PR

株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)JERA債

風力発電

株式会社JERAが個人向け社債「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:JERA債)を2023年6月22日に発行します。

概要

東北電力が発行する個人向け社債の概要は次のとおりです。

社債概要
名称 株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
愛称 JERA債
期間 5年
利率 年率0.510%(税引前)
発行日 2023年6月22日
利払日 毎年6月25日および12月25日
償還日 2028年6月23日
発行価格 額面100円につき100円
申込単位 100万円単位
格付 A+ (R&I), AA- (JCR)
発行額 200億円
募集期間 2023年6月14日~2023年6月21日

プレゼント

baseball stadium

「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の購入者には「セ・リーグ オリジナルノベルティ(エコバッグ)」がプレゼントされます。

さらに、購入者の中から抽選で250名に2023年シリーズのセ・リーグ野球観戦ペアチケットがプレゼントされます。当選者には2023年8月上旬に応募葉書が発送されます。チケットの開催地は第3希望まで選べます。

発行体

「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の発行体は株式会社JERAです。株式会社JERAは、国内火力発電の半分を占める発電能力と、世界最大級の燃料取扱量を誇るエネルギー会社です。

会社概要
会社名 株式会社JERA
JERA Co., Inc.
所在地 東京都中央区日本橋2-5-1 日本橋髙島屋三井ビルディング25階
設立日 2015年4月30日
資本金 1,000億円
出資比率 東京電力フュエル&パワー株式会社 (50%)
中部電力株式会社 (50%)
事業内容 電気事業
ガス事業
熱供給事業
エネルギーインフラ資源の開発、採掘、加工、売買及び輸送
従業員数 5,062名

株式会社JERAの連結業績は以下のとおりです。

連結業績(億円)
項目 2021年度 2022年度
売上収益 27,691 47,387
営業利益 397 1,383
親会社の所有者に帰属する当期利益 56 178

社債間限定同順位特約

「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:JERA債)には担保がありませんが、社債間限定同順位特約がついています。

社債間限定同順位特約とは、株式会社JERAが今後担保付きの社債を発行する場合は、「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」にも同様に担保をつけるという特約です。

担保なしの債券より担保つきの債券の方が債権の回収優先順位が高いため、あとから発行された社債によって不利な扱いがされないという保証になります。

企業が破綻等したときは、優先順位の高い債務から弁済されていきます。弁済順位は次のようになります。

  1. 担保付社債
  2. 無担保社債
  3. 劣後債
  4. 優先株式
  5. 一般株式

実際に担保がつけられることはほとんどなく、株式会社JERAが担保つきの社債を発行する意思がないという表明です。

格付

ランキング

「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」は、格付投資情報センター(R&I)および日本格付研究所(JCR)から2023年6月13日付で長期個別債務格付を取得しています。

長期個別債務格付
格付会社 格付
R&I A+
JCR AA-
一般的に格付け「BBB」以上の債券が投資適格とされています。

R&Iの格付とJCRの格付が異なりますが、これはJCRが甘めの格付けを行う傾向があるからです。どちらかというと、R&Iの格付けを参考にした方がよいでしょう。

格付投資情報センター

「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」は、格付投資情報センター(R&I)から「A+」の長期個別債務格付を取得しています。R&Iによる格付事由は以下のとおりです。

JERAは東京電力ホールディングス(証券コード:9501、発行体格付=A-)傘下の東京電力フュエル&パワーと中部電力(9502、A+)が折半で出資する合弁会社。両株主グループの燃料・火力分野を統合し、国内火力・ガス事業を主軸に、燃料事業や海外発電事業も手掛ける。世界最大級の燃料取扱量と国内火力発電で約半分を占める発電容量を持ち、両株主との長期売電契約に基づく売電収入が安定収益源になっている。格付には両株主グループとの強固な関係を織り込んでいる。

子会社のJera Global Markets Pte. Ltd.(JERAGM)はJERAの完全子会社が66.7%、フランス電力(EDF)の完全子会社EDF Trading(EDFT)が33.3%を出資する燃料トレーディング会社で、グループの燃料事業を担う。シンガポールやロンドンに主要拠点を持ち、火力発電向けの石炭やLNG(液化天然ガス)の調達・販売を手掛ける。JERAGMはJERAの燃料調達機能の中核で、事業運営上、重要性が極めて高いことから、格付はJERAグループ全体の信用力をそのまま反映している。

JERAの両株主グループは他の旧一般電気事業者(大手電力)と同様、電力システム改革の影響などで火力燃料や卸電力市場の価格高騰分を小売料金に十分転嫁できず収支は厳しい。頻発する需給逼迫への対応も求められる。そうした中でJERAは、2021年度に年間850億円の統合効果を創出し両株主の供給コスト低減に寄与している。JERAGMが担う燃料トレーディング事業はLNGトレーディングの急拡大によって収益基盤が大幅に強化され、JERAの利益水準を押し上げた。電力需給の逼迫時には大量のLNGを緊急調達し停電の回避につなげた。ロシアの軍事侵攻を契機にLNGや石炭の調達環境が悪化する中、エネルギー安全保障上の観点でも、JERAグループの重要性は高まっている。

