個人向け社債「株式会社みずほ銀行 2030年9月27日満期 米ドル建社債」が2025年9月29日に発行されます。
銘柄
株式会社みずほ銀行 2030年9月27日満期 米ドル建社債
発行体
「株式会社みずほ銀行 2030年9月27日満期 米ドル建社債」の発行体は、株式会社みずほ銀行です。
株式会社みずほ銀行は、みずほフィナンシャルグループの中核を担う都市銀行であり、三菱UFJ銀行・三井住友銀行と並ぶ日本の三大メガバンクの一角を占めています。2002年に第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行の統合を経て誕生し、2013年にみずほコーポレート銀行との合併を経て現在に至ります。国内外の法人や個人を対象に、預金、融資、為替、証券業務など総合的な金融サービスを提供しており、とりわけ大企業や政府関連機関に対する融資、プロジェクトファイナンス、国際金融取引に強みを発揮しています。また、全国規模の店舗網とデジタルチャネルを活用して、個人向けには住宅ローンや資産運用、キャッシュレスサービスなどを展開しています。一方で、システム障害の発生など経営上の課題も抱えてきましたが、改善と信頼回復を目指してDX戦略やガバナンス強化に取り組んでいます。
商号 | 株式会社みずほ銀行 |
発足日 | 2013年7月1日 |
資本金 | 1兆4,040億円(2025年3月31日現在) |
所在地 | 東京都千代田区大手町1丁目5番5号 大手町タワー |
代表者 | 取締役頭取 加藤勝彦 |
従業員数 | 23,827人(2025年3月31日現在) |
発行条件
「株式会社みずほ銀行 2030年9月27日満期 米ドル建社債」の発行条件は以下のとおりです。
起債通貨
米ドル
期間
5年
利率
年利2.80%〜4.80%(税引前、仮条件)
発行価格
額面価格の100.00%
申込単位
1,000米ドル単位
発行額
未定
スケジュール
「株式会社みずほ銀行 2030年9月27日満期 米ドル建社債」の条件決定から償還までのスケジュールは以下のとおりです。
- 2025.9.12条件決定
- 2025.9.16募集開始
- 2025.9.29募集終了
- 2025.9.29発行
- 2026.3.27利払い
- 2026.9.27利払い
- 2027.3.27利払い
- 2027.9.27利払い
- 2028.3.27利払い
- 2028.9.27利払い
- 2029.3.27利払い
- 2029.9.27利払い
- 2030.3.27利払い
- 2030.9.27利払い・償還
条件決定日
2025年9月12日
募集期間
2025年9月16日〜2025年9月29日
発行日
2025年9月29日
利払い日
毎年3月27日および9月27日(年2回)
償還日
2030年9月27日
格付
「株式会社みずほ銀行 2030年9月27日満期 米ドル建社債」は、以下に示す格付会社から長期個別債務格付を取得しています。
格付会社 | 格付 |
---|---|
Moody’sジャパン | A1 |
S&Pジャパン | A |
R&I | AA |
格付け投資情報センター
「株式会社みずほ銀行 2030年9月27日満期 米ドル建社債」は、株式会社格付け投資情報センター(R&I)から「AA」の長期個別債務格付を取得しています。R&Iによる格付事由は以下のとおりです。
みずほFGは商業銀行業務を中心に世界有数の規模を持つ。R&Iは今回の見直しでグループ全体の信用力をAA相当に据え置き、持株会社であるみずほフィナンシャルグループの発行体格付はグループ信用力から1ノッチ下のAA-、傘下の事業子会社の発行体格付はグループ信用力と同等のAAを維持した。
銀行事業の営業基盤は極めて強い。信託や証券、アセットマネジメント分野での市場地位も高い。顧客属性を軸に運営するカンパニー制が浸透、グループ一体となった業務運営が定着している。特に米州を中心に銀行・証券一体で運営するCIB(コーポレート&インベストメントバンキング)ビジネスはグループの利益を牽引する存在だ。リテールは非対面取引の利便性を追求するほか、楽天証券に出資するなどプラットフォーマーとの提携も活用する。
事業ポートフォリオは商業銀行業務が主体で安定している。リスク耐久力はAAゾーンに見合う水準を十分確保している。内部留保の蓄積などでリスクバッファーが厚くなった。株式リスクの削減や抑制的な金利リスク運営が寄与している。ストレス下でも業務運営に支障が生じない資本水準と対応力を備える。資産の質は健全、信用コスト率は低位で安定している。
顧客部門を中心に利益は増加している。国内外の法人分野の各種ソリューションや与信に関連する手数料収入が増加している。資本効率に対する意識を高め収益性の高い事業に経営資源を投入する一方、業務の効率化やビジネスの見直しを継続し、経費率を引き下げていく。格付対比でみると収益性や経費効率には課題があり、収益力の改善に向けた取り組みに注目していく。
〇みずほ銀行
グループの中核を担う銀行。グループの顧客基盤や収益、リスクの大部分を占める。大企業取引に強みがあり、シンジケートローン組成やサステナブルファイナンスの分野での存在感も大きい。
販売会社
以下に示す証券会社で「株式会社みずほ銀行 2030年9月27日満期 米ドル建社債」を販売しています。
証券会社 | 引受額 |
---|---|
みずほ証券 | 未定 |
楽天証券 | 未定 |
計 | 未定 |
既発債
株式会社みずほ銀行は、以下に示す個人向け社債を発行しています。
銘柄 | 期間 | 利率 |
---|---|---|
株式会社みずほ銀行 2029年10月26日満期 豪ドル建社債 | 5年 | 4.36% |
株式会社みずほ銀行 2029年10月26日満期 米ドル建社債 | 5年 | 4.02% |
株式会社みずほ銀行 2028年10月5日満期 米ドル建社債 | 5年 | 4.84% |
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参考文献
株式会社格付け投資情報センター (2025) NEWS RELEASE
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