S&P500指数に連動する投資信託(インデックスファンド)は複数ありますが、どれを選べばよいかお悩みのあなたへ。この記事では、それぞれを比較した結果をご紹介します。これを見れば、どれが良いかすぐ分かります。
S&P500とは
S&P500の構成銘柄の時価総額は、米国株式市場のうち約8割を占めています。
厳密に言うと、S&P500には配当の扱いによって、次の3種類に分類されます。
種類 | 配当の扱い |
---|---|
S&P500 Price Return | 配当を含まない。 |
S&P500 Total Return | 配当を含む。ただし、配当にかかる税金は考慮しない。 |
S&P500 Net Total Return | 配当を含む。配当にかかる税金も考慮する。 |
とくに説明がない場合、S&P500といえば「S&P500 Price Return」のことを指します。
チャート
S&P500指数のチャートは以下のとおりです。
S&P500投資信託の比較
さまざまな観点からS&P500指数に連動する投資信託(インデックスファンド)を比較してみます。
信託報酬
S&P500指数に連動する投資信託(インデックスファンド)には、次のものがあります。
銘柄 | 信託報酬 |
---|---|
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド ※2026年5月7日まで |
0.05860% |
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド | 0.06380% |
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 0.06380% |
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド ※2026年5月8日以降 |
0.09072% |
たわらノーロード S&P500 | 0.09372% |
楽天・プラス・S&P500インデックスファンド | 0.09372% |
はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500) | 0.09372% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% |
つみたて米国株式(S&P500) | 0.22000% |
Smart-i S&P500 インデックス | 0.24200% |
iFree S&P500インデックス | 0.24750% |
NZAM・レバレッジ米国株式2倍ブル | 0.88000% |
iFreeレバレッジ S&P500 | 0.99000% |
実質コスト
投資信託にかかるコストは信託報酬だけではありません。様々な経費を含んだ実質コストを比較したランキングは以下のとおりです。
銘柄 | 実質コスト |
---|---|
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 0.102% |
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド | 0.104% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.108% |
たわらノーロード S&P500 | 0.144% |
つみたて米国株式(S&P500) | 0.238% |
iFree S&P500インデックス | 0.273% |
Smart-i S&P500 インデックス | 0.386% |
iFreeレバレッジ S&P500 | 1.077% |
NZAM・レバレッジ米国株式2倍ブル | 1.088% |
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 不明 |
NISA
少額投資非課税制度(NISA)は、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類に分類されています。このうち、成長投資枠のNISAは、株式と投資信託(整理・監理銘柄、信託期間20年未満、毎月分配型の投資信託およびデリバティブ取引を用いた一定の投資信託等を除く)が対象です。一方、つみたて投資枠のNISAでは、一定の条件に基づいて金融庁が定めた対象商品のみに投資できます。
銘柄 | 成長投資枠 | つみたて投資枠 |
---|---|---|
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | 〇 | 〇 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 〇 | 〇 |
iFree S&P500インデックス | 〇 | 〇 |
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド | 〇 | 〇 |
Smart-i S&P500 インデックス | 〇 | 〇 |
つみたて米国株式(S&P500) | 〇 | 〇 |
楽天・S&P500インデックス・ファンド | 〇 | 〇 |
NZAM・レバレッジ米国株式2倍ブル | × | × |
iFreeレバレッジ S&P500 | × | × |
iDeCo
iDeCo(個人型確定拠出年金)は、金融機関によって取扱商品が異なります。iDeCoにおけるS&P500指数に連動する投資信託の取り扱い状況は次のとおりです。
S&P500投資信託 | iDeCo |
---|---|
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 〇 |
