PR

LINE証券が投資信託の取扱いを開始【ファンド一覧とおすすめを紹介】

LINE

LINEアプリから株式が買えるサービス「LINE証券」が、2019年11月27日から投資信託の取扱いを始めました。この記事では、LINE証券の投資信託ラインナップとその詳細、おすすめのファンドをご紹介します。

  1. LINE証券で投資信託を買うメリット
    1. 投資信託の購入時手数料が無料
    2. 100円から購入できる
    3. LINE Payを利用できる
    4. LINEポイントを利用できる
  2. LINE証券の投資信託一覧
    1. 国内株式
      1. 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
      2. コモンズ30ファンド
      3. eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
      4. ひふみプラス
      5. 三井住友・配当フォーカスオープン
      6. One国内株オープン
      7. バリューハント日本株
    2. 先進国株式
      1. アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース
      2. eMAXIS Slim先進国株式インデックス
      3. eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
    3. 新興国株式
      1. スパークス・新・国際優良アジア株ファンド
      2. eMAXIS Slim新興国株式インデックス
    4. 全世界株式
      1. eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
      2. フューチャートレンド世界株
    5. 国内債券
      1. エス・ビー・日本債券ファンド
    6. 海外債券
      1. エマージング・ソブリン・オープン(1年決済型)
      2. 三菱UFJグローバル・ボンド・オープン(年1回決算型)
      3. フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)
    7. 海外REIT
      1. フィデリティ・USリート・ファンド・Dコース
    8. コモディティ
      1. eMAXISプラス コモディティインデックス
    9. バランス型
      1. eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
      2. 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド
      3. ブラックロックおまかせバランス投信
    10. テーマ型
      1. netWIN GS・インターネット戦略F Bコース為替Hなし
      2. スパークス・新・国際優良日本株ファンド
    11. ブルベア型
      1. 楽天日本株4.3倍ブル
      2. 楽天日本株トリプル・ベア4
      3. 楽天日本株トリプル・ブル
  3. LINE証券で投資信託を買うデメリット
    1. NISAが利用できない
    2. iDeCoが利用できない
  4. 【結論】LINE証券で投資信託を買うのはおすすめしない
    1. ブルベア型投資信託を買うならLINE証券もあり
    2. LINE証券はコンセプトと実体が合っていない
  5. 関連記事

LINE証券で投資信託を買うメリット

LINE証券で投資信託を買うメリットとして、次の3つが挙げられます。

投資信託の購入時手数料が無料

投資信託には、購入時に手数料がかかるものがあります。この場合、各投資信託があらかじめ一定の範囲を定めておき、販売する金融機関がその範囲内で自由に購入時手数料を決められるのが一般的です。

たとえば、投資信託の購入時手数料が「3%を上限として販売会社が定める料率とします」とあれば、販売する金融機関が0%~3%の範囲で独自に決めることができます。

LINE証券では、取り扱うすべての投信信託の購入時手数料が無料となっています。

インデックスファンドの購入時手数料が無料なのはよくありますが、ブル・ベア型ファンドの購入時手数料が無料なのは、珍しい存在です。

100円から購入できる

LINE証券の投資信託は、100円から1円単位で購入できます。大きな資金を用意しなくても、少額から気軽に投資を始めることができます。

LINE Payを利用できる

LINE証券への入金は、LINE Payを利用することもできます。

LINE Payからの入金もマイカラープログラムの対象となります。投資信託を購入してもお金がなくなるわけではないので、お金を消費することなくマイカラープログラムのバッジカラーを上げることができます。

バッジカラーを上げれば、LINE Payの支払いの度に、支払金額×0.5%~2%のLINE Payボーナスが付与されるようになります。

LINE Pay残高がない場合は、LINE Payに登録済みの銀行口座から入金も可能です。

LINEポイントを利用できる

LINE証券への入金は、LINEポイントを利用することもできます。1ポイントを1円として、購入金額に充当できます。

LINE証券の投資信託一覧

LINE証券では次の投資信託を取り扱っています。

国内株式

国内株式型投資信託とは、日本の株式に投資するファンドです。LINE証券では、次の国内株式型投資信託を取り扱っています。

  • 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
  • コモンズ30ファンド
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)おすすめ
  • ひふみプラス
  • 三井住友・配当フォーカスオープン
  • One国内株オープン
  • バリューハント日本株

