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ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(福岡ソフトバンクホークスボンド)

ソフトバンク

ソフトバンクグループが個人向け社債「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」を2025年5月2日に発行します。

銘柄

ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債

愛称

福岡ソフトバンクホークスボンド

発行体

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の発行体は、ソフトバンクグループ株式会社です。ソフトバンクグループ株式会社(東証1部、証券コード9984)は、通信やネット関連などの事業をグループ会社で展開する持ち株会社です。主要な連結子会社と関連会社は次のとおり。

  • ソフトバンク株式会社
  • Sprint Communications, Inc.(米国の携帯電話事業者)
  • ヤフー株式会社
  • アスクル株式会社
  • 株式会社PayPay銀行
  • バリューコマース株式会社
  • ブックオフコーポレーション株式会社
  • Arm Limited(英国のスマホ向けマイクロプロセッサ設計会社)
  • 福岡ソフトバンクホークス株式会社
  • アイティメディア株式会社(IT総合情報サイトITmediaの運営会社)
  • 株式会社ベクター(ソフトウェアダウンロード販売会社)
  • Alibaba Group Holdings Limited(中国の電子商取引サイト運営会社)

ソフトバンクグループ株式会社は、以下に示す格付け会社から発行体格付を取得しています。

発行体格付
格付会社 格付
スタンダード&プアーズ (S&P) BB+
日本格付研究所 A-
S&Pの格付によると、ソフトバンクグループ株式会社が発行する社債はジャンク債(投資不適格債)となります。

ソフトバンクグループ株式会社の連結経営成績は以下のとおりです。

連結経営成績(百万円)
2023年3月期 2024年3月期
売上高 6,570,439 6,756,500
税引前利益 △469,127 57,801
当期利益 △789,801 209,217
親会社の所有者に帰属する当期利益 △970,144 △227,646

発行条件

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の発行条件は以下のとおりです。

期間

5年

利率

年3.34%(税引前)

発行価格

額面100円につき100円

申込単位

100万円単位

発行額

6000億円

無担保

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」には担保および保証は付けられていません。また、とくに留保されている資産もありません。

ソフトバンクグループ株式会社の以前の社債「ソフトバンクグループ株式会社 第53回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」には子会社であるソフトバンク株式会社の保証が付いていましたが、今回はソフトバンク株式会社による保証は付いていません。

第53回のソフトバンク債についても、発行後に子会社であるソフトバンク株式会社の上場に伴って、後から保証解除されました。

劣後特約

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」には劣後特約が付いていません。

劣後特約とは、劣後事由が発生したときの弁済(元利金の返済)順位が一般無担保社債(シニア債)よりも低くなるという特約です。

劣後事由が発生した場合には、元利金の全部または一部の支払いを受けられない可能性があります。具体的には、次のような場合です。

  • 清算手続が開始された場合
  • 裁判所が破産手続き開始の決定をした場合
  • 裁判所が更生手続き開始の決定をした場合
  • 裁判所が再生手続き開始の決定をした場合

このような場合、優先順位の高い債務から弁済されていきます。ソフトバンクグループ株式会社における弁済順位は次のようになります。

弁済の優先順位
順位 分類 具体例
1 シニア債務 第63回無担保社債(福岡ソフトバンクホークスボンド)
ローン
2 劣後社債 第5回無担保社債(劣後特約付)
3 劣後社債
優先株式
第5回利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)
4 普通株式

プレゼント

お父さん応援隊長トラベルポート

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」を申込期間中に購入すると、ソフトバンクグループ株式会社から「お父さん応援隊長トラベルポーチ2点セット」がもれなくプレゼントされます。「お父さん応援隊長トラベルポーチ2点セット」については、購入金額にかかわらず、購入者1名につきひとつプレゼントされます。

手取金の使途

2025年4月25日に償還する国内債券の償還により一時的に減少する手元資金、および2025年4月20日に償還する外貨建て社債の償還により一時的に減少する手元資金に充当します。また、2023年8月にソフトバンク・ビジョン・ファンドから取得したアーム株式の取引対価の一部として、2025年8月に支払期日が到来する見払金額の支払の一部に充当する予定です。

スケジュール

calendar

「ソフトバンクグループ株式会社第64回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の条件決定から償還までのスケジュールは以下のとおりです。

スケジュール
  • 2025.4.18
    条件決定
  • 2025.4.21
    募集開始
  • 2025.5.1
    募集終了
  • 2025.5.2
    発行日
  • 2025.11.2
    利払い
  • 2026.5.2
    利払い
  • 2026.11.2
    利払い
  • 2027.5.2
    利払い
  • 2027.11.2
    利払い
  • 2028.5.2
    利払い
  • 2028.11.2
    利払い
  • 2029.5.2
    利払い
  • 2029.11.2
    利払い
  • 2030.5.2
    利払い・償還

