REVADD(リバード)は株式会社レイズが運営する不動産投資型クラウドファンディングです。
概要
不動産投資型クラウドファンディング「REVADD(リバード)」の概要は以下のとおりです。
分類 | 不動産投資型クラウドファンディング |
不動産特定共同事業 | 第1号及び第2号(電子取引業務を行う) |
組合型 | 匿名組合 |
運営会社 | 株式会社レイズ |
募集 | 先着順または抽選 |
出資 | 優先劣後出資 |
入金 | 投資確定後 |
投資対象物件 | 住居 |
最低出資金額 | 1万円 |
平均想定利回り | 10.0% |
平均運用期間 | 6か月 |
平均募集金額 | 110,000,000円 |
公式サイト | www.revadd.jp |
なし | |
なし | |
X (Twitter) | @REVADD_jp |
REVADDとは「Real Estate Value ADD」の略で、不動産に新たな価値を加えるとの意味が込められています。
運営会社
REVADD(リバード)の運営会社である株式会社レイズは、不動産特定共同事業者の第1号及び第2号事業者(電子取引業務を行う)です。つまり不動産投資クラウドファンディングにまつわる業務をすべて自前で行います。
商号 | 株式会社レイズ |
所在地 | 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング10階 |
設立 | 2016年3月17日 |
資本金 | 1億円 |
役員 | 代表取締役 谷元勝美 |
事業内容 | 再生可能エネルギーアセットに関するコンサルティング 再生可能エネルギーアセットマネジメント 不動産開発・仲介・リノベーション 不動産に関するコンサルティング 経営コンサルティング |
許認可等 | 不動産特定共同事業許可番号 東京都知事第167号 宅地建物取引業:東京都知事 (2) 第99937号 貸金業:東京都知事 (2) 第31716号 古物商:東京都公安委員会 第301012217613号 |
加盟協会 | 日本貸金業協会 |
メリット
REVADDには以下に示すメリットがあります。
- 優先劣後出資
- 利回りが高い
- 出金手数料が無料
- 優先交渉権が付与される
優先劣後出資
RIVADDのファンドは、一般投資家による優先出資と株式会社レイズによる劣後出資から組成されます。
株式会社レイズが劣後出資部分を担うため、評価損が発生した場合でも、投資家の資産が優先的に守られます。また、組成ファンドによっては、提携保証会社による物件の買取保障が可能となります。この場合も、株式会社レイズが劣後出資部分を担うため、より安全に投資家様の資産が守られる仕組みとなっています。
※組成ファンドによって条件が異なります。
出金手数料が無料
プロジェクト運営事業者から出資者の口座へ振込みをする場合は、運営事業者が振込手数料を負担します。
情報開示に積極的
REVADD(リバード)では以下に示す情報が開示されます。
- 物件の選定、取得、運用・管理、売却に至るすべてのプロセス
- 収益並びに費用を含むキャッシュフロー
- リノベーションの状況など、案件の進捗状況
これらの情報が開示されることによって全てのプロセスに関わることができ、投資の全過程を体感することが可能です。また、自らが物件を購入したかのように、キャッシュフローを判断することが可能です。透明性を非常に重視していて、自社に不利な情報があったとしても開示していく方針です。
優先交渉権が付与される
REVADD(リバード)のファンドに最も多くの出資をした投資家に、当該物件にかかる優先交渉権が付与されます。クラウドファンディングに参加しつつ、気に入った物件を入手することもできます。優先交渉権において、以下に示す購入特典があります。
- 株式会社レイズがマーケットで売却するのと同じ条件での案内
- 仲介手数料が通常3%かかるところ、1%へディスカウント
出資額が多い投資家から順に優先交渉が行われます。
デメリット
REVADDには以下に示すデメリットがあります。
- 中途解約できない
中途解約できない
不動産投資型クラウドファンディングは中途解約できないものが多いのですが、一部の業者では中途解約できるものもあります。REVADD(リバード)のファンドは、投資家の都合等による匿名組合契約の途中解約できません。
ファンド
REVADD(リバード)は以下に示すファンドを募集・運用しています。
ファンド | 予定運用期間 | 予定利回り |
---|---|---|
第2号ファンド 中野プロジェクト | 10か月 | 4.0% |
第1号ファンド 大森プロジェクト | 6か月 | 10.0% |
平均 | 8か月 | 7.0% |
REVADD 第2号ファンド 中野プロジェクト
「第2号ファンド 中野プロジェクト」の概要は以下のとおりです。
プロジェクト名 | REVADD 第2号ファンド 大森プロジェクト |
募集区分 | 抽選 |
案件区分 | インカム・キャピタル併用型 |
予定利回り | 4.00%(年率・税引前) |
予定運用期間 | 10か月 |
募集期間 | 2023年08月23日~2023年09月13日 |
募集総額 | 105,000,000円 |
分配の方法 | 年1回 |
償還日 | 2024年08月31日 |
出資割合 | 優先出資:70% 劣後出資:30% |
REVADD 第1号ファンド 大森プロジェクト
「REVADD 第1号ファンド 大森プロジェクト」の概要は以下のとおりです。
プロジェクト名 | REVADD 第1号ファンド 大森プロジェクト |
募集区分 | 先着 |
案件区分 | キャピタルゲイン型 |
予定利回り | 10.00%(年率・税引前) |
予定運用期間 | 6か月 |
募集期間 | 2022年11月24日~2022年12月15日 |
募集総額 | 110,000,000円 |
分配の方法 | 年1回 |
償還日 | 2023年07月31日 |
出資割合 | 優先出資:64.71% 劣後出資:35.29% |
リスク
REVADD(リバード)のファンドには以下に示すリスクがあります。
- 信用リスク
- 流動性リスク
信用リスク
株式会社レイズの経営・財務状態が悪化した場合、利払い・償還金の支払いが滞ることがあります。匿名組合型の不動産投資クラウドファンディングの場合、投資家から集めた資金で不動産を購入しても、不動産の所有権は投資家にはありません。株式会社レイズの債権者への弁済にファンドの不動産が充てられることがあります。
流動性リスク
REVADD(リバード)のファンドは、投資家の都合等による匿名組合契約の途中解約できません。
関連記事
参考文献
株式会社レイズ (2023) クラウドファンディング|不動産投資ならREVADD(リバード)
コメント