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープンとは、日本の株式に投資するアクティブファンドで、東京海上アセットマネジメントが運用します。

東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
項目 内容
投資対象資産 株式
投資対象地域 日本
対象インデックス なし
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年2回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.584%

コモンズ30ファンド

コモンズ30ファンドは、日本を含む世界の株式に投資する投資信託で、コモンズ投信が運用します。30年の長い目線を持って、30銘柄程度へ集中投資するのが特徴です。

世界の株式に投資するファンドではありますが、実際はほとんど日本の株式だけで構成されています。
コモンズ30ファンド
項目 内容
投資対象資産 株式
投資対象地域 グローバル(日本を含む)
為替ヘッジ あり(適時ヘッジ)
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.078%
※純資産総額によって低減あり

eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)

eMAXIS Slimは、低コストなインデックスファンドシリーズです。eMAXIS Slimについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

低コストインデックスファンド eMAXIS Slim の評価
eMAXIS Slim(イーマクシス・スリム)とは、三菱UFJアセットマネジメント株式会社の低コスト・インデックスファンド・シリーズです。 「手数料の業界最低水準を目指し続ける」という方針のもと、他にもっと手数料が安いファンドが登場すると、...

ひふみプラス

ひふみプラスとはレオス・キャピタルワークスが運用する投資信託で、おもに日本株式に投資するアクティブ・ファンドです。

日本を含む世界の株式に投資するファンドですが、実際はほとんど日本の株式で構成されています。

ひふみプラスについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

関連記事 「ひふみ投信」と「ひふみプラス」

三井住友・配当フォーカスオープン

三井住友・配当フォーカスオープンは、日本の株式に投資するファンドです。配当に着目して銘柄選択を行う、インカムゲイン重視が特徴です。

One国内株オープン

One国内株オープンは日本の株式に投資するファンドで、アセットマネジメントOneが運用します。マクロの投資環境の変化に応じて、その時々で最適と判断される投資スタイルで運用を行うのが特徴です。

One国内株オープン
項目 内容
愛称 自由演技
投資対象資産 株式
投資対象地域 日本
ベンチマーク TOPIX
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 0.3%
信託報酬 年1.76%

バリューハント日本株

バリューハント日本株は日本の株式に投資するファンドで、野村アセットマネジメントが運用します。中長期的にTOPIXを上回る投資成果を目指して積極的に運用するアクティブファンドです。

バリューハント日本株
項目 内容
投資対象資産 株式
投資対象地域 日本
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.375%

先進国株式

先進国株式投資信託とは、アメリカやヨーロッパなどの先進国の株式に投資するファンドです。日本も先進国のひとつですが、投資対象に日本株を含めるかどうかは、投資信託によって異なります。

LINE証券では、次の先進国株式投資信託を取り扱っています。

  • アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス おすすめ
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信は、米国の成長株に投資するファンドで、アライアンス・バーンスタインが運用します。

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信には2つのコースがあります。

  • アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Aコース(為替ヘッジあり)
  • アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)

このうち、LINE証券が取り扱うのはBコースのみです。

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信 Bコース
項目 内容
投資対象資産 株式
投資対象地域 北米
ベンチマーク S&P500
投資形態 ファミリーファンド
為替ヘッジ なし
決算頻度 年2回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.727%

eMAXIS Slim先進国株式インデックス

eMAXIS Slimは、低コストなインデックスファンドシリーズです。eMAXIS Slimについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

関連記事 低コストなインデックスファンド「eMAXIS Slim」とは

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slimは、低コストなインデックスファンドシリーズです。eMAXIS Slimについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

関連記事 低コストなインデックスファンド「eMAXIS Slim」とは

新興国株式

新興国株式投資信託とは、中国やブラジルなどの新興国の株式に投資するファンドです。韓国を新興国に含めるかどうかは、投資信託によって異なります。

LINE証券では、次の新興国株式投資信託を取り扱っています。

  • スパークス・新・国際優良アジア株ファンド
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス

スパークス・新・国際優良アジア株ファンド

スパークス・新・国際優良アジア株ファンドは中国や香港、台湾、韓国、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、インド、インドネシアなどの日本を除くアジアの株式に投資するファンドで、スパークス・アセット・マネジメントが運用します。

