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東京建物株式会社が第33回無担保社債を2021年7月30日に発行します

ビル群

東京建物株式会社が個人向け社債「東京建物株式会社第33回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)」(愛称:東京建物Brilliaサステナビリティボンド)を2021年7月30日に発行します。

概要

東京建物株式会社が発行する個人向け社債の概要は次のとおりです。

社債概要
名称 東京建物株式会社第33回無担保社債
(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)
愛称 東京建物Brilliaサステナビリティボンド
期間 約7年
利率 年0.290%(税引前)
発行日 2021年7月30日
利払日 毎年1月30日と7月30日(年2回)
償還日 2028年7月28日
発行価格 額面100円につき100円
申込単位 額面100万円単位
格付 A(JCR)取得予定
発行額 100億円
募集期間 2021年7月14日~2021年7月29日

本社債の発行による手取り金は設備投資、投融資資金、運転資金、借入金返済資金、社債証券資金およびコマーシャルペーパー償還資金に充当する予定です。具体的には、次のプロジェクトへの充当を予定しています。

ののあおやま民活棟は、都営住宅団地を高層・集約化して建替えたビルで、「クラス青山」をはじめとした住宅、店舗などが入居しています。

東京建物株式会社

「東京建物株式会社第33回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)」の発行体(債券の発行元)は東京建物株式会社です。

東京建物株式会社は明治29年に、現在の「みずほ銀行」や「損保ジャパン日本興亜」と同じ旧安田財閥の創始者である安田善次郎によって設立された、日本で最も歴史のある総合不動産会社です。

東京建物株式会社は、J-REIT「日本プライムリアルティ投資法人」の主要スポンサーでもあります。

会社概要
会社名 東京建物株式会社
創立 1896年10月1日
資本金 924億円(2020年12月31日現在)
上場市場 東京証券取引所第1部
銘柄コード 8804
代表者 代表取締役 社長執行役員 野村均
主要事業 オフィスビル・商業施設等の開発、賃貸及び管理
マンション・戸建住宅の開発、販売、賃貸及び管理
不動産の売買、仲介及びコンサルティング・駐車場の開発、運営
リゾート事業、物流施設開発事業、資産運用事業、海外事業、不動産鑑定業
免許 宅地建物取引業者免許 国土交通大臣(16)第6号
不動産鑑定業者登録 東京都知事登録(3)第2158号
一級建築士事務所登録 東京都知事登録第203号
特定建設業許可 国土交通大臣許可(特−2)第25772号
不動産特定共同事業許可 金融庁長官・国土交通大臣第11号
加盟協会 一般社団法人不動産協会
一般社団法人日本ビルヂング協会連合会
公益社団法人日本不動産鑑定士協会連合会
従業員数 677名(2020年12月31日現在)
本社所在地 東京都中央区八重洲一丁目4番16号 東京建物八重洲ビル

東京建物株式会社は、過去に次の個人向け社債を発行しています。

東京建物が発行した個人向け社債
銘柄 発行年月日 発行総額 利率 期間
第26回無担保社債 2017年5月1日 100億円 0.40% 7年
第21回無担保社債 2015年7月15日 100億円 0.59% 6年

出典:社債・格付情報(東京建物株式会社)

利率

「東京建物株式会社第33回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)」の利率は年0.290%(課税前)です。

格付

「東京建物株式会社第33回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)」は株式会社日本格付研究所(JCR)から「A」の格付を取得しています。

一般的に格付「BBB」以上が投資適格とされています。

JCRによる格付事由は次のとおりです。

当社については、21年3月23日に長期発行体格付を「A/安定的」と公表している。その後、21/12期第1四半期決算が発表されているが、業績・財務面に大きな変化は発生していない。なお、今回発行の社債による調達資金は、ソーシャルプロジェクト及びグリーンプロジェクトの取得・建設資金に係る既存借入金の返済資金の一部に充当されるものであり、当社の財務構成に特段の影響を与えるものではない。

出典:「News Release」(株式会社日本格付研究所)

信用格付について詳しくは、次の記事をご覧ください。

格付とは? 格付会社の信用格付で社債が投資適格かどうかが分かる!
格付とは企業の財務内容や業績を分析して、借金を返済する能力を記号で表わしたものです。この記事では格付の意味や格付会社の特徴を紹介しています。これを見れば個人向け社債の投資判断に役立ちます。

サステナビリティボンド

東京建物株式会社は「東京建物株式会社第33回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)」を含むサステナビリティボンドの発行のためにサステナビリティファイナンスフレームワークを策定し、株式会社日本格付研究所より「JCRサステナビリティファイナンスフレームワーク評価」において、最上位評価である「SU1(F)」の評価を取得しています。

社債間限定同順位特約

東京建物株式会社は「東京建物株式会社第33回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)」には担保がありませんが、社債間限定同順位特約がついています。

社債間限定同順位特約とは、東京建物株式会社が今後担保付きの社債を発行する場合は、東京建物株式会社は「東京建物株式会社第33回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)」にも同様に担保をつけるという特約です。

担保なしの債券より担保つきの債券の方が債権の回収優先順位が高いため、あとから発行された社債によって不利な扱いがされないという保証になります。

実際に担保がつけられることはほとんどなく、東京建物株式会社が担保つきの社債を発行する意思がないという表明です。

販売会社

次の金融機関で東京建物株式会社第33回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)」を販売しています。

販売会社
金融機関 引受金額
みずほ証券 100億円

社債の購入方法について詳しくは、次の記事をご覧ください。

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