イオンリートが投資法人債「イオンリートの大感謝債」を発行します

イオンリート投資法人債債券

イオンリートが「イオンリート投資法人第7回無担保投資法人債(愛称:イオンリートの大感謝債)」を2020年12月4日に発行します。投資法人債とはJ-REIT版の社債で、個人でも買うことができます。

概要

イオンリート投資法人が発行する個人向け投資法人債の概要は次のとおりです。

投資法人債の概要
項目内容
名称イオンリート投資法人 第7回無担保投資法人債
(投資法人債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)
愛称イオンリートの大感謝債
期間10年
利率年0.992%(税引前)
発行日2020年12月4日
利払日6月4日と12月4日(年2回)
償還日2030年12月4日
発行価格額面100円につき100円
申込単位100万円単位
発行総額180億円(予定)
格付AA-(JCR)取得予定
募集期間2020年11月16日~2020年12月3日

イオンリート投資法人第7回無担保投資法人債(投資法人債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)で募った資金は、特定資産の取得資金、借入金の返済資金、投資法人債の償還資金、敷金・保証金の返還資金、修繕費などの支払資金および運転資金などに充当する予定です。

イオンリート投資法人は過去にも次の個人向け投資法人債を発行しました。

イオンリートの個人向け投資法人債
銘柄発行日期間利率
第6回無担保投資法人債2019年12月6日10年0.726%
第5回無担保投資法人債2018年12月7日10年0.783%

イオンリート投資法人のほかにも、イオンモール株式会社が社債を発行しています。イオンモール社債について詳しくは、次の記事をご覧ください。

関連記事 イオンモール株式会社の社債(ハピネスモール債)

投資法人債とは

投資法人債とは「投資信託及び投資法人に関する法律」に基づいて投資法人が発行する債券です。一般的にJ-REITが発行する債券を指し、株式会社における社債に相当します。

ほかにも次のJ-REITが投資法人債を発行しています。

イオンリート投資法人とは

イオンリート投資法人第7回無担保投資法人債(投資法人債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)の発行体(債券の発行元)は、イオンリート投資法人です。イオンリート投資法人はイオン株式会社が設立したREIT(不動産投資信託)で、東証1部に上場しています。(証券コード3292)

イオンレイクタウンやイオンモールなど、イオングループの大型商業施設に投資しているほか、マレーシアの商業施設も取得しています。

イオンリート投資法人が保有する資産は43物件、3,955億円になります。イオングループの旗艦店舗であるイオンレイクタウン(埼玉県越谷市)もイオンリート投資法人の保有物件です。

イオンリート投資法人が保有する物件のテナントはすべてイオンのお店なので、予期せぬ退去といったリスクはありません。

大家と店子が同グループということは、物件取得価格やテナント料が需要と供給による市場競争で決まるわけではなく、イオングループの意向で決まってしまうのではという懸念があります。

ただし、イオンリート投資法人の投資口のうち19.8%をイオン株式会社が保有していて、筆頭投資主になっています。

投資口価格や分配金が変動するREITそのものに投資するかどうかは別として、投資法人が破綻さえしなければよい投資法人債としては安心材料と言えます。

イオンリート投資法人

利率

イオンリート社債の利率は年率0.992%(税引前)です。

イオン商品券プレゼント

イオンリートの大感謝債を購入すると、購入金額100万円ごとに1,000円分のイオン商品券がイオンリート投資法人からプレゼントされます。

イオン商品券は全国のイオングループ各店で利用できます。たとえば、次のお店で使えます。

  • イオン
  • イオンスタイル
  • マックスバリュ
  • イオンスーパーセンター
  • ミニストップ
  • マルナカ
  • ザ・ビッグ
  • ダイエー
  • グルメシティ
  • まいばすけっと
  • KOHYO
  • サンデー
  • ピーコックストア
  • ビブレ
  • フォーラス
  • ザ・ビッグエクストラ
  • ザ・ビッグエクスプレス
  • マックスバリュ エクスプレス
  • アコレ
  • 清水フードセンター

イオン商品券は2021年1月に発送される予定です。

イオン商品券の使い方について詳しくは、下記の公式サイトでご確認ください。

公式 イオン商品券ご利用のご案内

投資法人債間限定同順位特約

イオンリート投資法人第7回無担保投資法人債(投資法人債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)には担保がありません。

ただし、投資法人債間限定同順位特約が付いていますので、もしイオンリート投資法人が担保付きの投資法人債を発行する場合は、イオンリートの大感謝債にも担保が付きます。

投資法人債間限定同順位特約を付けるということは、イオンリート投資法人が今後も担保付投資法人債を発行するつもりがないということです。

サステナビリティボンド

サステナビリティボンドとは、調達資金の使途を環境改善効果および社会的課題の解決に資する事業(サステナビリティプロジェクト)に限定して発行する債券です。

イオンリート投資法人の調達資金は、全額をサステナビリティ適格資産の取得資金もしくは借入金の返済資金の一部、またはサステナビリティ適格資産の取得により減少した手元資金に充当する予定です。

J-REITが取得するような物件は、ほとんどサステナビリティ適格資産です。つまり、たいていの用途に資金を使えることになります。

格付

イオンリート投資法人第7回無担保投資法人債(投資法人債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)は、株式会社日本格付研究所(JCR)から「AA-」の格付を取得しています。

一般的に、格付「BBB」以上の債券が投資適格とされています。

JCRの格付事由は次のとおりです。

直近の格付見直し以降、20年9月14日に20/7期決算が公表されたほか、10月15日に「イオン上田ショッピングセンター」を53.5億円で新規取得したが、格付に影響を与える事象は発生していない。本投資法人の場合、マスターリースによる長期かつ固定賃料のため、現時点において、新型コロナウイルス感染症の拡大がポートフォリオ・キャッシュフローへ及ぼす短期的な影響は特段懸念されない。一方で、当該感染症の拡大に伴う消費動向をはじめとした外部環境の変化が、商業施設運営全般に与える影響について当面留意が必要な状況であることに変わりはなく、引き続き運用状況等を注視していく。

今回の起債(サステナビリティボンド)による調達資金は、20年12月末日までに、サステナビリティ適格資産の基準を満たす特定資産である「イオンモール石巻」及び「イオンモール水戸内原」の取得資金に充当した既存借入金につき、20年10月20日付で行われた行われた借り換えに係る短期借入金の返済に全額充当する予定であり、財務に特段の影響を与えるものではない。

出典:株式会社日本格付研究所(2020)「News Release

格付について詳しくは次の記事をご覧ください。

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販売会社

イオンリート投資法人第7回無担保投資法人債(投資法人債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)は、次の証券会社で販売しています。

  • SMBC日興証券
  • 大和証券
  • みずほ証券
  • 岡三証券

SMBC日興証券では、オンライントレードでも取り扱っています。

個人向け社債の購入方法について、詳しくは次の記事をご覧ください。

関連記事 社債とは? わかりやすく種類や購入方法を紹介します

イオンリート投資法人第7回無担保投資法人債(投資法人債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)について詳しくは、下記の公式サイトでご確認ください。

公式 投資法人債(サステナビリティボンド)の発行(予定)に関するお知らせ

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