スパークス・新・国際優良アジア株ファンド
項目 内容
愛称 アジア厳選投資
投資対象資産 株式
投資対象地域 アジア
参考指数 MSCI AC Asia ex Japan Index
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年1回
為替ヘッジ なし
購入時手数料 なし
信託財産留保額 0.3%
信託報酬 年1.925%

eMAXIS Slim新興国株式インデックス

eMAXIS Slimは、低コストなインデックスファンドシリーズです。eMAXIS Slimについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

関連記事 低コストなインデックスファンド「eMAXIS Slim」とは

全世界株式

全世界株式投資信託とは、先進国と新興国の株式に投資するファンドです。日本を含めるかどうかは、投資信託によって異なります。

LINE証券では、次の全世界株式投資信託を取り扱っています。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)おすすめ
  • フューチャートレンド世界株

eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)

eMAXIS Slimは、低コストなインデックスファンドシリーズです。eMAXIS Slimについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

関連記事 低コストなインデックスファンド「eMAXIS Slim」とは

フューチャートレンド世界株

フューチャートレンド世界株は、日本を含む世界の先進国と新興国の株式に投資するファンドで、野村アセットマネジメントが運用します。

フューチャートレンド世界株
項目 内容
投資対象資産 株式
投資対象地域 グローバル(日本を含む)
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.485%

国内債券

国内債券投資信託とは、日本の国債や社債といった債券に投資するファンドです。

LINE証券では、次の国内債券投資信託を取り扱っています。

  • エス・ビー・日本債券ファンド

エス・ビー・日本債券ファンド

エス・ビー・日本債券ファンド(愛称:ベガ)は、日本の公社債等に投資する投資信託です。

資産のうち4割以上を社債が占めているため、国債より高い利回りを得ています。

海外債券

海外債券投資信託とは、海外の国債や社債といった債券に投資するファンドです。

LINE証券では、次の海外債券投資信託を取り扱っています。

  • エマージング・ソブリン・オープン(1年決済型)
  • 三菱UFJグローバル・ボンド・オープン(年1回決算型)
  • フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)

エマージング・ソブリン・オープン(1年決済型)

エマージング・ソブリン・オープンは、新興国のソブリン債券と準ソブリン債券に投資するファンドです。

ドル建てまたはユーロ建ての債券のみに投資し、新興国の現地通貨建債券への投資は行いません。新興国の高い金利を享受しながら、ボラティリティの高い新興国為替の影響は受けません。
エマージング・ソブリン・オープンは5種類あります。

  • エマージング・ソブリン・オープン(資産成長型)
  • エマージング・ソブリン・オープン(資産成長型)為替ヘッジあり
  • エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)
  • エマージング・ソブリン・オープン(毎月決算型)為替ヘッジあり
  • エマージング・ソブリン・オープン(1年決算型)

このうち、資産成長型は資産の成長を優先するため、分配金を出さないことがあります。

エマージング・ソブリン・オープン(1年決算型)
項目 内容
投資対象資産 債券
投資対象地域 新興国
ベンチマーク J.P. Morgan EMBI Global Diversified
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年1回
為替ヘッジ なし
購入時手数料 なし
信託財産留保額 0.5%
信託報酬 年1.727%

三菱UFJグローバル・ボンド・オープン(年1回決算型)

三菱UFJグローバル・ボンド・オープンは、世界の債券に投資するファンドで、三菱UFJアセットマネジメント株式会社が運用します。

三菱UFJグローバル・ボンド・オープンは2種類あります。

  • 三菱UFJグローバル・ボンド・オープン(年1回決算型)
  • 三菱UFJグローバル・ボンド・オープン(毎月決算型)

このうち、LINE証券が取り扱うのは年1回決算型のみです。

三菱UFJグローバル・ボンド・オープン(年1回決算型)
項目 内容
愛称 花こよみ年1
投資対象資産 債券
投資対象地域 グローバル(日本を含む)
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.21%

フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)

フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドは、米ドル建て高利回り事業債(ハイ・イールド・ボンド)を中心とした債券に投資するファンドで、フィデリティ投信が運用します。

おもにBa格(ムーディーズ社)以下またはBB格(S&P社)以下の債券(いわゆるジャンク債)に投資することで、高い利回りを得ています。

フィデリティ・USハイ・イールド・ファンドには4種類あります。

  • フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド
  • フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド (為替ヘッジあり)
  • フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド (資産成長型)
  • フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド (資産成長型)(為替ヘッジあり)

資産成長型ではない方は、年12回(毎月)決算を行います。

このうち、LINE証券が取り扱っているのは、フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド (資産成長型)(為替ヘッジあり)のみです。

フィデリティ・USハイ・イールド・ファンド(資産成長型)
項目 内容
投資対象資産 債券
投資対象地域 北米
ベンチマーク ICE BofAML US High Yield Constrained Index
為替ヘッジ なし
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.65%

海外REIT

海外REIT投資信託とは、海外のREIT(不動産投資信託)に投資するファンドです。LINE証券では、次の海外REIT投資信託を取り扱っています。

  • フィデリティ・USリート・ファンド・Dコース

フィデリティ・USリート・ファンド・Dコース

フィデリティ・USリート・ファンドは、北米のREITに投資するファンドで、フィデリティ投信が運用します。

フィデリティ・USリート・ファンドは次の4種類あります。

  • フィデリティ・USリート・ファンド A(為替ヘッジあり)
  • フィデリティ・USリート・ファンド B(為替ヘッジなし)
  • フィデリティ・USリート・ファンド(資産成長型)C(為替ヘッジあり)
  • フィデリティ・USリート・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)

このうちLINE証券が取り扱っているのは、フィデリティ・USリート・ファンド(資産成長型)D(為替ヘッジなし)だけです。

フィデリティ・USリート・ファンドの「為替ヘッジなし」には、BコースとDコースがあります。その違いは、Bコースが年12回(毎月)決算であるのに対して、Dコースは年1回決算となっています。つまり、Dコースは分配金が出るのが年1回ということです。

フィデリティ・USリート・ファンド・Dコース
項目 内容
投資対象資産 REIT
投資対象地域 北米
ベンチマーク FTSE NAREIT Equity REITs インデックス
投資形態 ファミリーファンド
決算頻度 年1回
為替ヘッジ なし
購入時手数料 なし
信託財産留保額 0.30%
信託報酬 年1.463%

コモディティ

コモディティ投資信託とは、金や原油といったコモディティ(商品)に投資するファンドです。LINE証券では、次のコモディティ投資信託を取り扱っています。

  • eMAXISプラス コモディティインデックス

eMAXISプラス コモディティインデックス

eMAXISプラス コモディティインデックスは、原油や小麦などコモディティの値動きを表わすブルームバーグ商品指数トータルリターンに連動する投資成果を目指す投資信託で、三菱UFJアセットマネジメント株式会社が運用します。

バランス型

バランス型投資信託とは、株式や債券など複数の資産クラスに分散投資するファンドです。

LINE証券では、次のバランス型投資信託を取り扱っています。

  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)おすすめ
  • 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド
  • ブラックロックおまかせバランス投信

eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)

eMAXIS Slimは、低コストなインデックスファンドシリーズです。eMAXIS Slimについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

関連記事 低コストなインデックスファンド「eMAXIS Slim」とは

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド

楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(愛称:USA360)は、米国の株式と国債を対象とする投資信託です。株式に90%、国債に270%の合計360%投資することにより3.6倍のレバレッジをかけているのが特徴です。

楽天・米国レバレッジバランス・ファンドについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

USA360(楽天・米国レバレッジバランス・ファンド)投資信託
楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(愛称:USA360)は、米国の株式と国債を対象とする投資信託です。株式に90%、国債に270%の合計360%投資することにより3.6倍のレバレッジをかけているのが特徴です。

