住宅の供給、地域のまちづくり貢献、ストック資産を活用したセーフティネットの提供など、様々な施策を実行する。
府からみた住宅政策上の重要性は高く、公社の収益・財務基盤の評価とともに府の信用力を格付に反映している。政府は「住生活基本計画」の見直し作業を進めており、大阪府も同計画を元に新たな住宅政策を公表する見通し。公社は引き続き政策上の重要な役割を担う方向性であり、内容を注視していく。
賃貸管理事業と府営住宅の受託事業などを手掛け、合計121団地を運営する賃貸管理事業が安定したキャッシュフローを生んでいる。府からの受託事業では公営住宅法上の管理代行制度による府営住宅計画修繕業務と高齢者向け優良賃貸住宅などの入居者選定業務を実施している。
2031年度まで10カ年の中期経営計画、住宅ストック活用計画をもとに各種の施策を進めている。府の住生活基本計画に沿って、人口減に対応した適正な住宅戸数を維持しつつ、必要な投資を行い、良質な賃貸住宅を供給している。2024年度には、環境に配慮した諸設備の導入、優れた省エネ性能などを備え、「ZEH-M Oriented」の認定を取得した賃貸物件の取り扱いを開始した。既存団地の建て替えでは今後も、立地や周辺の人口・世帯状況を考慮したストック活用が進むとみられる。
2024年度まで18期連続の黒字決算を達成するなど収支は安定している。賃貸住宅事業での稼働率上昇も寄与している。建て替え、長期有効活用、耐震改修などのストックへの投資は以前に比べ増加する予定。足元では資材費や労務費の高騰もあり、投資負担から有利子負債の削減ペースは鈍るものの、資本負債構成は今後も改善が進むとみている。
出典:「NEWS RELEASE」株式会社格付投資情報センター
販売会社
次に示す証券会社で第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>(愛称:公社賃貸スマリオ債)を販売しています。
| 金融機関 | 引受金額 |
|---|---|
| 大和証券 | 200,000,000円 |
| みずほ証券 | 150,000,000円 |
| 野村證券 | 150,000,000円 |
| 計 | 500,000,000円 |
販売会社によって引受金額が異なります。引受金額が大きい金融機関ほど購入しやすくなります。
大和証券
大和証券は第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>(愛称:公社賃貸スマリオ債)の買付注文をオンライントレードで取り扱っています。
みずほ証券
みずほ証券は第25回大阪府住宅供給公社債券<ソーシャルボンド>(愛称:公社賃貸スマリオ債)の買付注文をネット倶楽部では取り扱っていません。
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参考文献
大阪府住宅供給公社 (2026) 個人向け社債(リテール債)
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