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 〇 |
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド | × |
iFree S&P500インデックス | × |
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド | × |
Smart-i S&P500 インデックス | × |
つみたて米国株式(S&P500) | × |
iFreeレバレッジ S&P500 | × |
S&P500投資信託の詳細
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド
つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドは、2023年11月17日に設定される投資信託です。
名称 | つみたてiシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド |
愛称 | つみたてS&P500 |
委託会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 |
投資形態 | ファミリーファンド |
為替ヘッジ | なし |
設定日 | 2023年11月17日 |
信託期間 | 無期限 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
つみたてNISA | 対象外 |
販売会社 | マネックス証券 |
信託報酬
期間 | 信託報酬 |
---|---|
2026年5月7日まで | 年0.0586%程度 |
2026年5月8日以降 | 年0.09072%以内 |
2026年5月7日までの期間の信託報酬は年0.0586%程度で、S&P500に連動するインデックス・ファンドの中では最も信託報酬が安くなっています。ただし、2026年5月8日以降の信託報酬は年0.09072%以内に跳ね上がるため、S&P500に連動するインデックス・ファンドの中で最も安いわけではありません。
NISA(成長投資枠)の対象
NISA(つみたて投資枠)の対象
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、S&P500指数に連動する米国ETF Vanguard S&P 500 ETF (VOO) をおもな投資対象とする投資信託です。
目を引くのが、信託報酬の安さです。類似商品の追随を許さない安さとなっています。ただし、バンガード・S&P500 ETFに投資するので、別途ETF側の信託報酬がかかります。
名称 | SBI・V・S&P500 インデックス・ファンド |
愛称 | SBI・V・S&P500 |
委託会社 | SBIアセットマネジメント |
決算日 | 毎年9月14日(休業日の場合は翌営業日) |
投資形態 | ファミリーファンド |
為替ヘッジ | なし |
対象インデックス | S&P500指数(円換算ベース) |
設定日 | 2019年9月26日 |
信託期間 | 無期限 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、マザー・ファンドを通じて運用を行うファミリー・ファンドです。マザー・ファンドの投資対象は、ほぼ100%が Vanguard S&P 500 ETF (VOO) です。VOOでも別途信託報酬がかかります。実質的にファミリー・ファンドとファンド・オブ・ファンズのハイブリッド型と考えるのがよいでしょう。
純資産総額
11,920.26億円(2023年11月30日現在)
信託報酬
年0.0638%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬等
年0.03%程度
実質コスト
第4期(2022年9月15日~2023年9月14日)における、SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの実質コストは、以下のとおりです。
項目 | 比率 |
---|---|
信託報酬 | 0.064% |
売買委託手数料 | 0.000% |
有価証券取引税 | 0.000% |
その他費用 | 0.010% |
投資対象とするETFの信託報酬等 | 0.030% |
計 | 0.104% |
分配金
SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドは分配金を出した実績がありません。
決算期 | 決算日 | 分配金 |
---|---|---|
第1期 | 2020年9月14日 | 0円 |
第2期 | 2021年9月14日 | 0円 |
第3期 | 2022年9月14日 | 0円 |
第4期 | 2023年9月14日 | 0円 |
販売会社
つみたてNISA
少額投資非課税制度(NISA)は、「NISA」と「つみたてNISA」の2種類に分類されています。このうち、NISAは全ての株式と全ての投資信託が対象です。一方、つみたてNISAは、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適したものに限定されています。SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドは、つみたてNISAの対象商品です。
2024年から始まる新NISA制度は、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類に分類されています。このうち、「成長投資枠」は全ての株式と全ての投資信託が対象です。一方、「つみたて投資枠」は、金融庁が定めた対象商品のみに投資できます。SBI・V・S&P500 インデックス・ファンドは、「つみたて投資枠」の対象商品となる予定です。
