楽天カードとは、楽天カード株式会社が発行しているクレジットカードです。
楽天カードとは
楽天カードはJCSI(日本版顧客満足度指数)という顧客満足度調査のク
株式会社GVが2019年に実施した調査によると、クレジットカード利用者のおよそ3人に1人が楽天カードを保有・利用しています。レジットカード部門において、楽天カードは8年間連続して顧客満足度第1位を獲得しています。
楽天カードはたいへん満足度の高いクレジットカードですが、楽天カードにもさまざまな種類があります。選択肢が多いのは良いことですが、その違いに迷うことが多いので、その比較をしてみました。
楽天ポイント
楽天カードでお買い物をすると楽天ポイントがもらえます。また、カードの利用代金を楽天ポイントで支払うこともできます。
楽天カード各種の還元率は皆同じで、利用金額の1%が楽天ポイントで還元されます。
ただし、公共料金等は200円の利用につき1ポイント(還元率0.5%)になります。具体的には、次のものが対象です。
- 公共料金(電気、ガス、水道)
- 税金(国税、都道府県税など)
- 国民年金保険料
- Yahoo!公金支払い
楽天市場のSPU対象
楽天市場での買い物には、還元率がプラスされるSPU(スーパー・ポイントアップ・プログラム)が適用されます。このSPUは楽天カード各種によって異なります。
クレジットカード | SPU | 楽天市場の還元率 |
---|---|---|
楽天カード | +2倍 | 3% |
楽天PINKカード | +2倍 | 3% |
楽天ゴールドカード | +2倍 | 3% |
楽天プレミアムカード | +4倍 | 5% |
カードの年会費を含めた還元額は、次のようになります。
カード利用代金をポイントで支払える
平成30年9月12日から、楽天カードの利用代金の支払いを楽天ポイントで支払えるようになりました。
楽天カードによるお買い物代金はもちろん、カード年会費や分割・ボーナス払い手数料、リボ払い手数料も楽天ポイントで支払うことができます。ただし、カードキャッシングの融資金や利息はポイントで支払えません。
楽天カードの利用代金を楽天ポイントで支払うには、都度楽天e-NAVIから手続きをする必要があります。
1回の手続きで利用できる最大ポイント数や1か月に利用できる最大ポイント数には上限があり、楽天の会員ランクによって異なります。
ダイヤモンド会員 | ダイヤモンド会員以外 | |
---|---|---|
1回の手続きで利用できるポイント数 | 50~50万ポイント | 50~3万ポイント |
1か月に利用できるポイント上限 | 50万ポイント | 10万ポイント |
楽天カードの会員であれば楽天の会員ランクをダイヤモンド会員にすることは難しくありません。
年会費
楽天カード各種の年会費は次のとおりです。
クレジットカード | 年会費 |
---|---|
楽天カード | 無料 |
楽天PINKカード | 無料 |
楽天ゴールドカード | 2,200円 |
楽天プレミアムカード | 11,000円 |
国際ブランド
楽天カードは次の3つの国際ブランドを選べます。
- VISA
- Mastercard
- American Express
- JCB
楽天カードは2枚持ちができるので、VISAとJCBの両方を持つこともできます。
クレジットカード1枚しか持てないカード会社の場合、国際ブランドを切り替えるには、既に持っているカードを解約して新規申し込みする必要があります。新規申し込みには否決されるリスクがありますが、楽天カードは2枚持つことができるので、安心して国際ブランドを切り替えることができます。
Visaのタッチ決済を搭載
Visaブランドの楽天カードはVisaのタッチ決済を搭載しています。
既にVisaブランドの楽天カードを持っている方は、会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」からVisaのタッチ決済を搭載したカードへ切り替えることができます。
Mastercardコンタクトレスを搭載
Mastercardブランドの楽天カードはMastercardコンタクトレスを搭載しています。
既にMastercardブランドの楽天カードを持っている方は、会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」からMastercardコンタクトレスを搭載したカードへ切り替えることができます。
海外旅行傷害保険
楽天カードには海外旅行傷害保険が付いています。
海外旅行傷害保険の対象となるのは、旅行代金等を楽天カードで支払ったときで、いわゆる「利用付帯」です。
2020年10月1日から、楽天カードの海外旅行傷害保険の対象が改悪されます。
期間 | 対象 |
---|---|
2020年9月30日まで | 自宅から出発空港までの交通費 海外旅行の代金 |
2020年10月1日から | 海外旅行の代金 |
自宅から出発空港までの公共交通の交通費を楽天カードで支払えば、空港までに行く途中で起こった事故等も海外旅行傷害保険の対象となっていたのですが、2020年10月1日から対象外となります。
海外での利用
楽天カードを海外で利用する場合、国際ブランドによって為替レートや事務手数料が異なります。
国際ブランド | 事務手数料 |
---|---|
Visa | 1.63% |
Mastercard | 1.63% |
Ameican Express | 2.00% |
JCB | 1.60% |
海外事務手数料とは、海外でクレジットカード、デビットカード又はプリペイドカードを使用する際に発生する手数料のことです。海外でクレジットカード等を利用する場合、外貨で決済することになります。このときの為替レートはVisa、Mastercard及びJCB等の国際ブランドが定めていますが、これに加えて、カード発行会社が海外事務手数料を為替レートに上乗せしています。楽天カードでは、国際ブランドの事務手数料に加えて、2.20%の海外事務手数料がかかります。
締め日
楽天カードの締め日は、毎月の月末です。翌月27日が請求日となります。27日が金融機関の休業日の場合、翌営業日となります。
マイナポイント
楽天カードをマイナポイントに登録すると、20,000円の利用で5,000円分の楽天ポイントがもらえます。スマホの楽天カードアプリからマイナポイント登録手続きができます。
楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードとは、楽天カードが発行するカードで、楽天カードの上位版になります。年会費は2,160円(税込)で、利用金額の1%に当たる楽天ポイントが貯まります。提携カードブランドはVISA、Master、JCBから選べます。電子マネーの「楽天Edy」も内蔵しています。
空港ラウンジの利用無料
楽天ゴールドカード会員は、国内主要空港、ハワイ・ホノルル空港、韓国・仁川国際空港などのラウンジを無料で利用できます。
楽天市場の買物でポイントアップ
楽天市場での買い物は、通常のポイントに4倍のポイントが加算されて、5倍になります。ただし、通常の楽天カードでも、楽天市場での買い物はポイント4倍になり、通常の楽天カードと楽天ゴールドカードの差は+1倍となります。年会費が2,160円なので、ポイントアップのことだけを考えれば、楽天市場で年間約20万円以上の買物をするのであれば、通常の楽天カードより楽天ゴールドカードの方が得になります。
海外旅行保険付帯
楽天ゴールドカードには、海外旅行中の病気や怪我を保証する保険が付帯しています。傷害死亡・後遺障害保険金最高2,000万円が保障されます。ただし、交通費やパッケージツアーの料金を楽天ゴールドカードで支払うことが条件(利用付帯)です。
キャンペーン
楽天カードでは次のキャンペーンを実施しています。
- 楽天カード 新規入会&利用で10,000ポイントプレゼント
楽天カード 新規入会&利用で10,000ポイントプレゼント
2022年9月9日から2022年9月20日までのキャンペーンン期間中に新規で楽天カードに入会し、2022年11月25日までに楽天カードを利用すると、10,000円相当の楽天ポイントがプレゼントされます。
楽天カードについて詳しくは公式サイトでご確認ください。
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