NECキャピタルソリューションが個人向け社債「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)を2026年6月8日に発行します。
銘柄
NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
愛称
NECキャピタルソリューション債
発行体
「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)の発行体はNECキャピタルソリューション株式会社です。
NECキャピタルソリューション株式会社は、NECグループの金融・サービス会社として、リースや割賦販売を中心に多彩な金融ソリューションを展開する企業です。同社は、単なる資金調達の枠を超え、ICT資産のライフサイクル管理、持続可能な社会に向けた環境・エネルギー関連投資、さらには企業の再生支援や地方創生を目的としたファンド運営など、多角的なビジネスモデルを構築しています。強みであるICT分野への深い知見と金融機能を融合させ、企業のデジタル基盤の構築や、官公庁・自治体の公共インフラ整備を力強く支えている点が大きな特徴です。近年では、ESGやサステナビリティの視点を取り入れた投資・融資活動を活発化させており、社会課題の解決と企業の持続的成長の双方を後押しするパートナーとして、経済・社会に対して高い付加価値を提供し続けています。
| 商号 | NECキャピタルソリューション株式会社 |
| 本社所在地 | 東京都港区港南二丁目15番3号 |
| 創立 | 1978年11月30日 |
| 代表者 | 代表取締役社長 菅沼正明 |
| 資本金 | 37億94百万円(2025年3月末現在) |
| 主要株主 | 株式会社SBI新生銀行 日本電気株式会社 |
| 上場市場 | 東京証券取引所プライム市場 |
| 証券コード | 8793 |
| 決算 | 3月(年1回) |
| 従業員数 | 単独:625名(2026年3月末現在) 連結:914名(2026年3月末現在) |
NECキャピタルソリューション株式会社の連結経営成績は以下のとおりです。
| 2025年3月期 | 2026年3月期 | |
|---|---|---|
| 売上高 | 254,879 | 306,155 |
| 営業利益 | 7,782 | 10,617 |
| 経常利益 | 9,437 | 11,427 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 6,611 | 9,180 |
発行条件
「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)の発行条件は以下のとおりです。
期間
約4年
利率
年2.05%〜2.65%(税引前・仮条件)
発行価格
額面100円につき100円
申込単位
10万円
発行額
100億円
スケジュール

「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)の条件決定から償還までのスケジュールは以下のとおりです。
- 2026.5.22条件決定
- 2026.5.25募集開始
- 2026.6.5募集終了
- 2026.6.8発行
- 2026.12.8利払い
- 2027.6.8利払い
- 2027.12.8利払い
- 2028.6.8利払い
- 2028.12.8利払い
- 2029.6.8利払い
- 2029.12.8利払い
- 2030.6.7利払い・償還
条件決定日
2026年5月22日
募集期間
2026年5月25日〜2026年6月5日
発行日
2026年6月8日
利払日
毎年6月8日および12月8日(年2回)
償還日
2030年6月7日
格付

「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)は、株式会社格付投資情報センター(R&I)および株式会社日本格付研究所(JCR)から長期個別債務格付を取得する予定です。
| 格付会社 | 格付 |
|---|---|
| 格付投資情報センター(R&I) | A- |
| 日本格付研究所(JCR) | A |
格付投資情報センター
「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)は、株式会社格付投資情報センター(R&I)から「A-」の長期個別債務格付を取得する予定です。R&Iによる格付事由は次のとおり。
1978年に日本電気(NEC)製品の販売金融機能会社として設立された。2024年10月にNEC、三井住友ファイナンス&リースが保有する株式の一部をSBI新生銀行に譲渡し、同行の持分法適用会社となった。2025年6月の追加買付後のSBI新生銀行の出資比率は43.48%となっている。格付はNECキャピタルソリューション自体の事業リスク・財務リスクに基づいて評価している。
