ファンドラップの比較(2019年版)

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ファンドラップをどこの証券会社や銀行で行うかお悩みのあなたへ。この記事では、金融庁が調査・公表している統計を基にファンドラップを比較しています。これを見れば、どこを選べばお得なのかすぐに分かります。

ファンドラップの比較

ファンドラップとは、投資家が証券会社や銀行と投資一任契約を締結したうえで、投資家が預けた資金を証券会社や銀行が投資信託(ファンド)で運用する仕組みです。

投資家が投資信託で資産運用する場合、通常は自分で選んで購入しますが、ファンドラップでは証券会社や銀行が投資信託を選びます。数千種類ある投資信託の中から適切なものを選ぶことは初心者には困難ですが、ファンドラップなら専門家が選んでくれます。

ファンドラップは証券会社や銀行によって運用成績や手数料が異なるので、それぞれを比較してみます。

運用成績の比較

ファンドラップの運用は証券会社や銀行が行うので、運用の巧拙が如実に現れます。

では、ファンドラップはどこの証券会社や銀行を選べばいいのでしょうか? ブログやSNSで評判や口コミを調べる方法もありますが、評判や口コミは個人の主観に過ぎませんので、あてにはできません。データとしても乏しすぎます。

実は、ファンドラップの運用成績は金融庁が調査・公表しています。監督官庁である金融庁が、証券会社や銀行ごとにまとめた統計データなので、個人の評判や口コミより正確で参考になります。

ファンドラップの顧客全体のうち、利益が出ている顧客の割合は次のとおりです。

運用損益率0%以上の顧客割合(ファンドラップ)
順位金融機関割合
1大和証券80%
2三菱UFJ信託銀行80%
3GAIA73%
4SMBC日興証券70%
5埼玉りそな銀行67%
6りそな銀行64%
7関西みらい銀行55%
8楽天証券54%
9水戸証券53%
10東海東京証券53%
11ほくほくTT証券52%
12みずほ証券48%
13三井住友信託銀行43%

出典:販売会社における比較可能な共通KPIの傾向分析(2019)金融庁

最も成績優秀だったのは大和証券と三菱UFJ信託銀行で、ファンドラップの顧客のうち8割は利益が出ています。

一方、みずほ証券と三井住友信託銀行では、ファンドラップの顧客のうち半数以上が損失を抱えています。

関西みらい銀行は、金融庁の発表時点(2019年1月)では近畿大阪銀行でしたが、2019年4月に関西アーバン銀行と合併して、関西みらい銀行となりました。

手数料の比較

ファンドラップの手数料は、運用成績に関わらず一定の手数料を徴収する「固定報酬型」と、運用益に応じて手数料を徴収する「成果報酬型」の2種類があります。

固定報酬型

固定報酬型ファンドラップの手数料は、次のとおりです。

ファンドラップの手数料比較
金融機関手数料備考
楽天証券0.65%
大和証券1.00%ダイワファンドラップ オンライン
SMBC日興証券1.20%5,000万円以下の部分
埼玉りそな銀行1.20%
りそな銀行1.20%
関西みらい銀行1.20%
三菱UFJ信託銀行1.40%3,000万円以下の部分
三井住友信託銀行1.40%
東海東京証券1.50%5,000万円以下の部分
みずほ証券1.50%
水戸証券2.00%5,000万円以下の部分
GAIA35,000円
ほくほくTT証券非公開

成功報酬型

成功報酬型ファンドラップの手数料は、次のとおりです。

金融機関手数料
楽天証券運用資産の0.55% + 運用益の5%
埼玉りそな銀行運用資産の1.20% + 運用益の10%
りそな銀行運用資産の1.20% + 運用益の10%
関西みらい銀行運用資産の1.20% + 運用益の10%
三菱UFJ信託銀行運用資産の1.20% + 運用益の10%
みずほ証券運用資産の1.20% + 運用益の10%
水戸証券運用資産の1.50% + 運用益の10%
三井住友信託銀行運用資産の0.93% + 運用益の15%
東海東京証券運用資産の1.02% + 運用益の15%

なお、次の証券会社には成功報酬型のファンドラップはありません。

  • 大和証券
  • SMBC日興証券
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