A fundingは東京証券取引所マザーズ市場上場企業である株式会社アンビションDX ホールディングスが運営する不動産投資型クラウドファンディングです。
概要
不動産投資型クラウドファンディング「A funding」の概要は次のとおりです。
分類 | 不動産投資型クラウドファンディング |
運営会社 | 株式会社アンビションDX ホールディングス |
事業者区分 | 不動産特定共同事業者 |
募集方式 | 先着順 |
優先劣後方式 | あり |
対象物件 | 住居 |
最低投資額 | 1万円 |
中途解約 | 不可 |
平均想定分配利回り | 5.37% |
平均運用期間 | 7.2か月 |
平均募集金額 | 9,181,667円 |
運営会社
不動産投資型クラウドファンディング「A funding」の運営会社は株式会社アンビションDX ホールディングスです。株式会社アンビションDX ホールディングスは東京証券取引所グロース市場に上場しています。
商号 | 株式会社アンビションDX ホールディングス |
設立日 | 2007年9月14日 |
資本金 | 3億7,978万円 |
本店所在地 | 東京都渋谷区神宮前2-34-17 住友不動産原宿ビル |
事業内容 | プロパティマネジメント事業 インベスト事業 賃貸仲介事業 不動産DX事業 少額短期保険事業 海外システム事業 |
上場企業 | 東京証券取引所グロース市場 |
証券コード | 3300 |
許可番号 | 不動産特定共同事業許可 東京都知事 第127号 |
許可種別 | 不動産特定共同事業 第一号、第二号 (電子取引業務を行う) |
株式会社アンビションDX ホールディングスは不動産特定共同事業第一号および第二号の許可を受けています。
事業者 | 事業内容 |
---|---|
第1号 | 不動産特定共同事業契約を締結し、契約に基づいて運営される不動産取引から得られる利益等の分配を行う |
第2号 | 不動産特定共同事業契約締結の代理もしくは媒介をする |
出典:国土交通省 不動産特定共同事業(FTK)法の概要
メリット
不動産投資型クラウドファンディング A funding には以下に示すメリットがあります。
- 最低1万円から投資できる
- 優先劣後出資構造を採用している
- GMOあおぞらネット銀行からの振込手数料が無料
- 出金手数料が無料
- 譲渡可能
最低1万円から投資できる
不動産投資型クラウドファンディング「A funding」のファンドへは、最低1万円から投資できます。
優先劣後出資構造を採用している
不動産投資型クラウドファンディング「A funding」のファンドは、優先劣後出資構造を採用しています。
投資家は優先出資者としてファンドへ出資します。運営会社である株式会社AMBITIONも劣後出資者としてファンドへ出資します。分配や元本償還は優先出資者へ優先的に支払われます。もし損失が発生した場合、劣後出資者が優先的に負担します。この仕組みにより、投資家のリスクを抑えています。
GMOあおぞらネット銀行からの振込手数料が無料
出資の際の振込手数料は、投資家様の負担となります。A funding の出資受け入れ口座はGMOあおぞらネット銀行ですので、GMOあおぞらネット銀行からの振り込みの場合は無料となります。
出金手数料が無料
投資対象不動産を予定通りに売却できた場合の、元本の償還と利益の分配に掛かる振込手数料は匿名組合の負担となりますので、投資家様への分配額から差し引かれること はありません。
譲渡可能
不動産投資型クラウドファンディングの多くでは、出資したファンドが譲渡不可能で、満期になるまで換金できません。クラウドファンディング不動産投資「A funding」のファンドは譲渡可能です。ただし、契約上の地位の譲渡に伴う事務手続きなどの対価として、譲渡の完了時に手数料金10,000円がかかります。
デメリット
不動産投資型クラウドファンディング A funding には以下に示すデメリットがあります。
- 中途解約できない
- ファンドの募集が少ない
中途解約できない
不動産投資型クラウドファンディング A funding のファンドは、原則として、中途解約できません。ただし、次の場合は中途解約できます。
- 投資家本人が死亡したとき
- 株式会社AMBTIONの経営破綻など、商法第540条第2項に規定される 「やむを得ない事由」が存在するとき
ファンドの募集が少ない
不動産投資型クラウドファンディング A funding のファンドが募集されることは少なく、2023年に募集されたファンドはひとつだけです。2022年は募集がありませんでした。
募集年 | 募集数 |
---|---|
2023年 | 1 |
2022年 | 0 |
2021年 | 1 |
2020年 | 4 |
ファンド一覧
不動産投資型クラウドファンディング「A funding」は過去に次のファンドを募集・運用しています。
ファンド | 予定運用期間 | 想定分配利回り |
---|---|---|
A funding 第6号 不動産特定共同事業 | 8か月 | 6.7% |
A funding 第5号 不動産特定共同事業 | 9か月 | 4.5% |
A funding 第4号 不動産特定共同事業 | 6か月 | 5.0% |
A funding 第3号 不動産特定共同事業 | 7か月 | 5.0% |
A funding 第2号 不動産特定共同事業 | 7か月 | 5.0% |
A funding 第1号 不動産特定共同事業 | 6か月 | 6.0% |
平均 | 7.2か月 | 5.37% |
※想定分配利回りは年利(税引前)
A funding 第6号 不動産特定共同事業
「A funding 第6号 不動産特定共同事業」は、東京都品川区大崎のマンション1室を購入し、賃貸および売却を行うファンドです。
予定運用期間 | 8か月 |
想定分配利回り | 6.7% |
出資金募集総額 | 1,750万円 |
出資単位(1口あたり) | 1万円 |
出資総口数 | 1,750口 |
譲渡 | 可能 |
劣後出資比率 | 30% |
想定分配利回り(6.7%)は、予定運用期間(8か月)における利回りであり、年利ではありません。
このファンドは譲渡可能ですが、手数料として1万円かかります。
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参考文献
株式会社アンビションDX ホールディングス (2023) A funding
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