静岡市が地方債「令和2年度第1回公募公債」を発行します

静岡債券

静岡県静岡市が全国型市場公募地方債「静岡市令和2年度第1回公募公債」を2020年11月18日に発行します。この記事では、本市債についてご紹介します。

概要

今回発行される静岡市債の概要は次のとおりです。

静岡市債の概要
名称静岡市令和2年度第1回公募公債
期間10年
利率0.140%(税引前)
発行日2020年11月18日
利払日5月18日と11月18日(年2回)
償還日2030年11月18日
発行価格額面100円につき100円
購入単位1万円単位
格付A1(Moody’s)
発行額200億円
募集期間2020年11月5日~2020年11月13日

静岡市は過去に次の全国型市場公募地方債を発行しています。

静岡市の全国型思考公募地方債
銘柄発行日期間利率
静岡市令和元年度第1回公募公債2019年11月22日10年0.070%
静岡市平成30年度第1回公募公債2018年11月22日10年0.259%
静岡市平成29年度第1回公募公債2017年11月24日10年0.220%

静岡市

静岡市

静岡市は静岡県の県庁所在地で、政令指定都市でもあります。葵区、駿河区および清水区の3つの行政区が設置されています。東海道新幹線の静岡駅は静岡市葵区にあります。

静岡市における歳入の内訳は次のとおりです。

静岡市の歳入
内訳金額割合
市税1,399億円44.5%
使用料および手数料88億円2.8%
繰入金36億円1.1%
その他自主財源166億円5.3%
国庫支出金508億円16.1%
市債457億円11.4%
地方交付税163億円5.2%
県支出金156億円5.0%
その他依存財源272億円8.6%

利率

静岡市令和2年度第1回公募公債の利率は、年率0.140%です。これは税引前の利率であり、利金を受け取るときに20.315%の所得税、特別復興所得税および住民税が源泉徴収されます。

直近に発行された他自治体の地方債と比較すると、静岡市令和2年度第1回公募公債は若干高い利率となっています。

地方債の利率
銘柄期間利率
令和2年度第1回相模原市公募公債10年0.130%
福岡市2020年度第1回公募公債10年0.135%
神奈川県第248回公募公債10年0.130%

対象者

市場公募地方債は、次の2種類に分類されます。

  • 全国型市場公募地方債
  • 住民参加型市場公募地方債

全国型市場公募地方債とは、日本全国の個人または機関投資家に幅広く購入を募り発行される地方債です。住民参加型市場公募地方債とは、地域住民の方を中心に購入を募り発行される地方債です。

静岡市令和2年度第1回公募公債は全国型市場公募地方債です。購入対象者に制限はなく、誰でも購入できます。

格付

静岡市はムーディーズ・インベスターズ・サービスから「A1」の長期格付を取得しています。

ムーディーズ・インベスターズ・サービスによる静岡市の格付事由は次のとおりです。

静岡市の格付は、日本国債の格付(A1、安定的)と同水準の A1 である。静岡市の格付
は、日本政府と地方自治体の強い結び付きにより、両者の格付は同水準であるというムーディーズの見方を反映している。

日本政府の地方財政への強い関与、また地方交付税に代表される財政調整制度により、地方自治体レベルでのクレジットの課題は、早い段階で対処されよう。また、地方自治体が流動性の不足に直面した場合、日本政府が支援を提供する可能性は非常に高いと想定される。

静岡市の格付は、義務的経費を抑制することで財政を下支えしていること、安定した地域経済基盤を反映している一方、国内の地方自治体と比較すれば低いものの、国際比較では高い債務比率も織り込んでいる。

静岡市の格付について詳しくは、下記の公式サイトでご確認ください。

公式 IR・格付け

販売会社

次の金融機関で静岡市令和2年度第1回公募公債を販売しています。

中途換金

償還日(満期日)前でも、静岡市令和2年度第1回公募公債を購入した金融機関で換金することができます。償還日前の債券価格は市場金利の変動等によって変わるため、受取金額が元本を割り込むことがあります。

地方債について詳しくは、次の記事をご覧ください。

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