条件決定日

2025年4月18日

募集期間

2025年4月21日~2025年5月1日

発行日

2025年5月2日

利払日

毎年5月2日及び11月2日(年2回)

償還日

2030年5月2日

格付け

credit ratings

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」は、株式会社日本格付研究所(JCR)から「A」の長期個別債務格付を取得しています。

格付「BBB」以上の債券が投資適格とされています。

日本格付研究所(JCR)による格付事由は以下のとおりです。

半導体 IP(回路の設計情報などの知的財産)のライセンス、国内通信、ファンド投資などの事業をグループ会社で展開する持株会社。連結会計上は、持株会社投資事業、ソフトバンク・ビジョン・ファンド事業(SVF事業)、ソフトバンク事業、アーム事業、その他で構成されている。当社は戦略的投資持株会社であるとしており、ソフトバンク事業などについても投資先として評価する必要がある。

近年、保守的な投資姿勢を維持してきたが、AI 関連を中心に再び投資を積極化している。25 年 1 月以降、AI インフラ構築プロジェクト「Stargate」や企業向け最先端 AI「クリスタル・インテリジェンス」など AI関連の新事業を立て続けに公表した。1 月には OpenAI に対する出資(15 億米ドル)、3 月には米半導体設計企業(Ampere)の買収(65 億米ドル)を発表したほか、本日付で OpenAI に対して最大 400 億米ドル(約 5兆 9,808 億円(1 米ドル=149.52 円で換算)、うち 100 億米ドルを外部投資家にシンジケーションする予定で、当社の実質的な出資額は最大 300 億米ドルになる見込み)追加出資する計画を打ち出すなど、AI 分野への大型投資が続く見通しである。競争激化が予想される生成AIへの投資は不確実性を伴う。引き続き、LTV25%未満(通常時)の財務方針は堅持されるとみられるが、保有資産に占める非上場 AI 関連のウェートが高まり、従前よりも株式価値の変動リスクは上昇すると判断した。以上より、格付は据え置くが、見通しをネガティブに変更した。今後の OpenAI の事業展開と当社の投資動向を注視していく。

当社と OpenAI との関係は急速に深まっている。OpenAI が提供する「ChatGPT」は週間利用者数が 5 億人に達するなど競合サービスと比べて優位なポジションにあると思われる。一方、多額の運営・開発コストが先行しており、中長期的な収益の成長が課題となっている。「Stargate」や「クリスタル・インテリジェンス」は OpenAI の競争力向上、収益基盤強化に寄与するものであるが、同社の企業価値を持続的に高めていけるか、保守的及び総合的に評価していく必要がある。アーム事業についてはチップ出荷数が着実に増加するなど順調な成長を示している。Ampere の買収による半導体チップの開発力の強化を通じて、成長をさらに加速できるか見守りたい。

当社が保有するグループ会社を含めた株式価値(調整後 SBG 単体保有株式価値、24 年 12 月末)は 33.66 兆円、ソフトバンクなどの独立採算の子会社の有利子負債を除いた実質的な当社単体ベースの純有利子負債(調整後 SBG 単体純有利子負債)は 4.33 兆円となっている。24 年 12 月末の LTV は 12.9%であるが、25 年1 月から足元まで公表された投資金額を織り込むと、LTV は 20%台まで上昇する見込み。非上場の AI 関連への投資が増加することで、資産の質はやや低下すると JCR では判断している。保有資産の売却などを通じた LTV の管理状況を注視していく。

JCR では、25年4月1日に当社の長期発行体格付を「A」、見通しを「ネガティブ」と公表している。その後、格付に影響を与えるような事象は発生していない。

販売会社

以下に示す証券会社で「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」を販売しています。

販売会社
金融機関 引受金額
野村證券 1600億円
大和証券 1000億円
SBI証券 850億円
みずほ証券 800億円
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 500億円
SMBC日興証券 500億円
岡三証券 360億円
東海東京証券 200億円
岩井コスモ証券 150億円
水戸証券 30億円
西日本シティTT証券 10億円
合計 6000億円

証券会社によって引受金額(販売総額)が異なります。引受金額が大きい証券会社ほど購入しやすくなっています。

野村證券

野村證券では「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の買付注文をオンラインサービスでも取り扱っています。

大和証券

大和証券では「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の買付注文をインターネット(オンライントレード)でも取り扱っています。

