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東証グロース市場250指数先物とは

東京証券取引所

東証グロース市場250指数とは、東証グロース市場に上場する銘柄を対象として算出される時価総額加重平均型の株価指数です。東証グロース市場250指数先物とは、東証グロース市場250指数を対象とする株価指数先物取引です。

東証グロース市場250指数

東証グロース市場250指数とは、東証グロース市場指数の算出対象を母集団とし、上場時価総額を基準としてJPX総研が選定した銘柄を算出対象とする時価総額加重型の指数です。

東証グロース市場は新興市場であるため、東証グロース市場250指数はTOPIX以上に特定銘柄の寄与度が高くなっています。メルカリやそーせいなどが特に寄与度が高いため、これら銘柄の株価によって指数が大きく変わります。また、時価総額が変わりやすいのも東証グロース市場の特徴で、時価総額ランキングも日々目まぐるしく変化します。

東証グロース市場250指数の呼値は0.5ポイント単位です。つまり、東証グロース市場250指数は0.5ポイント刻みで変動します。

基準日

2003年9月12日

基準値

1,000 ポイント

寄与度

東証グロース市場250指数における寄与度トップ10は次の銘柄です。

東証マザーズ指数先物の寄与度
銘柄名寄与度
メルカリ7.86%
そーせい5.47%
フリー3.71%
ミクシィ3.44%
マネフォ3.40%
ジーエヌアイ3.06%
Sansan3.04%
サイバダイン2.37%
サンバイオ2.30%
ラクス2.11%

※2020年3月3日時点

ETF

東証グロース市場250指数と対象指標とする上場投資信託(ETF)には、次の銘柄があります。

東証グロース市場250指数のETF
銘柄コード銘柄名
2516東証グロース250ETF

東証グロース250ETF

東証グロース250ETFは、東証グロース市場250指数を対象指標とする上場投資信託(ETF)です。現物資産ではなく、東証グロース市場250指数先物を投資対象としています。元々は東証マザーズETFという名称でしたが、東証マザーズ指数の名称変更に伴い、2023年11月6日に現在の銘柄名に変更されました。

銘柄概要
銘柄名東証グロース250ETF
銘柄コード2516
対象指標東証グロース市場250指数
売買単位10口
分配金利回り0%
信託報酬0.55%(税込)
制度信用貸借銘柄
管理会社シンプレクス・アセット・マネジメント

ETFの中には出来高が非常に少ない銘柄もありますが、東証グロース250ETFには十分な流動性があります。

東証グロース250ETFは信用取引で空売りすることもできるので、東証グロース市場250指数が下落する局面でも収益を得ることができます。

投資信託

東証グロース市場250指数を対象指標とするオープンエンド型投資信託はありません。

東証グロース市場250指数先物

東証グロース市場250指数先物の裁定取引単位は、東証グロース市場250指数を1,000倍した金額となります。そのため、日経225ミニと同様に少額の資金から取引を始めることができます。

東証グロース市場250指数先物の呼値は、0.5ポイントの1,000倍で500円となります。

証拠金はSPANパラメータにより日々計算されますが、おおむね証拠金の10倍以上の取引ができます。

マーケットメイカーとして、野村証券、みずほ証券、三菱UFJ証券などが参加しています。

取引時間

東証グロース市場250指数先物の取引時間は、日中立会が8時45分から午後3時15分、ナイトセッションが午後4時30分から翌日午前5時30分までです。

東証グロース市場250指数先物の取引時間
セッション取引時間
日中立会8:45 ~ 15:15
ナイトセッション16:30 ~ 翌5:30

限月

東証グロース市場250指数先物は3月、6月、9月、12月のうち直近5限月を取引対象としています。

取引最終日は、各限月の第2金曜日(休業日の場合は繰上げ)の前日です。

取引単位

東証グロース市場250指数先物では「東証グロース市場250指数 × 1,000円」を取引単位としています。

証券会社

東証グロース市場250指数先物を取引できる証券会社と、その手数料は次のとおりです。

東証グロース市場250指数先物の取扱証券会社
証券会社1枚あたりの手数料(税抜)
SBI証券38円
楽天証券38円
auカブコム証券40円
岡三オンライン証券40円
松井証券40円
GMOクリック証券取扱なし
マネックス証券取扱なし
SBIネオトレード証券取扱なし

東証グロース市場Core指数

東証グロース市場Core指数は、東証グロース市場に上場する内国普通株式のうち、上場時価総額、流動性を考慮して選定する20銘柄により構成される指数です。

配当なし指数は15秒間隔のリアルタイムで、配当込み指数は、日次終値ベースで算出・配信されます。

構成銘柄

東証グロース市場Core指数の構成銘柄は以下のとおりです。

東証グロース市場Core指数の構成銘柄
コード銘柄名
2160ジーエヌアイグループ
3479ティーケーピー
4051GMOフィナンシャルゲート
4194ビジョナル
4375セーフィー
4477BASE
4478フリー
4485JTOWER
5253カバー
6027弁護士ドットコム
6030アドベンチャー
7095Macbee Planet
7157ライフネット生命保険
7342ウェルスナビ
9158シーユーシー
9164トライト
9166GENDA
9229サンウェルズ
9348ispace

※2023年10月31日の定期選定結果

東証グロース市場Core指数は、市場の実態をより的確に反映するために、構成銘柄の定期入替を毎年1回10月に行っています。

ETF

東証マザーズCore指数と対象指標とする上場投資信託(ETF)には、次の銘柄があります。

東証マザーズ指数のETF
銘柄コード銘柄名
1563東証グロース・コアETF

東証グロース・コアETF

東証グロース・コアETFは、東証グロース市場を代表する20銘柄の値動きを表す「東証グロース市場Core指数」との連動を目指すETF(上場投資信託)です。

銘柄概要
銘柄名東証グロース・コアETF
銘柄コード1563
対象指標東証グロース市場Core指数
売買単位1口
分配金利回り1.55%
信託報酬0.55%(税込)
制度信用貸借銘柄
管理会社シンプレクス・アセット・マネジメント

ETFの中には出来高が非常に少ない銘柄もありますが、東証グロース・コアETFには十分な流動性があります。

東証グロース・コアETFは信用取引で空売りすることもできるので、東証マザーズ指数が下落する局面でも収益を得ることができます。

投資信託

東証グロース市場Core指数を対象指標とするオープンエンド型投資信託はありません。

参考文献

シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社 (2023) ETFの約款変更に関するお知らせ
株式会社JPX総研 (2023) 東証グロース市場Core指数

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