北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)ほくでん債 2021年12月

北海道電力株式会社 第359回社債(一般担保付)

北海道電力が個人向け社債「北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)」を2021年12月24日に発行します。ほくでん債は担保が付いているうえ、10万円から買えるなど、社債入門者におすすめの債券です。

概要

北海道電力が発行する個人向け社債の概要は次のとおりです。

北海道電力債の概要
項目内容
名称北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)
愛称ほくでん債
期間3年
利率年率0.13%(税引前)
発行日2021年12月24日
利払日毎年6月25日と12月25日(年2回)
償還日2024年12月25日
発行価格額面100円につき100円
申込単位10万円単位
格付A(R&I)
発行額100億円
募集期間2021年12月3日~2021年12月23日

利率は年0.13%

北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)の利率は、年0.13%(税引前)です。

毎年6月25日と12月25日の年2回に分けて利払いが行われます。初回の利払日は2022年6月25日となります。

10万円から買える

一般的な社債は100万円単位で購入できます。個人にとっては、まとまった資金が必要となります。しかし、電力会社が発行する電力債は10万円単位で購入できるものがほとんどです。

北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)も10万円単位で買えるので、個人で買いやすい社債となっています。

担保が付いている

一般的な社債は担保が付いていません。しかし、電力会社が発行する電力債には担保が付いています。北海道電力株式会社第374回社債にも一般担保が付いています。

一般担保付社債とは、他の債権者よりも優先して弁済が受けられる権利が付いた社債で、電気事業法第27条の30に基づいて発行されています。

電力債について詳しくは、次の記事をご覧ください。

電力債とは? 【一般担保や購入方法を解説】利回りと格付けの比較
電力債とは、電気事業法に基づいて発行される社債です。この記事では、一般担保や購入方法をご紹介しています。各電力債の利回りと格付も比較しています。これを見れば、2019年のおすすめ電力債がわかります。

電力会社の中ではやや低い格付

北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)は、格付機関である格付投資情報センター(R&I)から「A」の格付を付されています。

R&Iによる格付事由は次のとおりです。

2度の値上げで2015年度以降の経常損益は黒字を確保する。2020年度は需給逼迫時の収入増が利益を押し上げ財務改善に寄与した。資本負債構成は格付対比でなお見劣りするものの、近年は改善基調にある。泊原発3号機の敷地内断層問題は2021年7月の審査会合で活断層ではないとの方向性が強まり、適合性審査の進展が期待できる。需要離脱で減った販売量の回復が課題で、家庭用主体の低圧分野ではガス事業参入や料金プラン拡充によるテコ入れを急ぐ。非効率石炭火力削減の規制にはLNG火力の増設など選択肢は相応にあるが、原発再稼働は環境規制面でも重要性が高い。適合性審査の進捗を見守る。

出典:株式会社格付投資情報センター(2021)「NEWS RELEASE

格付「BBB」以上の債券が投資適格とされています。

北海道電力株式会社の発行体(債券の発行元)格付は、電力会社の中でやや低い方に位置します。

R&Iによる電力会社の発行体格付
発行体格付電力会社
AA沖縄電力
A+東北電力
北陸電力
中部電力
関西電力
中国電力
四国電力
A北海道電力
九州電力
BBB+東京電力ホールディングス
東京電力パワーグリッド
東京電力リニューアブルパワー

格付の意味や見方について詳しくは、次の記事をご覧ください。

格付とは? 格付会社の信用格付で社債が投資適格かどうかが分かる!
格付とは企業の財務内容や業績を分析して、借金を返済する能力を記号で表わしたものです。この記事では格付の意味や格付会社の特徴を紹介しています。これを見れば個人向け社債の投資判断に役立ちます。

北海道電力とは

北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)の発行体(債券の発行元)は北海道電力株式会社です。北海道電力は北海道を事業地域とする電力会社で、「ほくでん」とも呼ばれています。

原子力発電と石炭火力発電の比重が大きかったのですが、泊原発が稼働停止しているため、現在は石炭火力発電の比重が大きい電力会社です。

一般的に電力需要はエアコンを使う夏がピークなのですが、涼しい北海道では冬にピークを迎えます。

会社概要
項目内容
会社名北海道電力株式会社
本店所在地札幌市中央区大通東1-2
設立昭和26年5月1日
資本金114,291百万円
総資産1,890,820百万円
上場市場東証1部
証券コード9509

北海道電力が過去に発行した個人向け社債

北海道電力株式会社は、過去にも次の個人向け社債を発行しています。

北海道電力が発行した個人向け社債
銘柄発行日利率期間
第368回社債2020年12月25日0.13%3年
第359回社債2019年12月25日0.14%3年
第355回社債2018年12月25日0.14%3年
第348回社債2017年12月25日0.14%3年
第339回社債2016年12月22日0.15%3年
第327回社債2015年12月25日0.31%3年
第322回社債2014年12月25日0.30%3年
第318回社債2013年12月25日0.47%3年
第313回社債2012年12月25日0.63%3年
第309回社債2010年12月24日0.35%3年
第305回社債2009年12月25日0.38%3年
第301回社債2008年12月25日1.00%3年
第294回社債2007年12月25日1.04%3年

北海道電力株式会社が発行する社債のうち、個人向けの社債には「ほくでん債」という愛称が付けられています。

北海道電力は、ほぼ毎年年末に期間3年のほくでん債を発行しています。

販売会社

次の証券会社で北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)を販売しています。

北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)の販売会社
販売会社引受金額
野村證券27億円
大和証券15億円
SMBC日興証券15億円
みずほ証券15億円
三菱UFJモルガン・スタンレー証券15億円
北洋証券11億円
岡三証券1億円
東海東京証券1億円

各証券会社ごとに社債の割り当て数が異なるので、入手が困難な証券会社もあります。

株式は購入に手数料がかかり、その手数料は証券会社によって異なりますが、社債の購入に手数料はかかりませんので、どこの証券会社で買っても同じです。

個人向け社債の購入方法について、詳しくは次の記事をご覧ください。

社債とは? わかりやすく種類や購入方法を紹介します
社債投資に関心があるあなたへ。この記事では、個人向け社債の種類や購入方法、株式との違いなどをわかりやすく解説します。

大和証券

「北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)」の買付注文については、インターネット(オンライントレード)では取り扱っていません。「ダイワ・コンサルティング」コースの顧客は本・支店・営業所で、「ダイワ・ダイレクト」コースの顧客はコンタクトセンターで取り扱っています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、「北海道電力株式会社第374回社債(一般担保付)」をネットで取り扱っていません。

電力会社が発行する個人向け社債(電力債)については、次の記事もご覧ください。

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