ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)3級を独学で合格

ライフプランニング 資産運用

ファイナンシャル・プランニング技能士3級の合格を目指してる方へ。独学でFP技能士3級に合格した私が、試験の難易度や必要な勉強時間、おすすめのテキストをご紹介します。この記事を読めば、効率的に合格できます。

3級ファイナンシャル・プランニング技能士の概要

ファイナンシャル・プランニング技能士は、国家資格である技能検定のひとつです。

FP技能検定3級の概要
試験機関金融財政事情研究会(きんざい)
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)
試験日年3回(1月・5月・9月)
受験料学科試験:3,000円
実技試験:3,000円
試験範囲ライフプランニングと資金計画
リスク管理
金融資産運用
タックスプランニング
不動産
相続・事業承継

試験の難易度

過去問の過去3回分をやってみて、間違えたところをテキストで確認することを5~6回繰り返せば、前提知識が無くても合格できます。

テキスト

3級ファイナンシャル・プランニング技能士のテキストは「みんなが欲しかった! FPの教科書3級」をおすすめします。滝澤ななみ先生の本は、色使いやイラストで分かりやすく書かれていて、複雑な事項でも理解しやすいです。

このテキストを使えば試験問題の9割は解けますが、テキストに載っていない内容も1割程度出題されます。FP技能検定3級の合格ラインは6割なので、テキストに載っていない内容は解けなくても合格できます。

3級ファイナンシャル・プランニング技能士の技能検定は、広く浅い知識を問う試験です。出題範囲が広いので、テキストを通読すると、それなりに時間がかかります。

いきなりテキストを通読するのではなく、まず過去問をやってみることをおすすめします。自分の得意分野と苦手分野を明らかにしてから、不正解だった分野をテキストを読んだ方が効率的です。

金融に関する法律や制度は頻繁に改正されるので、テキストは古本ではなく最新版を入手することをおすすめします。つみたてNISAiDeCoなど、新たに導入された制度は出題される傾向が高く、事前に勉強しておけば得点源になります。

過去問の傾向

市販の問題集は不要です。FP技能検定は過去問が公開されています。FP技能検定は頻出問題が多いので、傾向を掴むためにも実際の過去問を解いた方が効率的に勉強できます。

市販の問題集は不要です。3級ファイナンシャル・プランニング技能士は過去問が公表されているので、過去問を解くことを中心とすると勉強の効率が高いです。FP技能検定3級は過去に頻出している問題が数多くあり、過去問をこなすことで傾向を掴み、効率的に勉強を進めることができるのが理由です。

過去に出題されたことがない問題も1割程度出題されます。FP技能検定3級の合格ラインは6割なので、解けなくても合格できます。それを考慮に入れて、過去問では8割以上解けるよう準備しておきましょう。

FP技能検定の過去問と解答は、下記の公式サイトで確認してください。

ライフプランニングと資金計画

ライフプランニングと資金計画は、出題傾向がはっきりしていて得点しやすい分野です。次の問題が頻繁に出題されています。

  • 係数
  • 健康保険の任意継続
  • 国民年金の付加年金
  • 年金の繰上げ受給と繰下げ受給
  • 遺族年金

リスク管理

リスク管理は、出題傾向がはっきりしていて得点しやすい分野です。次の問題が頻繁に出題されています。

  • 定期保険特約付終身保険
  • 払済保険と延長保険

金融資産運用

金融資産運用は基本的な事項しか出題されないので、得点を稼ぎやすい分野です。不動産や相続は法律や数値を問う問題が多くて、勉強がたいへんです。簡単な金融資産運用で得点を稼げるように、全問正解を目指しましょう。

金融資産運用は出題範囲が狭いのため、すべてが頻出問題と言っていいくらいです。とくに次の問題が頻繁に出題されています。

  • 単利最終利回り
  • 債券価格と利回り
  • 投資適格の格付
  • PBRPERROE
  • 日銀の買いオペと売りオペ

日常的に株式や債券、為替を取引している個人投資家にとっては、常識的に知っている問題しか出題されません。ただ、単利最終利回りだけは計算できるようにしておきましょう。

タックスプランニング

複雑な税制を堪能できる分野です。不動産と並んでFP技能検定3級の合否を左右する重要分野なので、十分に対策しておくことをおすすめします。

次の問題が頻繁に出題されています。

  • 青色申告
  • 住宅ローン控除
  • 配偶者控除
  • 所得区分と損益通算
  • 扶養控除
  • 直系尊属から資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税

不動産

不動産は法律が複雑です。タックスプランニングと同様にFP技能検定3級の合否を左右する重要分野なので、十分に対策しておくことをおすすめします。

次の問題が頻繁に出題されています。

  • 建ぺい率
  • 容積率
  • 不動産の評価額
  • 接道義務
  • 区分所有法
  • 小規模宅地等の評価減の特例

相続・事業承継

テキストを読むと複雑そうに見えますが、過去の出題傾向がはっきりしているので対策を立てやすい分野です。

事業承継の分野は、めったに出題されません。勉強しなくても合格には影響はないので、他の分野の勉強に力を入れましょう。

次の問題が頻繁に出題されています。

  • 相続の非課税限度額
  • 相続税評価額

指定試験機関

ファイナンシャル・プランニング技能士の特徴として、試験機関が2つあることが挙げられます。FP技能検定試験は次の2つの機関で実施されています。

  • 金融財政事情研究会(きんざい)
  • 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(日本FP協会)

どちらを選んでも学科試験の内容は同じですが、きんざいと日本FP協会で実務試験の内容が異なります。

試験機関による違い
きんざい日本FP協会
実務試験個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務
資産設計提案業務
試験会場多い少ない
受験者数多い少ない
対応テキスト多い少ない
実務試験の内容受験勉強的実務的

資格の価値としては、どちらも同じです。3級ファイナンシャル・プランニング技能士の技能検定合格証書には、きんざいの代表理事の署名と日本FP協会の理事の署名が併記されています。

金融財政事情研究会

きんざいで受験する場合は、実務試験は「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」のどちらかを受験申請時に指定します。

保険顧客資産相談業務は保険に関する業務が中心に出題されます。保険外交員など、保険に詳しい方は保険顧客資産相談業務を選ぶとよいでしょう。

個人資産相談業務は対象範囲全般の問題が出題されます。一般的には、個人資産相談業務を選ぶとよいでしょう。

試験会場は、きんざいと日本FP協会で異なります。きんざいの方が試験会場が多いので、自宅近くで受験したければ、きんざいの方をおすすめします。

実務試験の難易度は、きんざいの方が日本FP協会より難易度が高いと言われています。難問やひっかけ問題も出題されます。ただし、対策テキストが豊富で、受験勉強のように詰め込み勉強で対応しやすい問題とも言えます。

日本ファイナンシャル・プランナーズ協会

日本FP協会で受験する場合は、資産設計提案業務で受験することになります。他の選択肢はありません。資産設計提案業務は、対象範囲全般の問題が出題されます。

実務試験の難易度は、日本FP協会の方がきんざいより易しいと言われています。問題も実際の金融商品にまつわるものが出題されるので、実務経験が豊富な方はやりやすいでしょう。ただし、時事問題も出題されるので、受験勉強的な詰め込み勉強では対応しにくい面もあります。普段からニュースなどを読んでおく必要があります。

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