NEC商流をはじめとしたリース事業が主力で、営業基盤を支えている。主要株主の異動後もNECとの事業面での連携密度は変わらず、競争力は比較的強い。ファイナンス事業ではファクタリング、ミドルリスク層向けの企業融資、環境エネルギーや不動産などの専門ファイナンスを扱う。インベストメント事業は本体で手掛けるベンチャー企業投資と、ファンド運営や債権投資などを手掛ける子会社のリサ・パートナーズからなる。収益源は分散している。
リスクプロフィールは信用リスクと物件価値変動リスクが主体。リサ・パートナーズの投資運営もグループで管理しており、リスク選好度は高くない。SBI新生銀行グループとの連携を強める中でも、リスク管理の方針に大きな変更はない。
リスク耐久力は格付に十分見合う水準だ。ファイナンス事業は相対的に信用リスクが大きいものの、統合リスク管理や、投融資委員会を通じてリターンに見合わないリスクは抑制する体制を整備している。資本対比で過大なリスクを抱えることはないとみている。
収益力はAゾーンに見合う。リース事業の安定性は高く、ファイナンス事業やインベストメント事業での利鞘の大きい資産の積み増しも利益に貢献している。競合他社との比較においてROA(総資産純利益率)は改善の余地があるものの、官公庁向けの与信の多さは比較的健全な資産の質を支えている。メーンバンクの三井住友銀行、SBI新生銀行を中心に主要取引金融機関との関係は良好で、資金調達面で特段の不安はない。
SBI新生銀行、昭和リースと業務提携し、不動産ファイナンスや再生可能エネルギー分野で営業資産の積み上げを進めている。同分野の拡大とともに、リース事業の付加価値向上やストラクチャードファイナンス分野での案件の獲得を進め、収益性を高めることができるか注目している。
日本格付研究所
「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)は、株式会社日本格付研究所(JCR)から「A」の長期個別債務格付を取得する予定です。JCRによる格付事由は次のとおり。
官公庁向けリースなどに強みを有する金融サービス会社。従前は日本電気(NEC)と三井住友ファイナンス&リースの持分法適用関連会社であったが、24 年 10 月に SBI 新生銀行が両社から当社株式の一部を取得し、同行の持分法適用関連会社となった。同行は 25 年 6 月にも株式を買い増ししており、出資比率は 43.47%となっている。主要株主の異動後もNEC との協業関係に変化はない。格付は当社の単独信用力を反映しており、NECグループとの関係を背景とした堅固な事業基盤、比較的良好な資産の質と資本充実度、安定した資金調達基盤を評価している。加えて、今後は顧客基盤の異なる SBI 新生銀行グループとのシナジーによって、収益基盤の強化が見込まれることを織り込んでいる。本件は優先債であり、債券格付は長期発行体格付と同水準とした。
販売会社
以下に示す証券会社で「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)を販売しています。
| 販売会社 | 引受金額 |
|---|---|
| SBI証券 | 未定 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 未定 |
| 大和証券 | 未定 |
| みずほ証券 | 未定 |
| 岡三証券 | 未定 |
| SMBC日興証券 | 未定 |
| 計 | 未定 |
証券会社によって引受額が異なります。引受額が少ない証券会社では、売り切れになりやすくなります。ただし、支店や販売チャネルごとに販売額は異なります。
SBI証券
SBI証券は「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)の買付注文をネットのみで取り扱っています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)の買付注文をネットでも取り扱っています。
大和証券
大和証券は「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)の買付注文をオンライントレードでも取り扱っています。
みずほ証券
みずほ証券は「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)の買付注文をネット倶楽部でも取り扱っています。
楽天証券
楽天証券は「NECキャピタルソリューション株式会社第31回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」(愛称:NECキャピタルソリューション債)の買付注文をネットのみで取り扱っています。
既発債
NECキャピタルソリューション株式会社が個人向けの社債を発行するのは、今回が初めてです。
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参考文献
NECキャピタルソリューション (2023) 当社初の個人投資家向け社債発行のお知らせ
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