楽天証券のiDeCo(確定拠出年金)のおすすめ商品 2018年8月版

iDeCo 保険・年金
iDeCo

iDeCoをやってみたいものの、どの商品を選択したらよいのか分からない……

将来に備えて自分が運用方法を決められるiDeCoですが、取扱商品の種類が多く、金融機関によって選択できる商品が異なります。

運営管理手数料が無料の楽天証券でiDeCoの商品を選択する場合のおすすめをご紹介します。

iDeCoとは

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、年金の掛金を投資信託や定期預金、保険などの金融商品で運用する年金です。

年金の掛金が所得控除されたり、金融商品の運用益に課税されないなど、節税対策にもなります。

詳しくは次の記事をご覧ください。

個人型確定拠出年金(iDeCo)
個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、個人が年金の掛け金を毎月積み立て、年金を運用する金融商品を自分で選び、運用次第で決まる年金を60歳以降に受け取る年金です。 受け取る年金の額があらかじめ決まっている確定給付型の年金と異なり、運...

楽天証券iDeCoのメリット

iDeCoには次の手数料が月々かかります。

  • 事務手数料
  • 資産管理手数料
  • 運営管理手数料

このうち運営管理手数料は銀行や証券会社など、iDeCoを取り扱っている金融機関に支払う手数料です。

運営管理手数料は各金融機関が金額を自由に決められるので、金融機関によって金額が違います。

国民年金基金連合会に支払う事務手数料と、信託銀行に支払う資産管理手数料の2つは、どこの金融機関でiDeCoをやっても金額は一緒です。

楽天証券のiDeCoは、運営管理手数用が無料になっています。

運営管理手数料が無料の金融機関は、楽天証券のほかにはSBI証券しかありません。

iDeCoを始めるなら、この2社から選択するのが良いでしょう。

楽天証券のiDeCoについて詳しくは次の記事をご覧ください。

楽天証券の個人型確定拠出年金(iDeCo)
楽天証券のiDeCoは手数料が無料 個人型確定拠出年金(iDeCo)には口座管理手数料が毎月かかります。 口座管理手数料にはいろいろあるのですが、金融機関に支払う運営管理機関手数料の金額は金融機関によって異なります。 楽天証券...

おすすめ商品

楽天証券のiDeCoで選択できる取扱商品のうち、次の商品をおすすめします。

  1. 楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)
  2. セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  3. みずほDC定期預金(1年)

楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)

特徴格安の手数料で世界中の株式に投資できる
こんな方に万人向け

「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」という愛称が付けられている楽天・全世界株式インデックスファンドは、世界47か国の株式約8,000銘柄に分散投資する投資信託です。

楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)をおすすめするのは、次の3つのポイントです。

  • 先進国から新興国まで世界中の株式をカバー
  • 手数料が格安
  • 株式だけに投資
先進国から新興国まで世界中の株式をカバー

投資対象国は米国および欧州、日本などの先進国に加えて、中国やインドなどの新興国まで及び、大型株から中型株、小型株まで網羅しています。

国別の構成比率は、次のグラフのようになっています。

地域別構成比率

国別構成比率

投資対象国のうち、アメリカが約半分を占めています。これは世界の株式のうち、アメリカ株式の時価総額が群を抜いて多いためです。

企業別に見ると、上位10社は次のようになっています。

順位企業比率
1アップル1.6%
2マイクロソフト1.3%
3アルファベット1.2%
4Amazon.com1.1%
5バークシャー・ハサウェイ0.7%
JPモルガン・チェース0.7%
Facebook0.7%
ジョンソン・アンド・ジョンソン0.7%
9エクソン・モービル0.6%
テンセント・ホールディングス0.6%

日本でも名を知られている有名企業が上位に並んでいます。

3位のアルファベットはGoogleの親会社です。

5位のバークシャー・ハサウェイは株式会社の形態をとった投資ファンドで、「投資の神様」と呼ばれるウォーレン・バフェットが経営してます。

9位のテンセント・ホールディングスは中国のインターネット企業で、中国名は騰訊控股有限公司と言います。アプリの収益が世界一の企業であり、世界最大のゲーム会社でもあります。「WeChat」というインスタントメッセンジャーアプリや「WeChat Pay」というQRコードによるスマホ決済サービスも提供しています。