NISA(成長投資枠)の対象
NISA(つみたて投資枠)の対象
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドは、S&P500指数(配当込み・円換算ベース)に連動する運用成果を目指すインデックスファンドです。
名称 | iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド |
委託会社 | ブラックロック・ジャパン株式会社 |
決算日 | 毎年5月2日(休業日の場合は翌営業日) |
投資形態 | ファミリーファンド |
為替ヘッジ | なし |
対象インデックス | S&P500指数(配当込み・円換算ベース) |
設定日 | 2013年9月3日 |
信託期間 | 無期限 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドはマザー・ファンドを通じて運用を行うファミリー・ファンドです。マザー・ファンドの投資対象は、ほぼ100%が iShares Core S&P 500 ETF (IVV) です。IVVでも別途信託報酬がかかります。実質的にファミリー・ファンドとファンド・オブ・ファンズのハイブリッド型と考えるのがよいでしょう。
信託報酬
年0.0638%
投資対象とする投資信託証券の信託報酬等
年0.03%程度
実質コスト
第10期(2022年5月3日~2023年5月2日)における、iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドの実質コストは、以下のとおりです。
項目 | 比率 |
---|---|
信託報酬 | 0.064% |
売買委託手数料 | 0.001% |
有価証券取引税 | 0.000% |
その他費用 | 0.007% |
投資対象とするETFの信託報酬等 | 0.030% |
計 | 0.102% |
分配金
iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドは、分配金を出した実績がありません。
決算期 | 決算日 | 分配金 |
---|---|---|
第6期 | 2019年5月7日 | 0円 |
第7期 | 2020年5月7日 | 0円 |
第8期 | 2021年5月6日 | 0円 |
第9期 | 2022年5月2日 | 0円 |
第10期 | 2022年5月2日 | 0円 |
販売会社
- いちよし証券
- SBI証券
- auカブコム証券
- GMOクリック証券
- みずほ証券(インターネット専用)
- 松井証券
- マネックス証券
- 楽天証券
- 東海東京証券
- 西日本シティTT証券
- みずほ銀行(インターネット専用)
- SBI新生銀行
- ソニー銀行
つみたてNISA
少額投資非課税制度(NISA)は、「NISA」と「つみたてNISA」の2種類に分類されています。このうち、NISAは全ての株式と全ての投資信託が対象です。一方、つみたてNISAは、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適したものに限定されています。iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドは、つみたてNISAの対象商品です。
2024年から始まる新NISA制度は、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類に分類されています。このうち、「成長投資枠」は全ての株式と全ての投資信託が対象です。一方、「つみたて投資枠」は、金融庁が定めた対象商品のみに投資できます。iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンドは、「つみたて投資枠」の対象商品となる予定です。
NISA(成長投資枠)の対象
NISA(つみたて投資枠)の対象
たわらノーロード S&P500
「たわらノーロード S&P500」はS&P 500(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を図ることを目的として運用を行う投資信託です。
名称 | たわらノーロード S&P500 |
委託会社 | アセットマネジメントOne株式会社 |
設定 | 2023年3月30日 |
決算日 | 毎年10月12日 |
信託期間 | 無期限 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
販売会社 | 岩井コスモ証券 SBI証券 auカブコム証券 長野證券 松井証券 マネックス証券 みずほ証券 SBI新生銀行 十六銀行 北陸銀行 みずほ銀行 |
信託報酬
年0.09372%
実質コスト
第1期(2023年3月30日~2023年10月12日)における、たわらノーロード S&P500の実質コストは、以下のとおりです。
項目 | 比率 |
---|---|
信託報酬 | 0.050% |
売買委託手数料 | 0.004% |
有価証券取引税 | 0.000% |
その他費用 | 0.018% |
計 | 0.072% |
※上記は約半年間の実績です。1年間に換算すると、約0.144%となります。
分配金
たわらノーロード S&P500は、分配金を出した実績がありません。
決算期 | 決算日 | 分配金 |
---|---|---|
第1期 | 2023年10月12日 | 0円 |
