ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債が2022年12月16日に発行

ソフトバンク

ソフトバンクグループ株式会社が個人向け社債「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)を2022年12月16日に発行します。

概要

ソフトバンクグループ株式会社が発行する個人向け社債の概要は次のとおりです。

社債概要
名称ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債
愛称福岡ソフトバンクホークスボンド
発行体ソフトバンクグループ株式会社
期間約7年
利率年2.84%(税引前)
発行日2022年12月16日
利払日毎年6月16日および12月16日(年2回)
償還日2029年12月14日
発行価格額面100円につき100円
申込単位100万円単位
格付A- (JCR)
発行額3,850億円
募集期間2022年12月2日~2022年12月15日

購入者プレゼント

2022年12月2日から2022年12月15日までの申込期間中中に「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」を購入すると、ソフトバンクグループ株式会社から「お父さん応援隊長フェイスタオル(今治タオル)」が購入者全員にプレゼントされます。

お父さん応援隊長フェイスタオル

発行体

「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」の発行体は、ソフトバンクグループ株式会社です。ソフトバンクグループ株式会社(東証1部、証券コード9984)は、通信やネット関連などの事業をグループ会社で展開する持ち株会社です。主要な連結子会社と関連会社は次のとおり。

  • ソフトバンク株式会社
  • Sprint Communications, Inc.(米国の携帯電話事業者)
  • ヤフー株式会社
  • アスクル株式会社
  • 株式会社PayPay銀行
  • バリューコマース株式会社
  • ブックオフコーポレーション株式会社
  • Arm Limited(英国のスマホ向けマイクロプロセッサ設計会社)
  • 福岡ソフトバンクホークス株式会社
  • アイティメディア株式会社(IT総合情報サイトITmediaの運営会社)
  • 株式会社ベクター(ソフトウェアダウンロード販売会社)
  • Alibaba Group Holdings Limited(中国の電子商取引サイト運営会社)

ソフトバンクグループ株式会社は、以下に示す格付け会社から発行体格付を取得しています。

発行体格付
格付会社格付
スタンダード&プアーズ (S&P)BB+
日本格付研究所A-
S&Pの格付によると、ソフトバンクグループ株式会社が発行する社債はジャンク債(投資不適格債)となります。

Moody’s はソフトバンクグループ株式会社の依頼に基づかない勝手格付を行っています。

勝手格付
格付会社格付
Moody’sBa3

対象会社からの依頼に基づく格付は依頼会社から様々な資料を提供されますが、勝手格付けは公開情報からのみ判断します。Moody’s は依頼に基づく格付と勝手格付を記号の上では区別しません。

利回り

「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」の利回りは、年2.84%(税引前)です。毎年6月16日と12月16日の年2回、半年分の利払いが行われます。

格付け

ランキング

「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」は日本格付研究所(JCR)から「A-」の長期個別債務格付を2022年12月1日付で取得しています。

格付「BBB」以上の債券が投資適格とされています。

日本格付研究所による格付事由は次のとおりです。

通信、ファンド投資などの事業をグループ会社で展開する持株会社。連結会計上は、持株会社投資事業、ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業(SVF事業)、ソフトバンク事業、アーム事業、その他で構成されている。当社は投資会社としての側面を強めており、ソフトバンク事業などについても投資先として評価する必要がある。

当社が保有するグループ会社を含めた株式価値(22年9月末)は19.68兆円である。連結上の純有利子負債(同)は14.13兆円であるが、ソフトバンクなどの子会社は独立採算を前提としており、当社が返済すべき単体ベースの実質的な純有利子負債は2.96兆円になるとしている。22年9月末の保有株式価値に対する調整後単体純有利子負債のカバー率(LTV)は15.0%である。LTVは25%未満を基準とし、異常時においても上限35%として管理を行う方針。株式の時価は変動しやすく、相当に保守的な評価が必要になるが、現状の管理方針を前提とすれば、一定の安全性は確保できるとJCRでは判断している。利払いなどの経常的な支出に対しても、ソフトバンクからの配当や保有する資産の活用などにより相応の余裕を有している。

足元、投資環境は大幅に悪化しており、SVF 事業の投資損益は赤字が続いている。当面、ファンド運営については、①組織の効率化②新規投資の厳選③既存投資先の価値向上に取り組むとしている。JCRでは、今後のファンド運営の状況について注意深く見守っていく方針である。

劣後特約

「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」には劣後特約が付いていません。

劣後特約とは、劣後事由が発生したときの弁済(元利金の返済)順位が一般無担保社債(シニア債)よりも低くなるという特約です。

劣後事由が発生した場合には、元利金の全部または一部の支払いを受けられない可能性があります。具体的には、次のような場合です。

  • 清算手続が開始された場合
  • 裁判所が破産手続き開始の決定をした場合
  • 裁判所が更生手続き開始の決定をした場合
  • 裁判所が再生手続き開始の決定をした場合

このような場合、優先順位の高い債務から弁済されていきます。ソフトバンクグループ株式会社における弁済順位は次のようになります。

弁済の優先順位
順位分類具体例
1シニア債務第58回無担保社債(福岡ソフトバンクホークスボンド)
ローン
2劣後社債第5回無担保社債(劣後特約付)
3劣後社債
優先株式
第5回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)
4普通株式

無担保

「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」には担保および保証は付けられていません。また、とくに留保されている資産もありません。