このように、楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)は、名だたる世界的ブランド企業がひしめきあう先進国株式から、急成長中の企業が多い新興国株式まで世界中の株をカバーしています。

楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)1本だけで、これらすべての企業に投資できるメリットがあります。

 

手数料が格安

投資信託にかかる費用として、信託報酬があります。

楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)の信託報酬は純資産総額の0.12%(税抜)で、他の投資信託と比べて格安の手数料となっています。

低コストのインデックスファンドとして知られるたわらノーロードシリーズと比べても、その安さが際立ちます。

信託報酬の比較

信託報酬の比較

株式だけに投資

バランス型の投資信託は全世界の株式に加えて、次のものを投資対象としています。

  • 国内債券
  • 先進国債券
  • 新興国債券
  • 国内REIT
  • 先進国REIT

REITとは投資信託が保有する不動産のテナント収入を投資主に還元する上場型不動産投資信託です。

iDeCoの運用益が非課税になるメリットを享受するためには、60歳になるまで運用することになるので、必然的に長期投資になります。

長期投資で大きく値上がりする可能性がある株式に比べて、REITはそれほど値上がりが期待できません。

債券も同様に大きな値上がりは期待できないうえ、世界的な低金利でリターンも微々たるものです。

長期投資を大前提としているiDeCoでは、100%株式に投資した方がおすすめです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

特徴株式と債券にバランス良く投資
こんな方に40歳以上でリスクを抑えたい方

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドはセゾン投信が運用するバランス型の投資信託です。

おすすめするのは、次の2つのポイントです。

  • リスクを抑えたポートフォリオ
  • 純資産額が大きい人気ファンド
リスクを抑えたポートフォリオ

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは株式と債券の比率が原則50:50で、次のものを投資対象としてます。

  • 国内株式
  • 先進国株式
  • 新興国株式
  • 国内債券
  • 先進国債券
資産配分比率

資産配分比率(出典:セゾン投信)

長期投資であれば株式100%で投資することをおすすめしましたが、iDeCoに加入する年齢が40歳以上の方は、運用期間がやや短くなります。

20歳代の方であれば運用期間が30年を超えるので、値動きが激しい株式でもリスクを低減できます。

40歳以上の方は運用期間が20年を切るので、リスクを抑えた方が無難です。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドのポートフォリオは株式と債券の投資比率が原則50:50で、リスクを抑えたアセットアロケーション(資産配分)となっています。

純資産額が大きい人気ファンド

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの純資産額は1,656億円で、楽天証券iDeCoの取扱商品の中では2番目に純資産額が大きい投資信託です。

人気のない投資信託は純資産額が少なく、運用を止めて途中で償還されるリスクがあります。

その点、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは、たいへん人気がある投資信託なので、途中償還のリスクは少ないです。

みずほDC定期預金(1年)

特徴預金保険機構で保護された定期預金
こんな方にリスクを取りたくない方

定期預金は預金保険機構で保護されているため、ノーリスクと言えます。

ただし、定期預金は金利が低いため、得られる利息が国民年金基金連合会に支払う手数料(103円)を下回ってしまいます。

そのため収支はプラスにはならず、節税のメリットだけを受けることになります。

リスクを取りたくない方で所得が多い場合は、iDeCoで定期預金という選択もありです。

自営業者の方は掛金の上限が月68,000円と多いので、年金の掛金が全額所得控除になるメリットを生かしやすいです。

まとめ

楽天証券でiDeCoを始める場合、基本的には楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)をおすすめします。

とくに若い方は何十年も運用期間がありますので、価格変動が激しい株式だけでも十分耐えきれる時間が残されています。

これから先何十年の間に世界情勢は大きく変わります。そのため、日本だけとか米国だけといった偏った投資はおすすめできません。

30年前に今の中国を予想できましたか?

iDeCoを始めるのが遅かった方には、リスクをある程度抑えたセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドをおすすめします。

どうしてもリスクを取りたくない方には、みずほDC定期預金(1年)をおすすめします。

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