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド(愛称:楽天・S&P500)は、米国の株式市場の動きをとらえることを目指して、S&P500インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目標として運用を行う投資信託です。
NISA(成長投資枠)の対象
NISA(つみたて投資枠)の対象
iDeCoでの取り扱いあり
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンドについて詳しくは、次の記事をご覧ください。
はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)
はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)は、S&P 500(配当込み、円換算ベース)の動きに連動する投資成果を目指して運用を行ないます。
愛称
Funds-i Basic 米国株式(S&P500)
委託会社
野村アセットマネジメント株式会社
ベンチマーク
S&P 500(配当込み、円換算ベース)
設定日
2023年7月10日
決算日
毎年6月3日(休業日の場合は翌営業日)
信託期間
無期限
購入時手数料
なし
信託財産留保額
なし
信託報酬
年0.09372%
販売会社
つみたてNISA
少額投資非課税制度(NISA)は、「NISA」と「つみたてNISA」の2種類に分類されています。このうち、NISAは全ての株式と全ての投資信託が対象です。一方、つみたてNISAは、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適したものに限定されています。はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)は、つみたてNISAの対象商品です。
2024年から始まる新NISA制度は、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類に分類されています。このうち、「成長投資枠」は全ての株式と全ての投資信託が対象です。一方、「つみたて投資枠」は、金融庁が定めた対象商品のみに投資できます。はじめてのNISA・米国株式インデックス(S&P500)は、「つみたて投資枠」の対象商品となる予定です。
NISA(つみたて投資枠)の対象
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、S&P500指数(配当込み、円ベース)の値動きに連動させることを目指す投資信託です。
NISA(つみたて投資枠)の対象
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)について詳しくは、次の記事をご覧ください。
つみたて米国株式(S&P500)
つみたて米国株式(S&P500)はS&P500指数(配当込み、円ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す投資信託です。
名称 | つみたて米国株式(S&P500) |
委託会社 | 三菱UFJアセットマネジメント株式会社 |
決算日 | 毎年6月25日(休業日の場合は翌営業日) |
投資形態 | ファミリーファンド |
為替ヘッジ | なし |
対象インデックス | S&P500指数(配当込み、円換算ベース) |
設定日 | 2020年3月6日 |
信託期間 | 無期限 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
実質コスト
第4期(2022年6月28日~2023年6月26日)における、つみたて米国株式(S&P500)の実質コストは、以下のとおりです。
項目 | 比率 |
---|---|
信託報酬 | 0.219% |
売買委託手数料 | 0.002% |
有価証券取引税 | 0.000% |
その他費用 | 0.013% |
計 | 0.234% |
分配金
つみたて米国株式(S&P500)は分配金を出した実績がありません。対象インデックスが配当込みであるため、分配金を出してしまうとインデックスから乖離してしまうからです。
決算期 | 決算日 | 分配金 |
---|---|---|
第1期 | 2020年6月25日 | 0円 |
第2期 | 2021年6月25日 | 0円 |
第3期 | 2022年6月27日 | 0円 |
第4期 | 2023年6月26日 | 0円 |
信託報酬
年0.22%
つみたてNISA
少額投資非課税制度(NISA)は、「NISA」と「つみたてNISA」の2種類に分類されています。このうち、NISAは全ての株式と全ての投資信託が対象です。一方、つみたてNISAは、手数料が低水準、頻繁に分配金が支払われないなど、長期・積立・分散投資に適したものに限定されています。つみたて米国株式(S&P500)は、つみたてNISAの対象商品です。
2024年から始まる新NISA制度は、「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類に分類されています。このうち、「成長投資枠」は全ての株式と全ての投資信託が対象です。一方、「つみたて投資枠」は、金融庁が定めた対象商品のみに投資できます。つみたて米国株式(S&P500)は、「つみたて投資枠」の対象商品となる予定です。
NISA(つみたて投資枠)の対象
Smart-i S&P500 インデックス
Smart-i S&P500 インデックスはS&P500指数(配当込み、円ベース)の値動きに連動する投資成果を目指す投資信託です。
名称 | Smart-i S&P500 インデックス |
