商船三井が個人向け社債を発行します(利率0.42%)

資産運用

平成30年8月27日、株式会社商船三井が個人向け社債を発行します。

社債の概要

名称株式会社商船三井 第21回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)
愛称商船三井ブルーオーシャン環境債
期間約5年
利率年0.42%(税引前)
償還日2023年9月8日
発行価格額面100円につき100円
申込単位100万円単位
募集期間2018年8月27日~9月7日
利払日毎年3月10日と9月10日(年2回)
格付A-(JCR)取得予定

発行体

商船三井ブルーオーシャン環境債の発行体(債券の発行元)は株式会社商船三井です。

株式会社商船三井(東証1部、証券コード9104)は日本郵船や川崎汽船と並ぶ日本の3大海運会社のひとつで、連結売上高や時価総額が日本郵船に次いで2番目に大きい会社です。

海運会社の連結売上高と時価総額
海運会社連結売上高時価総額
日本郵船21,832億円3,566億円
商船三井16,523億円3,472億円
川崎汽船11,620億円1,778億円

海運会社とは船を使って貨物や旅客を輸送する会社で、その中でも商船三井は鉄鉱石や石油、LNG(液化天然ガス)の不定期船に強みを持っています。

グリーンボンド

株式会社商船三井 第21回無担保社債(社債間限定同順位特約付)はグリーンボンド原則に即して発行されるグリーンボンドです。

グリーンボンド原則では、次の3原則を求めています。

  1. 調達資金の使途は環境改善に効果のある事業(グリーンプロジェクト)に限定されること
  2. 調達資金が確実に追跡管理されること
  3. 上記について発行後のレポーティングを通じで透明性が確保されること

商船三井ブルーオーシャン環境債により調達された資金は、次のことに充当される予定です。

  • バラスト水処理装置
  • SOx(硫黄酸化物)スクラバー
  • LNG燃料船
  • LNG燃料供給船
  • 新型PBCF(Propeller Boss Cap Fins)
  • ウィンドチャレンジャー計画

グリーンボンドの適格性と透明性の確保のため、フランスのESG(環境・社会・ガバナンス)評価機関であるヴィジオアイリスから適格性に関するセカンドオピニオンを取得しています。

利率

株式会社商船三井 第21回無担保社債(社債間限定同順位特約付)の利率は年0.42%(税引前)です。

社債間限定同順位特約

株式会社商船三井 第21回無担保社債(社債間限定同順位特約付)には担保がありません。

ただし、社債間限定同順位特約が付いていますので、もし株式会社商船三井が担保付きの社債を発行する場合は「株式会社商船三井 第21回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」にも担保が付きます。

格付

JCR(株式会社日本格付研究所)による商船三井ブルーオーシャン環境債の格付は「A-」です。

JCRの格付「A-」とは、「債務履行の確実性は高い」を意味しています。マイナスの表示は下位格(BBB)に近いことを意味しています。

一般的に格付「BBB」以上が投資適格とされています。
JCRの格付
格付説明
AAA債務履行の確実性が最も高い。
AA債務履行の確実性は非常に高い。
A債務履行の確実性は高い。
BBB債務履行の確実性は認められるが、上位等級に比べて、将来債務履行の確実性が低下する可能性がある。
BB債務履行に当面問題はないが、将来まで確実であるとは言えない。
B債務履行の確実性に乏しく、懸念される要素がある。
CCC現在においても不安な要素があり、債務不履行に陥る危険性がある。
CC債務不履行に陥る危険性が高い。
C債務不履行に陥る危険性が極めて高い。
LD一部の債務について約定どおりの債務履行を行っていないが、その他の債務については約定どおりの債務履行を行っているとJCR が判断している。
D実質的にすべての金融債務が債務不履行に陥っているとJCRが判断している。

販売会社

「株式会社商船三井 第21回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」は、次の証券会社で販売しています。

  • 野村証券
  • 大和証券

個人向け社債の購入方法について、詳しくは次の記事をご覧ください。

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