eダイレクト金銭信託ソフトバンクグループ株式会社第34号 2020年11月

eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社銀行

オリックス銀行の「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号」が2020年10月28日から販売されます。予定配当率は年0.48%で、信託期間は1年です。

概要

オリックス銀行「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号」の概要は次のとおりです。

概要
項目内容
名称eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号
予定配当率年0.48%(税引前)
信託期間2020年12月7日~2021年12月7日(1年)
利払日2021年12月14日(年1回)
償還日2021年12月14日
申込単位100万円以上100万円単位
格付J-1(JCR)
募集期間2020年10月28日~2020年11月30日

オリックス銀行は過去にも次の「eダイレクト金銭信託(予定配当型)ソフトバンクグループ株式会社」を募集しています。

eダイレクト金銭信託(予定配当型)ソフトバンクグループ株式会社
回号予定配当率(税引前)信託期間
第33号0.48%1年
第32号0.48%1年
第31号0.48%1年
第30号0.48%1年
第29号0.48%1年
第28号0.48%1年
第27号0.48%1年
第26号0.48%1年
第25号0.48%1年
第24号0.48%1年
第23号0.48%1年
第22号0.48%1年
第21号0.48%1年

金銭信託とは

eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社の仕組み

「eダイレクト金銭信託」とは、顧客から預かった信託金をオリックス銀行が選んだ上場企業1社への貸付金で運用する金融商品です。オリックス銀行は貸付先から貸付金の返済を受けて、顧客に元本と収益を還元します。

「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号」の場合、貸付先はソフトバンクグループ株式会社です。

eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号の償還日は2021年12月14日です。

償還日を迎えると、元本と収益期間が支払われます。

金銭信託と投資信託の違い

金銭信託と投資信託には、次のような違いがあります。

金銭信託と投資信託の違い
金銭信託投資信託
信用リスクあり(リスク分散されていない)あり(リスク分散されている)
価格変動リスクなしあり
満期ありなし
中途売却不可
利回りほぼ予定利率のとおり無しまたはそのときどきで変動する

金銭信託は価格変動リスクがないため、信用リスクが顕在化しない限り元本はそのまま返ってきます。利回りは保証されていないものの、ほぼ予定利率のとおり支払われます。ただし、特定の企業に信用リスクが集中しています。

「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号」の予定配当率は年率0.48%(税引前)です。

予定配当率はあくまでも予定であり、利率は保障されていません。とはいえ、これまでのeダイレクト金銭信託の実績は、予定配当率どおりの利率となっています。

信託報酬

eダイレクト金銭信託は信託元本に対して0.01%~3.00%の信託報酬がかかります。

ただし、元本は額面どおり返ってきますし、予定配当率から引かれるわけでもありません。信託報酬を差し引いた結果が予定配当率となっています。

リスク

オリックス銀行のeダイレクト金銭信託は投資信託などと同様に元本保証ではないので、元本割れのリスクがあります。また、預金保険制度の対象ではありません。

「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号」の場合、ソフトバンクグループ株式会社が貸付金を返済できなかった場合に元本割れとなります。

格付

「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号」は、株式会社日本格付研究所(JCR)から「J-1」の短期格付を取得しています。

短期個別債務格付とは、期限1年以内の債務が履行される確実性を比較できるように、等級をもって示すものです。短期個別債務格付の対象には、コマーシャル・ペーパー・プログラム等、発行者が負う個別の債務を含みます。

短期個別債務格付
格付説明
J-1短期債務履行の確実性が最も高い。
特に短期債務履行の確実性の高いものについては J-1+ で表す。
J-2短期債務履行の確実性は高いが、J-1 より若干劣る。
J-3短期債務履行の確実性は認められるが、環境の悪化による影響を被りやすい。
NJ上位等級より、短期債務履行の確実性が劣る。
D債務不履行に陥っているとJCRが判断している。

JCRの格付事由は次のとおりです。

JCRでは2020年6月2日に当社(ソフトバンクグループ株式会社)の長期発行体格付を「A-」、見通しを「安定的」と公表している。その後、格付に影響を与える事象は発生していない。

出典:株式会社日本格付研究所(2020)「News Release

税金

オリックス銀行eダイレクト金銭信託の配当は、20.315%が源泉分離課税されます。源泉徴収されるので、確定申告をする義務はありません。

配当に対する税金
税金税率分類
所得税15%国税
復興特別所得税0.315%(所得税額の2.1%)国税
住民税5%地方税

評判

利回りが高いことで評判の「eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社」ですが、次のような評判もあります。

eダイレクト金銭信託は信託期間が終了してから元本と金利が支払われるまでに1週間のタイムラグがあります。

ソフトバンクグループ

eダイレクト金銭信託(予定配当率型)ソフトバンクグループ株式会社第34号の貸付先はソフトバンクグループ株式会社です。

ソフトバンクグループ株式会社は、ソフトバンクグループ企業を傘下に置く持株会社です。

企業概要
社名ソフトバンクグループ株式会社
設立日1981年9月3日
本社所在地東京都港区東新橋1-9-1
資本金2,387億7,200万円(2020年3月末現在)
子会社数1,475社(2020年3月末現在)
関連会社数455社(2020年3月末現在)
共同支配企業27社(2020年3月末現在)
事業内容純粋持ち株会社

ソフトバンクグループには、次のグループ企業があります。

  • ソフトバンク
  • ITmedia
  • スプリント(米国)
  • YAHOO
  • バリューコマース
  • アスクル
  • イーブックイニシアティブジャパン
  • ジャパンネット銀行
  • Arm
  • ソフトバンク・ビジョン・ファンド
  • 福岡ソフトバンクホークス
  • SBエナジー
  • Vector
  • アリババ・グループ

ソフトバンクグループ株式会社の2020年度第3四半期(2019年4月~12月期)決済資料を見ると、前年と比べて売上高は変わらないものの、営業赤字に陥っています。純利益も7割減となっており、かなり厳しい経営状態といえます。

ソフトバンクグループ株式会社の連結業績
連結業績2018年度
Q1-Q3
2019年度
Q1-Q3
増減率
売上高71,685億円70,898億円-1.1%
営業利益18,590億円-130億円N/A
当期純利益15,384億円4,766億円-69.0%

S&PとMoody’sによるソフトバンクグループ株式会社の格付は、投資不適格となっています。

ソフトバンクグループ株式会社の格付
格付機関格付
JCRA-
S&PBB+
Moody’sBa3

ソフトバンクグループ株式会社は、2020年3月25日にMoody’sから取得していた発行体格付を取り下げると発表しました。

しかし、Moody’sのみならず、S&Pからも「投資不適格」の烙印を押されています。

関連記事 格付とは? 格付会社の信用格付で社債が投資適格かどうかが分かる!

ソフトバンクグループ株式会社の経営状態は、そのときどきで変化します。

本来はリスクに応じて配当率も変わるべきなのですが、これまでの「eダイレクト金銭信託(予定配当型)ソフトバンクグループ株式会社」の予定配当率は年0.48%(税引前)で一定していて変わりません。

配当率が変わらないのであれば、経営状態が安定しているときは得、経営状態が不安定なときは損ということになります。

オリックス銀行

オリックス銀行とは、オリックス傘下の信託銀行です。

オリックス銀行のeダイレクト預金口座には店舗やATMがありません。eダイレクト預金口座の入出金はすべて振込で行います。出金の振込手数料は月2回までは無料で、3回目以降は1回あたり432円がかかります。

オリックス銀行については、次の記事もご覧ください。

関連記事 オリックス銀行とは

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