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楽天証券マーケットスピードとマーケットスピード2の違いと使い方

Market Speed

楽天証券は「マーケットスピード」と「マーケットスピード2」という取引アプリを提供しています。ただし、2は完全な上位互換というわけではありません。この記事では、両者の違いを比較しています。

対応OS

マーケットスピードには3種類あり、Market SpeedとMarket Speed ⅡはWindows、Market Speed for MacはMacに対応しています。

Market Speedの対応OS
アプリ Windows Mac
Market Speed ×
Market Speed 2 ×
Market Speed for Mac ×

スマホアプリ「iSPEED」の対応状況は次のとおりです。

iSPEEDの対応OS
アプリ Android iPhone
iSPEED
iSPEED FX
iSPEED 先物OP
iSPEED CX

対応商品

楽天証券のウェブサイトとトレーディングツールであるMarket Speed、Market Speed Ⅱ、Market Speed for MacおよびiSPEEDが対応している商品は次のとおりです。

対応商品
商品 Web MS MS2 MS for Mac iSPEED
国内株(現物)
国内株(信用)
米国株 ×
中国株 × × × ×
アセアン株 × × × ×
株価指数先物 × × ×
オプション × × ×
商品先物 × × × ×
海外先物 × × × ×

板情報

マーケットスピード、マーケットスピード2ともに、板情報はフル版に対応しています。

歩み値

歩み値とは、約定(売買成立)した時刻や約定値の履歴のことで、ティックチャートを数値で表したものです。

歩み値
歩み値 Market Speed Market Speed 2
時刻
約定値
出来高 ×
本数 4本 すべて

Market Speedでは、直近4本分の歩み値しか表示されません。

Market Speed 2では、当日すべての歩み値が表示されます。また、出来高も表示されます。

チャート

ローソク足

マーケットスピードとマーケットスピード2では、次のローソク足を表示できます。

ローソク足
ローソク足 Market Speed Market Speed 2
ティック
分足
2分足 ×
3分足 ×
4分足 ×
5分足 ×
10分足 ×
15分足 ×
30分足 ×
60分足 ×
日足
週足
週足

ローソク足について詳しくは、次の記事をご覧ください。

ローソク足チャート – 種類の組み合わせパターンの見方とシグナルの読み方
ローソク足とは始値・高値・安値・終値の4本値を表わしたもので、株価やFXでよく使われています。この記事では、ローソク足の読み方をご紹介します。これを見れば、あなたもチャートを簡単に読めるようになります。

トレンド系のテクニカル指標

トレンド系のテクニカル指標は、現在の相場が買いトレンドなのか売りトレンドなのかを判断するための指標です。トレンド系のテクニカル指標は、ローソク足に重ねて表示されます。

マーケットスピードとマーケットスピード2では、次のトレンド系テクニカルチャートを表示できます。

トレンド系テクニカルチャート
テクニカルチャート Market Speed Market Speed 2
単純移動平均線
一目均衡表
回帰トレンド ×
フィボナッチ ×
ボリンジャーバンド
パラボリック
エンベロープ ×
ピークボトム ×
HLバンド ×
Variable Volatility Stop ×
ピボット ×
時系列新値足 ×

オシレーター系のテクニカル指標

オシレーター系のテクニカル指標は、トレンドの強弱を判断するための指標です。オシレーター系のテクニカル指標は、ローソク足の下に別途表示されます。

マーケットスピードとマーケットスピード2では、次のオシレータ系テクニカルチャートを表示できます。

オシレータ系テクニカルチャート
テクニカルチャート Market Speed Market Speed 2
出来高
移動平均乖離率 ×
RSI
RSI(当日含む)
ストキャスティクス
MACD
RCI ×
DMI ×
強弱レシオ ×
モメンタム ×
ROC ×
サイコロジカルライン ×
ATR
CCI ×
ウィリアムズ%R ×
Aroon ×
DPO ×
UOS ×
ボラティリティレシオ ×
標準偏差 ×
ボリュームレシオ ×
レシオケータ ×
新値足 ×
逆ウォッチ曲線 ×
ポイントアンドフィギュア ×
騰落価格 ×
騰落率 ×
カギ足 ×
平均足

RSI(Relative Strength Index)とは、一定期間内の値幅のうち、上昇した分の値幅がどのくらいあるかを示したもので、0%~100%の範囲で表されます。「相対力指数」とも呼ばれています。RSIが100%であれば、株価が一定期間上昇し続け、0%ならば下落し続けていたことを意味します。一般的に70~80%以上で買われ過ぎ、20%~30%以下で売られ過ぎとされます。

複数のチャートを重ねる

マーケットスピード2で複数のチャートを重ねて表示できます。

チャートを重ねるには「指数化チャート」と「スプレッドチャート」の2種類の方法があります。

指数化チャート

指数化チャート

指数化チャートとは、ある基準日時点の株価を100として、そこからの騰落を指数化して表示したチャートです。相関係数も表示されます。

チャート画面で「指数化」をクリックすると、チャート設定画面が開きます。ここで4銘柄まで指定できます。株価指数も選択できます。OKボタンをクリックしてチャート設定画面を閉じると、株価を指数化したチャートが表示されます。

スプレッドチャート

スプレッドチャート

スプレッドチャートとは、2つのチャートの価格差を表示するチャートです。

チャート画面で「スプレッド」をクリックすると、チャート設定画面が開きます。ここで2銘柄まで指定できます。株価指数も選択できます。OKボタンをクリックしてチャート設定画面を閉じると、チャートが表示されます。

コメント

  1. 笠間一美 より:

    出来高の見方を表示するにはどうすればいいですか

  2. Tsukamoto Hiroyuki tsuka より:

    Market Speedであれば、出来高の棒グラフにマウスカーソルを乗せれば、出来高と移動平均(5、25、75)の値が表示されます。

    Market Speed 2だと、出来高の棒グラフや移動平均の折れ線グラフにマウスカーソルを乗せると、「出来高」や「出来高 期間[25]」などの説明は表示されますが、具体的な値は表示されないようです。

  3. とん より:

    チャートを重ねて表示することはできますか?
    たとえば日経平均とトヨタのように。
    御指南よろしくお願いいたします。

  4. Tsukamoto Hiroyuki tsuka より:

    マーケットスピード2で複数のチャートを重ねて表示できます。

    チャートを重ねるには「指数化チャート」と「スプレッドチャート」の2種類の方法があります。

    指数化チャートとは、ある基準日時点の株価を100として、そこからの騰落を指数化して表示したチャートです。

    チャート画面で「指数化」をクリックすると、チャート設定画面が開きます。ここで4銘柄まで指定できます。株価指数も選択できます。OKボタンをクリックしてチャート設定画面を閉じると、株価を指数化したチャートが表示されます。

    スプレッドチャートとは、2つのチャートのスプレッドを表示するチャートです。

    チャート画面で「スプレッド」をクリックすると、チャート設定画面が開きます。ここで2銘柄まで指定できます。OKボタンをクリックしてチャート設定画面を閉じると、チャートが表示されます。