ファンドラップの比較(2020年版)

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ファンドラップをどこの証券会社や銀行で行うかお悩みのあなたへ。この記事では、金融庁が調査・公表している統計を基にファンドラップを比較しています。これを見れば、どこを選べばお得なのかすぐに分かります。

ファンドラップの比較

ファンドラップとは、投資家が証券会社や銀行と投資一任契約を締結したうえで、投資家が預けた資金を証券会社や銀行が投資信託(ファンド)で運用する仕組みです。

投資家が投資信託で資産運用する場合、通常は自分で選んで購入しますが、ファンドラップでは証券会社や銀行が投資信託を選びます。数千種類ある投資信託の中から適切なものを選ぶことは初心者には困難ですが、ファンドラップなら専門家が選んでくれます。

カンタン解説♪「ファンドラップ」

ファンドラップは証券会社や銀行によって運用成績や手数料が異なるので、それぞれを比較してみます。

運用成績の比較

ファンドラップの運用は証券会社や銀行が行うので、運用の巧拙が如実に現れます

では、ファンドラップはどこの証券会社や銀行を選べばいいのでしょうか? ブログやSNSで評判や口コミを調べる方法もありますが、評判や口コミは個人の主観に過ぎませんので、あてにはできません。データとしても乏しすぎます。

実は、ファンドラップの運用成績は金融庁が調査・公表しています。監督官庁である金融庁が、証券会社や銀行ごとにまとめた統計データなので、個人の評判や口コミより正確で参考になります

ファンドラップの顧客全体のうち、利益が出ている顧客の割合は次のとおりです。

運用損益率0%以上の顧客割合(ファンドラップ)
順位金融機関割合
1山陰合同銀行94%
2ごうぎん証券89%
3埼玉りそな銀行88%
4関西みらい銀行86%
5三菱UFJ信託銀行83%
6りそな銀行83%
7大和証券74%
8楽天証券72%
9水戸証券62%
10いちよし証券61%
11GAIA59%
12SMBC日興証券54%
13愛媛銀行54%
14東海東京証券53%
13三井住友信託銀行45%

出典:販売会社における比較可能な共通KPIの傾向分析(2019)金融庁

顧客の9割が儲かってる山陰合同銀行

最も成績優秀だったのは山陰合同銀行で、ファンドラップの顧客のうち9割以上は利益が出ています。

なお、2位のごうぎん証券も山陰合同銀行グループ傘下の証券会社です。山陰合同銀行グループの運用能力は評価できます。

6位でも8割以上の顧客に利益が出ている状況であり、かなり好調といえます。

顧客の半分以上が損してる三井住友信託銀行

一方、三井住友信託銀行では、ファンドラップの顧客のうち半数以上が損失を抱えています。

金融庁がこのデータを公表したのが2019年8月です。2019年前半の株式市況が好調であり、大半のファンドラップが利益を上げている中、顧客の半分以上に損をさせている三井住友信託銀行の運用の下手さ加減は突出しています。

金融庁が2019年1月に公表したデータでも三井住友信託銀行は最下位でした。

手数料の比較

ファンドラップの手数料は、運用成績に関わらず一定の手数料を徴収する「固定報酬型」と、運用益に応じて手数料を徴収する「成果報酬型」の2種類があります。

固定報酬型

固定報酬型ファンドラップの手数料は、次のとおりです。

ファンドラップの手数料比較
金融機関手数料備考
楽天証券0.715%
ごうぎん証券
山陰合同銀行
0.715%ボンドコア・プログラム
2,000万円以下の部分
SMBC日興証券1.320%5,000万円以下の部分
関西みらい銀行
埼玉りそな銀行
りそな銀行
1.320%
ごうぎん証券
山陰合同銀行
1.375%マスター・プログラム
2,000万円以下の部分
三菱UFJ信託銀行1.540%
三井住友信託銀行1.540%
東海東京証券1.650%5,000万円以下の部分
みずほ証券1.650%
大和証券1.760%ダイワファンドラップ オンライン
水戸証券2.200%5,000万円以下の部分
GAIA35,000円
ほくほくTT証券非公開

※手数料は税込

成功報酬型

成功報酬型ファンドラップの手数料は、次のとおりです。

金融機関手数料
楽天証券運用資産の0.605% + 運用益の5.5%
関西みらい銀行
埼玉りそな銀行
りそな銀行
運用資産の1.210% + 運用益の11%
三菱UFJ信託銀行運用資産の1.320% + 運用益の11%
みずほ証券運用資産の1.320% + 運用益の11%
水戸証券運用資産の1.650% + 運用益の11%
三井住友信託銀行運用資産の1.023% + 運用益の16.5%
東海東京証券運用資産の1.122% + 運用益の16.5%

※手数料は税込

「成功報酬型」と謳っていながら、1.2%以上の下駄(固定報酬)を履かせているところも多いのが現状です。実質的に成功報酬の体を成していないので、注意が必要です。

なお、次の証券会社には成功報酬型のファンドラップはありません。

  • SMBC日興証券
  • ごうぎん証券
  • 山陰合同銀行
  • 大和証券

ごうぎん証券/山陰合同銀行

ごうぎん証券と山陰合同銀行のファンドラップ「Funds Club」には、「マスター・プログラム」と「ボンドコア・プログラム」という2つの運用コースがあります。

Funds Club
項目マスター・プログラムボンドコア・プログラム
契約金額300万円以上
1万円単位
1,000万円以上
1万円単位
投資対象資産国内株式
国内債券
外国株式
外国債券
世界REIT
オルタナティブ
国内債券
外国債券
オルタナティブ
報酬率2,000万円以下の部分1.375%0.715%
2,000万円超
5,000万円以下の部分
1.243%0.682%
5,000万円超
1億円以下の部分
1.111%0.583%
1億円超の部分0.847%0.418%

※報酬率は税込

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コメント

  1. […] などなど、プロが運用するものに関しては相当額が必要で、ロボなど機械が勝手に運用するもの関しては少額設定となっているようです。手数料などについては、ファンドラップの比較サイトがございましたので、こちらをご参照ください。わかり易くていいですね。 […]