ソフトバンクグループ株式会社の以前の社債「ソフトバンクグループ株式会社 第53回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」には子会社であるソフトバンク株式会社の保証が付いていましたが、今回はソフトバンク株式会社による保証は付いていません。

第53回のソフトバンク債についても、発行後に子会社であるソフトバンク株式会社の上場に伴って、後から保証解除されました。

販売会社

「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」は、次の証券会社で販売しています。

販売会社
金融機関引受金額
みずほ証券1,000億円
大和証券800億円
SMBC日興証券550億円
野村證券500億円
SBI証券500億円
三菱UFJモルガン・スタンレー証券200億円
岡三証券140億円
岩井コスモ証券70億円
東海東京証券65億円
水戸証券15億円
西日本シティTT証券10億円
3,850億円

証券会社によって引受金額(販売総額)が異なります。引受金額が大きい証券会社ほど購入しやすくなっています。

大和証券

大和証券では「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」の買付注文にをインターネット(オンライントレード)では取扱いをしていません。「ダイワ・コンサルティング」コースの場合は本店・支店・営業所で、「ダイワ・ダイレクト」コースの場合はコンタクトセンターで取り扱っています。

SMBC日興証券

SMBC日興証券ではオンライントレードでも「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」を購入できます。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券ではネットでも「ソフトバンクグループ株式会社第5回無担保社債(劣後特約付)を購入できます。

SBI証券

SBI証券では「総額1,000万円プレゼント 債券ウルトラキャンペーン」を実施しています。

2022年11月15日から2023年1月31日までのキャンペーン期間中にエントリーしたうえ、「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」を購入すると、抽選で現金10,000円が当たります。

キャンペーン
景品当選者数
現金10,000円900名
現金5,000円200名

さらに、指定の条件を満たすと当選確率がアップします。

指定条件
条件当選確率
「SBI 債券 news」受信登録2倍
債券デビュー・再デビュー2倍
上記の両方を実施3倍

リスク

「ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債」には、次のリスクがあります。

  • 信用リスク
  • 価格変動リスク
  • 流動性リスク

社債は満期まで保有すれば額面で償還されます。新発債を購入して、満期まで保有すれば、価格変動リスクはありません。

途中で売却する場合は、時価で売却するため、売却損が発生することがあります。既発債を購入する場合は、時価で購入するため、満期まで保有しても償還差損が生じることがあります。

発行実績

ソフトバンクグループ株式会社無担保社債

ソフトバンクグループは、過去に次の「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(福岡ソフトバンクホークスボンド)」を発行しました。

社債発行履歴
銘柄発行日利率期間
第56回2019年9月20日1.38%7年
第55回2019年4月26日1.64%6年
第53回2018年6月20日1.57%6年
第51回2017年3月16日2.03%7年

ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(劣後特約付)

「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(劣後特約付)」は、前述の「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(福岡ソフトバンクホークスボンド)」より弁済順位が劣後する社債です。

ソフトバンクグループは、過去に次の「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(劣後特約付)」を発行しました。

社債発行履歴
銘柄発行日利率期間
第5回2022年2月4日2.48%7年
第3回2021年9月30日2.40%7年

ソフトバンクグループ株式会社利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債

ソフトバンクグループ株式会社利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)」は、前述の「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(劣後特約付)」より弁済順位が劣後する社債です。

ソフトバンクグループは、過去に次の「ソフトバンクグループ株式会社利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)」を発行しました。

社債発行履歴
銘柄発行日利率期間
第5回2021年6月21日2.75%35年

社債の買取り

2020年7月1日、ソフトバンクグループ株式会社が下記ソフトバンクグループ債の買取りを提案しました。

ソフトバンクグループ債買取
発行日銘柄名利率償還日
2014年12月19日ソフトバンクグループ株式会社
第1回無担保社債(劣後特約付)
2.50%2021年12月17日
2015年2月9日ソフトバンクグループ株式会社
第2回無担保社債(劣後特約付)
2.50%2022年2月9日
2015年12月10日ソフトバンクグループ株式会社
第48回無担保社債
2.13%2022年12月9日
2017年3月16日ソフトバンクグループ株式会社
第51回無担保社債
2.03%2024年3月15日

ソフトバンクグループ債の買取りについて詳しくは、下記プレスリリースをご確認ください。

公式 国内無担保社債の買入れに関するお知らせ

スケジュール

スケジュール
  • 2022.12.1
    条件決定
  • 2022.12.2
    募集開始
  • 2022.12.15
    募集終了
  • 2022.12.16
    発行日
  • 2023.6.16
    利払い
  • 2023.12.16
    利払い
  • 2024.6.16
    利払い
  • 2024.12.16
    利払い
  • 2025.6.16
    利払い
  • 2025.12.16
    利払い
  • 2026.6.16
    利払い
  • 2026.12.16
    利払い
  • 2027.6.16
    利払い
  • 2027.12.16
    利払い
  • 2028.6.16
    利払い
  • 2028.12.16
    利払い
  • 2028.9.16
    利払い
  • 2029.12.14
    利払い・償還

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参考文献

ソフトバンクグループ株式会社 (2022) 社債情報
ソフトバンクグループ株式会社 (2022) 格付情報
株式会社日本格付研究所 (2022) News Release
Moody’s Investors Service (2022) NEWS
ソフトバンクグループ株式会社 (2022) ムーディーズによる勝手格付けに関するレポートについて
岩井コスモ証券 (2022) 新規発行社債のご案内 ソフトバンクグループ株式会社第58回無担保社債
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