ブラックロックおまかせバランス投信

ブラックロックおまかせバランスは、世界の株式と債券、REIT、商品指数に投資するファンドで、投信ブラックロック・ジャパンが運用します。

ブラックロックおまかせバランス投信
項目 内容
投資対象資産 資産複合
投資対象地域 グローバル(日本を含む)
為替ヘッジ あり(適時ヘッジ)
決算頻度 年1回
投資形態 ファンド・オブ・ファンズ
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年0.693%

テーマ型

テーマ型投資信託とは、投資対象とする株式を日本や新興国といった地域で絞り込むのではなく、ITやバイオテクノロジーといったテーマを定めて、その関連企業の株式を投資対象とするファンドです。

LINE証券では、次のテーマ型投資信託を取り扱っています。

  • netWIN GS・インターネット戦略F Bコース為替Hなし
  • スパークス・新・国際優良日本株ファンド

netWIN GS・インターネット戦略F Bコース為替Hなし

netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドは、おもに米国を中心とした「インターネット・トールキーパー」企業の株式に投資する投資信託で、ゴールドマン・サックス・アセットマネジメントが運用しています。

netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドには、2種類のファンドがあります。

  • netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンド Aコース(為替ヘッジあり)
  • netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンド Bコース(為替ヘッジなし)

Aコースは為替ヘッジがあるので、為替レートの変動に影響を受けません。Bコースは為替ヘッジがないので、為替レートの変動に影響を受けます。

このうち、LINE証券が取り扱っているのは、Bコースのみです。

netWIN GS・インターネット戦略F Bコース為替Hなし
項目 内容
投資対象資産 株式
投資対象地域 北米
対象インデックス なし
決算頻度 年2回
投資形態 ファミリーファンド
為替ヘッジ なし
購入時手数料 なし
信託財産留保額 0.3%
信託報酬 年2.09%

スパークス・新・国際優良日本株ファンド

スパークス・新・国際優良日本株ファンドとは、日本の株式のうち海外進出に成功した企業や世界的に通用するブランドを有する企業の株式に投資する投資信託で、スパークス・アセット・マネジメントが運用します。

スパークス・新・国際優良日本株ファンド
項目 内容
愛称 厳選投資
投資対象資産 株式
投資対象地域 日本
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 0.3%
信託報酬 年1.804%

ブルベア型

ブルベア型投資信託とは、株価指数先物取引を利用して株価の2倍以上の値動きにしたり、株価と逆の値動きをするファンドです。

LINE証券では、次のブルベア型投資信託を取り扱っています。

  • 楽天日本株4.3倍ブル
  • 楽天日本株トリプル・ベア4
  • 楽天日本株トリプル・ブル

楽天日本株4.3倍ブル

楽天日本株4.3倍ブルは、日本の株価指数を対象とした先物取引に投資するファンドで、楽天投信投資顧問が運用します。

日経225先物取引を買い建てることで、日本の株式市場の値動きに対して概ね4.3倍程度となることを目指して運用を行っています。

楽天日本株4.3倍ブル
項目 内容
投資対象資産 株価指数先物取引
投資対象地域 日本
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.243%

楽天日本株トリプル・ベア4

楽天日本株トリプル・ベアⅣは、日本の株価指数を対象とした先物取引に投資するファンドで、楽天投信投資顧問が運用します。

日経225先物取引を売り建てることで、日々の基準価額の値動きが日本の株式市場の値動きに対して概ね3倍程度反対となることを目指して運用を行っています。

楽天日本株トリプル・ベアⅣ
項目 内容
投資対象資産 株価指数先物取引
投資対象地域 日本
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.023%

楽天日本株トリプル・ブル

楽天日本株トリプル・ブルは、日本の株価指数を対象とした先物取引に投資するファンドで、楽天投信投資顧問が運用します。

日経225先物取引を買い建てることで、日本の株式市場の値動きに対して概ね3倍程度となることを目指して運用を行っています。

楽天日本株トリプル・ブル
項目 内容
投資対象資産 株価指数先物取引
投資対象地域 日本
決算頻度 年1回
購入時手数料 なし
信託財産留保額 なし
信託報酬 年1.023%