委託会社 | りそなアセットマネジメント |
決算日 | 毎年6月25日(休業日の場合は翌営業日) |
投資形態 | ファミリーファンド |
為替ヘッジ | なし |
対象インデックス | S&P500指数(配当込み、円換算ベース) |
設定日 | 2020年7月29日 |
信託期間 | 無期限 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 年率0.242% |
実質コスト | 年率0.386% |
つみたてNISA | 対象 |
Smart-i S&P500 インデックスは分配金を出した実績がありません。対象インデックスが配当込みであるため、分配金を出してしまうとインデックスから乖離してしまうからです。
決算期 | 決算日 | 分配金 |
---|---|---|
第1期 | 2021年7月29日 | 0円 |
第2期 | 2022年7月29日 | 0円 |
NISA(つみたて投資枠)の対象
iFree S&P500 インデックス
iFree S&P500インデックスは、S&P500指数(円ベース)の値動きに連動させることを目指す投資信託です。
名称 | iFree S&P500インデックス |
委託会社 | 大和アセットマネジメント |
決算日 | 毎年9月7日(休業日の場合は翌営業日) |
投資形態 | ファミリーファンド |
為替ヘッジ | なし |
対象インデックス | S&P500指数(円ベース) |
設定日 | 2017年8月31日 |
信託期間 | 無期限 |
購入時手数料 | なし |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 年率0.2475%以内 |
実質コスト | 年率0.278% |
つみたてNISA | 対象 |
iFree S&P500インデックスの投資形態はファミリー・ファンドですが、最も組入比率の高い銘柄は「iShares Core S&P500 ETF(IVV)」で、組入比率は11.4%を占めます。もちろん、投資先のETFでも信託報酬が別途かかります。実質的にファミリー・ファンドとファンド・オブ・ファンズのハイブリッド型と考えるのがよいでしょう。
iFree S&P500インデックスは分配金を出した実績がありません。
決算期 | 決算月 | 分配金 |
---|---|---|
第1期 | 2018年9月 | 0円 |
第2期 | 2019年9月 | 0円 |
第3期 | 2020年9月 | 0円 |
第4期 | 2021年9月 | 0円 |
第5期 | 2022年9月 | 0円 |
NISA(つみたて投資枠)の対象
iFreeレバレッジ S&P500
iFreeレバレッジ S&P500は、日々の基準価額の値動きがS&P500指数(米ドルベース)の値動きの2倍程度になることを目指した投資信託です。
名称 | iFreeレバレッジ S&P500 |
委託会社 | 大和投資信託 |
決算日 | 毎年8月30日(休業日の場合は翌営業日) |
投資形態 | ファミリーファンド |
為替ヘッジ | あり(フルヘッジ) |
対象インデックス | S&P500指数 |
設定日 | 2018年8月31日 |
信託期間 | 無期限 |
購入時手数料 | 2.2%を上限として販売会社が定める |
信託財産留保額 | なし |
信託報酬 | 年率0.99% |
実質コスト | 年率1.077% |
つみたてNISA | 対象外 |
iFreeレバレッジ S&P500では、2倍のレバレッジを掛けるために、株式に加えて株価指数先物取引を組み入れています。
iFreeレバレッジ S&P500は、ほかの投資信託と比較して信託報酬が高いですが、ブル型であるのに加えて、為替ヘッジありという特徴があります。為替相場に左右されずに、純粋にS&P500の値動きに連動させたいときに選ぶとよいでしょう。
iFreeレバレッジ S&P500おすすめポイント
為替ヘッジあり
iFreeレバレッジ S&P500は分配金を出した実績がありません。
決算期 | 決算月 | 分配金 |
---|---|---|
第1期 | 2019年8月 | 0円 |
第2期 | 2020年8月 | 0円 |
第3期 | 2021年8月 | 0円 |
第4期 | 2022年8月 | 0円 |
NISA(つみたて投資枠)の対象外
関連記事
参考文献
SBIアセットマネジメント株式会社 (2023) SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
ブラックロック・ジャパン株式会社 (2023) iシェアーズ 米国株式(S&P500)インデックス・ファンド
アセットマネジメントOne株式会社 (2023) たわらノーロード S&P500
野村アセットマネジメント株式会社 (2023) 低コストインデックスファンド「はじめてのNISA」シリーズ(愛称:Funds-i Basic)を新規設定
三菱UFJアセットマネジメント株式会社 (2023) eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
三菱UFJアセットマネジメント株式会社 (2023) つみたて米国株式(S&P500)
りそなアセットマネジメント株式会社 (2023) Smart-i S&P500 インデックス
大和アセットマネジメント株式会社 (2023) iFree S&P500インデックス
大和アセットマネジメント株式会社 (2023) iFreeレバレッジ S&P500
農林中金全共連アセットマネジメント株式会社 (2023) NZAM・レバレッジ米国株式2倍ブル
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