SBI証券

SBI証券では「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の買付注文をオンライントレードのみで取り扱っています。

SBI証券では「ソフトバンクグループ社債購入応援キャンペーン」を実施しています。キャンペーン期間中にエントリーのうえ、ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債を購入すると、抽選でポイントが当たります。

ソフトバンクグループ社債購入応援キャンペーン
ポイント数 当選者数
1等 100,000 10名
2等 10,000 50名
3等 1,000 3,040名

プレゼントで貰えるプレゼントは、以下に示すいずれかのポイントを選べます。

  • Vポイント
  • Pontaポイント
  • dポイント
  • PayPayポイント
  • JALマイレージ

下記の条件を満たすことで、当選確率がアップします。

条件 当選確率
①PayPayポイントをメインポイントに設定 2倍
②債券デビュー・再デビュー 2倍
③対象債券を1,000万円以上購入 2倍
上記①②③のうち2つ以上条件を満たした場合 5倍

みずほ証券

みずほ証券では「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の買付注文をネット倶楽部(オンライントレード)でも取り扱っています。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」買付注文をネットでは取り扱っていません。

SMBC日興証券

SMBC日興証券では「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の買付注文をオンライントレードでも取り扱っています。

リスク

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」には、次のリスクがあります。

  • 信用リスク
  • 価格変動リスク
  • 流動性リスク

信用リスク

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」は無担保の債務であり、当社が倒産等の事態に陥った場合、本社債に関する支払の一部又は全部が行われない可能性があります。

価格変動リスク

社債は満期まで保有すれば額面で償還されます。新発債を購入して、満期まで保有すれば、価格変動リスクはありません。途中で売却する場合は時価で売却するため、売却益や売却損が発生することがあります。既発債を購入する場合は時価で購入するため、満期まで保有しても償還差益や償還差損が生じることがあります。

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の価格は、市場金利等の変動、当社の経営状況又は財務状況の変化及び本社債に付与された格付の状況等により変動し、その結果、売却する場合において投資元本を割り込む可能性があります。

流動性リスク

「ソフトバンクグループ株式会社第65回無担保社債(愛称:福岡ソフトバンクホークスボンド)」の発行時においてその活発な流通市場は形成されておらず、またかかる市場が形成される保証はありません。したがって、本社債権者は、本社債を売却できないか、又は希望する条件で売却できない可能性があります。

発行実績

ソフトバンクグループ株式会社無担保社債

ソフトバンクグループは、過去に次の「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(福岡ソフトバンクホークスボンド)」を発行しました。

社債発行履歴
銘柄 発行日 利率 期間
第64回無担保普通社債 2024年12月11日 3.15% 7年
第63回無担保普通社債 2024年6月14日 3.03% 7年
第59回無担保普通社債 2023年3月10日 3.04% 5年
第58回無担保普通社債 2022年12月16日 2.84% 7年
第56回無担保普通社債 2019年9月20日 1.38% 7年
第55回無担保普通社債 2019年4月26日 1.64% 6年
第53回無担保普通社債 2018年6月20日 1.57% 6年
第51回無担保普通社債 2017年3月16日 2.03% 7年

ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(劣後特約付)

「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(劣後特約付)」は、前述の「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(福岡ソフトバンクホークスボンド)」より弁済順位が劣後する社債です。

ソフトバンクグループは、過去に次の「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(劣後特約付)」を発行しました。

社債発行履歴
銘柄 発行日 利率 期間
第5回無担保社債(劣後特約付) 2022年2月4日 2.48% 7年
第3回無担保社債(劣後特約付) 2021年9月30日 2.40% 7年

ソフトバンクグループ株式会社利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債

ソフトバンクグループ株式会社利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)」は、前述の「ソフトバンクグループ株式会社無担保社債(劣後特約付)」より弁済順位が劣後する社債です。

ソフトバンクグループは、過去に次の「ソフトバンクグループ株式会社利払繰延条項・期限前償還条項付無担保社債(劣後特約付)」を発行しました。

社債発行履歴
銘柄 発行日 利率 期間
第6回 2023年4月28日 当初5年:4.750%
その後15年:5年国債の流通利回り+4.840%
その後5年:5年国債の流通利回り+4.890%
25年
第5回 2021年6月21日 2.75% 35年

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参考文献

ソフトバンクグループ株式会社 (2025) 第65回及び第66回無担保普通社債の発行に関するお知らせ
ソフトバンクグループ株式会社 (2025) 社債情報
ソフトバンクグループ株式会社 (2025) 格付情報
株式会社日本格付研究所 (2025) News Release

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