LINE証券で投資信託を買うデメリット

LINE証券で投資信託が買えるようになったのですが、ほかの証券会社と比べて、LINE証券で投資信託を買うのにはデメリットがあります。

NISAが利用できない

NISA(少額投資非課税制度)とは、投資信託で得た利益に税金がかからないというお得な制度です。月々決まった金額を積み立てていく「つみたてNISA」という制度もあります。

NISAを利用するには、NISA専用の口座を開設する必要があります。しかい、LINE証券はNISAに対応していないのでNISA口座を開設できません。

ほかの証券会社では投資信託で得た利益に税金はかからないのですが、LINE証券では投資信託で得た利益の20.315%が税金としてかかります。

NISAについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

NISA(少額投資非課税制度)とは
NISA(少額投資非課税制度)とは、上場株式や投資信託などの利益にかかる税金が非課税になる制度です。NISAを利用するには、金融機関にNISA口座を開設する必要があります。 NISAとは 少額投資非課税制度(NISA)には「一般NISA」、...

iDeCoが利用できない

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、投資信託で得た利益に税金がかからないうえ、投資信託を購入した金額が所得控除になり、給料にかかる所得税が節税になるという制度です。

NISA以上に投資家にとってお得な制度ですが、LINE証券はiDeCoに対応していません。

LINE証券では投資信託で得た利益に税金がかかるのはもちろんのこと、投資信託を購入したからといってサラリーマンの給料から天引きされる所得税が安くなることもありません。

iDeCoについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?わかりやすく節税や手数料を解説
個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、個人が年金の掛け金を毎月積み立て、年金を運用する金融商品を自分で選び、運用次第で決まる年金を60歳以降に受け取る年金です。 iDeCoとは 日本は国民皆年金制度を取っているので、国内に住所がある20歳以...

【結論】LINE証券で投資信託を買うのはおすすめしない

低コストなインデックスファンドシリーズeMAXIS Slimを取り扱うなど、LINE証券の投資信託ラインナップは悪くありません。

しかし、NISAやiDeCoに対応していないのは、ほかの証券会社と比べて著しく劣ったサービスとなっています。

ブルベア型投資信託を買うならLINE証券もあり

LINE証券にもメリットはあります。楽天投信投資顧問が運用するブルベア型投資信託の購入時手数料は楽天証券やSBI証券でも無料ではありませんが、LINE証券では無料です。

ブルベア型投資信託の購入時手数料(税込)
投資信託 LINE証券 楽天証券 SBI証券
楽天日本株4.3倍ブル なし 3,000万円以上:1.1%
3,000万円未満:2.2%
楽天日本株トリプル・ブル なし 3,000万円以上:1.1%
3,000万円未満:2.2%
楽天日本株トリプル・ベアⅣ なし 3,000万円以上:1.1%
3,000万円未満:2.2%

価格変動が大きいブルベア型投資信託は、長期の資産形成に向かない商品です。株価の大きな値上がりや値下がりといった短期間のトレンドに乗るための商品です。

そのため、長期の資産形成に有利な制度であるNISA・つみたてNISA・iDeCoを利用してブルベア型投資信託を購入することはおすすめしません。これらは利用できる金額の上限が決まっており、枠の浪費につながります。

NISA・つみたてNISA・iDeCoが利用できないLINE証券のデメリットも、ブルベア型投資信託に限っては問題ありません。

LINE証券はコンセプトと実体が合っていない

LINEアプリから気軽に投資できるLINE証券は、おもに投資初心者向けをコンセプトとしたサービスですが、実際は初心者向けではありません。

長期の資産形成に向いた初心者にもおすすめできるeMAXIS Slimのような手数料が安い投資信託は、LINE証券ではなく他の証券会社で買った方がよいです。

初心者向けでないブルベア型投資信託は、LINE証券で買うのがお得です。

LINEアプリから気軽に投資信託を買えるというのは、初心者向けのコンセプトとしては理解できます。しかし、投資信託をよく知らない初心者向け専用サービスとなっていて、経験者にはまったく魅力的なポイントがありません。

関連記事

LINE証券 スマホで簡単に株が購入できるLINEサービス
LINE証券はスマホで簡単に株が購入できるLINEのサービスです。この記事では、LINE証券についてご紹介します。

コメント