JERA が天然ガスの液化事業に参画する米国のフリーポート LNG 基地は火災事故に見舞われ生産を停止中だ。極力早期に復旧し代替調達コストを抑制する必要がある。年間約 200 万 t の LNG を調達するサハリン 2 は途絶する懸念が拭えず、万一の場合はトレーディング機能を生かし両株主への悪影響を低減するとみられる。その際は国内全体の電力・ガスの安定供給維持の観点から、政府の対応策も注目点となる。

こうした中でJERAGMは2021年度以降、燃料価格のボラティリティ上昇やロシアのガスおよび石炭の供給減に伴う欧州向けの販売増などを追い風に利益を伸ばしている。欧州においてLNG基地などのインフラを利用できるほか、各地域のパイプラインガス取引のノウハウに優れ、収益機会が拡大した。半面、燃料価格の急騰もあってトレーディングに付随する金融取引の規模も拡大し、JERAGMおよびJERAグループ全体の総資産の急増を招いている。昨今は価格高騰に伴うトレーディング市場の流動性低下もやや懸念される。ただ、引き続き実需を後ろ盾とするアセットバックトレーディングが中心であり、多額の損失計上といったリスクが顕在化する可能性は低いとみている。両株主からの貸付枠の活用など、資金調達面での強固な支援の枠組みも機能している。

日本格付研究所

「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」は、日本格付研究所(JCR)から「AA-」の長期個別債務格付を取得しています。JCRによる格付事由は以下のとおりです。

15 年に設立された東京電力ホールディングスと中部電力の持分法適用関連会社(東京電力フュエル&パワーと中部電力の折半出資)。火力発電のバリューチェーン全体に係る事業を両株主グループから承継しており、国内最大の発電能力と世界トップクラスの燃料調達力を併せ持つ。今後も一時的に燃料価格の上昇による影響を受けるとはいえ、中長期的に安定した収益力・キャッシュフロー創出力を維持可能とみられる。財務面では運転資金の負担増加に留意する必要はあるものの、自己資本に厚みがあり、事業リスクを踏まえたリスクバッファーは相応にある。

販売会社

以下に示す証券会社で「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」を販売しています。

販売会社
販売会社 引受金額
SMBC日興証券 70億円
みずほ証券 45億円
大和証券 20億円
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 20億円
東海東京証券 15億円
野村證券 15億円
SBI証券 15億円
200億円

各証券会社ごとに社債の割り当て数が異なるので、入手が困難な証券会社もあります。株式は購入に手数料がかかり、その手数料は証券会社によって異なりますが、社債の購入に手数料はかかりませんので、どこの証券会社で買っても同じです。

みずほ証券

みずほ証券は「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の買付注文をネット倶楽部(オンライントレード)でも取り扱っています。

大和証券

大和証券は「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の買付注文をオンライントレードでは取り扱っていません。「ダイワ・コンサルティング」コースなら本店・支店・営業所、「ダイワ・ダイレクト」コースならコンタクトセンターで買付注文を取り扱っています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の買付注文をネットでも取り扱っています。

SBI証券

SBI証券は「いつかやるなら今!?債券Wキャンペーン」を実施しています。2023年4月3日から2023年6月30日までのキャンペーン期間中に対象債券を合計2銘柄以上購入すると、抽選で現金がプレゼントされます。

債券Wキャンペーン
現金 当選者数
1等 100,000円 20名
2等 50,000円 50名
3等 10,000円 80名
4等 150万円を山分け 全員 ※1

※1 1等から3等までに当選した人を除く

指定の条件を満たすと、当選確率がアップします。

当選確率アップ条件
条件 当選確率
「SBI 債券 news」受信登録 2倍
債券デビュー・再デビュー 2倍
上記両方の条件を満たした場合 3倍

スケジュール

「株式会社JERA第18回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」の条件決定から償還までのスケジュールは以下のとおりです。

スケジュール
  • 2023.6.13
    条件決定
  • 2023.6.14
    募集開始
  • 2023.6.21
    募集終了
  • 2023.12.25
    利払い
  • 2024.6.25
    利払い
  • 2024.12.25
    利払い
  • 2025.6.25
    利払い
  • 2025.12.25
    利払い
  • 2026.6.25
    利払い
  • 2026.12.25
    利払い
  • 2027.6.25
    利払い
  • 2027.12.25
    利払い
  • 2027.6.23
    利払い・償還

関連記事

社債とは? わかりやすく種類や購入方法を紹介します
社債投資に関心があるあなたへ。この記事では、個人向け社債の種類や購入方法、株式との違いなどをわかりやすく解説します。
格付とは? 格付会社の信用格付で社債が投資適格かどうかが分かる!
格付とは企業の財務内容や業績を分析して、借金を返済する能力を記号で表わしたものです。この記事では格付の意味や格付会社の特徴を紹介しています。これを見れば個人向け社債の投資判断に役立ちます。

参考文献

株式会社JERA (2023) 国内普通社債(個人投資家向け・5年債・200億円)の発行について
株式会社格付投資情報センター (2023) NEWS RELEASE
株式会社日本格付研究所 (2023) News Release

コメント