ファンドラップの運用成績を銀行・証券会社ごとに比較 2021年版

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ファンドラップをどこの証券会社や銀行で行うかお悩みのあなたへ。この記事では、金融庁が調査・公表している統計を基にファンドラップを比較しています。これを見れば、どこを選べばお得なのかすぐに分かります。

ファンドラップの比較

ファンドラップとは、投資家が証券会社や銀行と投資一任契約を締結したうえで、投資家が預けた資金を証券会社や銀行が投資信託(ファンド)で運用する仕組みです。

投資家が投資信託で資産運用する場合、通常は自分で選んで購入しますが、ファンドラップでは証券会社や銀行が投資信託を選びます。数千種類ある投資信託の中から適切なものを選ぶことは初心者には困難ですが、ファンドラップなら専門家が選んでくれます。

ファンドラップは証券会社や銀行によって運用成績や手数料が異なるので、それぞれを比較してみます。

運用成績の比較

ファンドラップの運用は証券会社や銀行が行うので、運用の巧拙が如実に現れます

では、ファンドラップはどこの証券会社や銀行を選べばいいのでしょうか? ブログやSNSで評判や口コミを調べる方法もありますが、評判や口コミは個人の主観に過ぎませんので、あてにはできません。データとしても乏しすぎます。

実は、ファンドラップの運用成績は金融庁が調査・公表しています。銀行や証券会社などの各金融機関が監督官庁である金融庁へ報告する統計データなので、個人の評判や口コミより正確で参考になります

ファンドラップの顧客全体のうち、利益が出ている顧客の割合は次のとおりです。

運用損益がプラスの顧客割合(ファンドラップ)
順位金融機関割合
1大和証券99.6%
2山陰合同銀行99.4%
3SMBC日興証券99.0%
4りそな銀行98.0%
5愛媛銀行97.5%
6埼玉りそな銀行97.0%
7関西みらい銀行97.0%
8みなと銀行97.0%
9楽天証券95.2%
10三井住友信託銀行95.0%
11東海東京証券82.3%
12いちよし証券82.0%
13水戸証券78.5%
14三菱UFJ信託銀行22.0%
15三菱UFJモルガン・スタンレー証券18.0%

※2021年6月現在

昨年は武漢肺炎の影響による株価下落の影響を受けたため、各社の成績が悪くなりました。その後は株価が反発したため、各社の運用成績が向上しました。大半の金融機関で、ファンドラップの損益がプラスである人の割合が9割を超えています。

手数料の比較

ファンドラップの手数料は、運用成績に関わらず一定の手数料を徴収する「固定報酬型」と、運用益に応じて手数料を徴収する「成果報酬型」の2種類があります。

固定報酬型

固定報酬型ファンドラップの手数料は、次のとおりです。

ファンドラップの手数料比較
金融機関手数料備考
楽天証券0.715%
ごうぎん証券
山陰合同銀行
0.715%ボンドコア・プログラム
2,000万円以下の部分
大和証券1.100%ダイワファンドラップ オンライン
SMBC日興証券1.320%5,000万円以下の部分
関西みらい銀行
埼玉りそな銀行
りそな銀行
1.320%
山陰合同銀行1.375%マスター・プログラム
2,000万円以下の部分
三菱UFJ信託銀行1.540%
三井住友信託銀行1.540%
東海東京証券1.650%5,000万円以下の部分
みずほ証券1.650%
水戸証券2.200%5,000万円以下の部分
GAIA35,000円
ほくほくTT証券非公開

※手数料は税込

成功報酬型

成功報酬型ファンドラップの手数料は、次のとおりです。

金融機関手数料
楽天証券運用資産の0.605% + 運用益の5.5%
関西みらい銀行
埼玉りそな銀行
りそな銀行
運用資産の1.210% + 運用益の11%
三菱UFJ信託銀行運用資産の1.320% + 運用益の11%
みずほ証券運用資産の1.320% + 運用益の11%
水戸証券運用資産の1.650% + 運用益の11%
三井住友信託銀行運用資産の1.023% + 運用益の16.5%
東海東京証券運用資産の1.122% + 運用益の16.5%

※手数料は税込

「成功報酬型」と謳っていながら、1.2%以上の下駄(固定報酬)を履かせているところも多いのが現状です。実質的に成功報酬の体を成していないので、注意が必要です。

なお、次の証券会社には成功報酬型のファンドラップはありません。

  • SMBC日興証券
  • 山陰合同銀行
  • 大和証券

大和証券のファンドラップ

大和証券のファンドラップには、次に示す3種類があります。

  • ダイワファンドラップ
  • ダイワファンドラップ オンライン
  • ダイワファンドラップ プレミアム(プレミアム特約付ダイワファンドラップ)

ダイワファンドラップ

ダイワファンドラップの概要は次のとおりです。

ダイワファンドラップ
契約金額300万円以上
手数料資産評価額とリスク水準に応じた料率
リスク水準安定から積極まで5種類
資産クラス日本株式
外国株式
日本債券
外国債券
J-REIT
外国REIT
コモディティ
ヘッジファンド
対象ファンド資産クラスごとに計10本の投資信託
付帯サービス定期受取サービス
寄附サービス

ダイワファンドラップ オンライン

ダイワファンドラップ オンラインの概要は次のとおりです。

ダイワファンドラップ オンライン
契約金額1万円以上
手数料年1.1%
リスク水準より安定からより積極まで7種類
資産クラス日本株式
外国株式(為替ヘッジあり/なし)
日本債券
外国債券(為替ヘッジあり/なし)
J-REIT
外国REIT(為替ヘッジあり/なし)
コモディティ
ヘッジファンド
対象ファンド資産クラスごとに1本、計9本のインデックスファンド
付帯サービス定期積立サービス

ダイワファンドラップ プレミアム

ダイワファンドラップ プレミアムの概要は次のとおりです。

ダイワファンドラップ プレミアム
契約金額3,000万円以上
手数料資産評価額とリスク水準に応じた料率
リスク水準より安定からより積極まで7種類
資産クラス日本株式
外国株式(為替ヘッジあり/なし)
日本債券
外国債券(為替ヘッジあり/なし)
J-REIT
外国REIT(為替ヘッジあり/なし)
対象ファンド4タイプ計38本の投資信託
資産クラスごとに最大3銘柄選択可能
付帯サービス定期受取サービス
相続時受取人指定サービス
暦年贈与サービス
寄附サービス

山陰合同銀行のファンドラップ

山陰合同銀行のファンドラップ「Funds Club」には、「マスター・プログラム」と「ボンドコア・プログラム」という2つの運用コースがあります。

Funds Club
項目マスター・プログラムボンドコア・プログラム
契約金額300万円以上
1万円単位
1,000万円以上
1万円単位
投資対象資産国内株式
国内債券
外国株式
外国債券
世界REIT
オルタナティブ
国内債券
外国債券
オルタナティブ
報酬率2,000万円以下の部分1.375%0.715%
2,000万円超
5,000万円以下の部分
1.243%0.682%
5,000万円超
1億円以下の部分
1.111%0.583%
1億円超の部分0.847%0.418%

※報酬率は税込

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資産運用のすゝめ

コメント

  1. […] などなど、プロが運用するものに関しては相当額が必要で、ロボなど機械が勝手に運用するもの関しては少額設定となっているようです。手数料などについては、ファンドラップの比較サイトがございましたので、こちらをご参照ください。わかり易くていいですね。 […]