「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」はNASDAQ100指数に連動する投資信託で、楽天投信投資顧問株式会社が運用しています。同種のインデックスファンドの中で最も信託報酬率が低くなっています。
愛称
楽天・プラス・NASDAQ-100
委託会社
楽天投信投資顧問株式会社
ベンチマーク
NASDAQ-100(円換算ベース)
楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンドは、⽶国の株式市場の動きをとらえることを⽬指して、NASDAQ-100インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を⽬標として運⽤を⾏います。「Nasdaq-100インデックス(円換算ベース)」とは、楽天投信投資顧問株式会社が「Nasdaq-100インデックス」に日々の為替レートを乗じて算出したものです。
NASDAQ-100インデックスについて詳しくは、次の記事をご覧ください。
投資形態
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」は、「楽天・NASDAQ-100インデックス・マザーファンド」を親投資信託(マザーファンド)とするファミリーファンド方式で運用します。「ファミリーファンド方式」とは、投資家の皆様からの投資資金をまとめてベビーファンドとし、その資金をマザーファンドに投資して実質的な運用を行う仕組みです。マザーファンドは米国株式、上場投資信託証券及び株価指数先物取引に投資し、Nasdaq-100インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指します。
為替ヘッジ
原則として、為替ヘッジは行いません。
設定日
2024年1⽉30⽇
信託期間
無期限
決算日
毎年10⽉15⽇(休業⽇の場合は翌営業⽇)
費用
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」には、以下に示す費用がかかります。
- 信託報酬
購入時手数料
なし
信託財産留保額
なし
信託報酬
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」の信託報酬は年率0.198%で、同種のインデックスファンドの中で最も信託報酬率が安くなっています。
会社 | 信託報酬 |
---|---|
委託会社 | 0.1243% |
販売会社 | 0.0550% |
受託会社 | 0.0187% |
合計 | 0.1980% |
実質コスト
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」は未だ決算を迎えていないため、実質コストは不明です。
NISA
少額投資非課税制度(NISA)は、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類に分類されています。
成長投資枠のNISAは、株式と投資信託(整理・監理銘柄、信託期間20年未満、毎月分配型の投資信託およびデリバティブ取引を用いた一定の投資信託等を除く)が対象です。「楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド」はNISA(成長投資枠)の対象商品です。
つみたて投資枠のNISAでは、一定の条件に基づいて金融庁が定めた対象商品のみに投資できます。「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」はNISA(つみたて投資枠)の対象商品ではありません。
NISAについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
iDeCo
個人型確定拠出年金(iDeCo)は、金融機関によって取扱商品が異なります。楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンドをiDeCoで取り扱っている金融機関はありません。
iDeCoについて詳しくは、次の記事をご覧ください。
販売会社
以下に示す金融機関で楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンドを販売しています。
楽天証券
楽天証券には、対象の投資信託を保有すると、残高に応じてポイントが進呈される「投信残高ポイントプログラム」という制度があります。「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」は投信残高ポイントプログラムの対象商品で、残高の0.05%が楽天ポイントで還元されます。
リスク
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」には、以下に示すリスクがあります。
- 株価変動リスク
- 為替変動リスク
- 流動性リスク
- 信用リスク
- カントリー・リスク
株価変動リスク
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」が実質的に投資する株式の価格は、国内外の政治・経済情勢、発行企業の業績、市場の需給関係等の影響を受け変動します。当該株式の価格が下落した場合には、基準価額の下落要因となります。
為替変動リスク
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」は実質的な外貨建資産について原則として為替ヘッジを行わないため、為替レートの変動により基準価額は変動します。為替レートが円高方向に変動した場合には、基準価額が下落する要因となります。
流動性リスク
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」が実質的に投資する有価証券等の流動性は、その需給、市場に対する相場見通し、経済・金融情勢等の変化や、当該有価証券等が売買される市場の規模や厚み、市場参加者の差異等の影響を受けます。当該有価証券等の流動性が低下した場合、市場実勢から期待できる価格で売買が実行できず、不利な条件での売買を強いられる可能性があり、その場合、基準価額が下落する要因となります。また、これらにより、換金の申込みの受付が中止となる可能性や換金代金の支払いが遅延する可能性があります。
信用リスク
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」が実質的に投資する有価証券等の発行体の倒産、財務状況または信用状況の悪化等の影響により、当該有価証券等の価格が下落した場合は、基準価額が下落する要因となります。
カントリー・リスク
「楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド」は、実質的に海外の金融・証券市場に投資を行うため、当該国・地域の政治、経済および社会情勢の変化により金融・証券市場が混乱した場合には、基準価額が大幅に下落する可能性があります。
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参考文献
楽天投信投資顧問株式会社 (2024) 楽天・プラス・NASDAQ-100インデックス・ファンド
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