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LINE証券 スマホで簡単に株が購入できるLINEサービス

LINE

LINE証券はスマホで簡単に株が購入できるLINEのサービスです。この記事では、LINE証券についてご紹介します。

LINE証券の会社概要

LINE証券は、野村證券の親会社である野村ホールディングスとLINEが共同で開発したサービスです。

LINE証券の会社概要
項目 内容
社名 LINE証券株式会社
設立 2018年6月1日
資本金 100億円
株主 LINE Financial株式会社(51%)
野村ホールディングス株式会社(49%)
所在地 東京都品川区西品川1-1-1

メリット

LINE証券には次に示すメリットがあります。

LINEポイントで投資できる
つみたてNISAを利用できる
iDeCoを利用できる
マイナポータル連携に対応している

LINEポイントで投資できる

LINE証券ではLINEポイントを使って株式や投資信託を買うことができます。

LINEポイントをLINE Pay残高へ交換することが2019年末にできなくなります。LINE証券でLINEポイントを使って金融商品を買えば、それを売却することで現金化することもできます。

つみたてNISAを利用できる

NISA(少額投資非課税制度)とは、株式の売買で得た利益に税金がかからないという投資家に非常り有利な制度です。LINE証券では、つみたてNISA制度を利用できます。

つみたてNISAでは、金融庁の基準を満たす投資信託だけが対象となります。LINE証券では、次に示す投資信託が対象商品です。

  • eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • ひふみプラス
  • コモンズ30
  • 野村スリーゼロ先進国株式投信

iDeCoを利用できる

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは、NISAと同様に株式の売買で得た利益に税金がかからないうえ、掛金が所得控除になる投資家に非常に有利な制度です。iDeCoは金融機関によって取扱商品が異なります。

LINE証券のiDeCoで取り扱っている商品の一覧は次のとおりです。

LINE商品のiDeCo
分類 商品
日本株式 野村国内株式インデックスファンド・TOPIX(確定拠出年金向け)
ひふみ年金
フィデリティ・ジャパン・オープン(確定拠出年金向け)
外国株式 野村外国株式インデックスファンド・MSCI-KOKUSAI(確定拠出年金向け)
野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)
東京海上セレクション・外国株式
大和住銀DC海外株式アクティブファンド
REIT 野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)
野村世界REITインデックスファンド(確定拠出年金向け)
債券 野村国内債券インデックスファンド・NOMURA-BPI総合(確定拠出年金向け)
野村外国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)
野村新興国債券インデックスファンド(確定拠出年金向け)
ゴールドマン・サックス・世界債券オープンA限定為替ヘッジ(確定拠出年金向け)
ゴールドマン・サックス・世界債券オープンB為替ヘッジなし(確定拠出年金向け)
バランス型 マイバランス30(確定拠出年金向け)
マイバランス50(確定拠出年金向け)
マイバランス70(確定拠出年金向け)
野村DC運用戦略ファンド
マイターゲット2030(確定拠出年金向け)
マイターゲット2040(確定拠出年金向け)
マイターゲット2050(確定拠出年金向け)
マイターゲット2060(確定拠出年金向け)
MMF ノムラ・グローバル・セレクト・トラストU.S.ドル・マネー・マーケット・ファンド
定期預金 三井住友銀行確定拠出年金定期預金(1年)

LINE証券のiDeCoで取り扱っている投資信託は、信託報酬率が割高なものが多くなっています。iDeCoは60歳まで運用することになるので、ファンド保有期間中ずっと払い続ける信託報酬率の違いは重要な判断基準となります。

マイナポータル連携に対応している

LINE証券は特定口座年間取引報告書のマイナポータル連携に対応していす。e-Taxによる確定申告の際に、特定口座年間取引報告書に書かれた内容を、いちいち手作業で入力する必要がありません。

手数料

LINE証券では次の手数料がかかります。

現物取引手数料

LINE証券で株式を買うときや売るときに、それぞれ取引手数料がかかります。

LINE証券の現物取引手数料
売買代金 委託手数料
5万円以下 55円
5万円超 10万円以下 99円
10万円超 20万円以下 115円
20万円超 50万円以下 275円
50万円超 100万円以下 535円
100万円超 150万円以下 640円
150万円超 3,000万円以下 1,013円
3,000万円超 1,070円

LINE証券の現物取引手数料は、SBI証券のスタンダードプランや楽天証券の超割コースと同じです。

他のネット証券では1日の合計取引金額に応じて手数料が決まるプランがありますが、LINE証券にはありません。auカブコム証券の一日定額手数料やSBI証券のアクティブプラン、楽天証券のいちにち定額コースの場合、1日の取引金額が100万円以下であれば取引手数料が無料です。

1日の売買金額が100万円以下であれば、LINE証券よりauカブコム証券SBI証券および楽天証券の方がお得です。

いちかぶ(単元未満株)の手数料

東京証券取引所では、普通株式を100株単位で売買します。これを単元株制度といいます。ただし、証券会社が独自に1株単位で売買できるサービスを提供しています。LINE証券でも1株単位で売買できます。LINE証券ではこのサービスを「いちかぶ(単元未満株)」と呼んでいます。

いちかぶ(単元未満株)の場合、売買に取引手数料はかかりませんが、買い価格と売り価格に0.2%~1.0%の差(スプレッド)があり、この価格差が実質的に取引手数料となっています。

信用取引の手数料

LINE証券で株式を信用取引するときに、次に示す手数料がかかります。

LINE証券の信用取引手数料
買い 売り
信用取引売買手数料 0円 0円
金利 2.80%
貸株料 1.15%
品貸料(逆日歩) 受取る 支払う
管理費(信用建玉1株につき) 11銭/月 11銭/月
名義書換料(普通株式1単元) 55円
名義書換料(ETF/ETN1単元) 5.5円
配当金相当額 受取る 支払う

買建玉について権利最終日を跨いで保有する場合、権利付最終日に名義書換料が徴収されます。

LINE証券の取引方法

LINE証券の取引方法には、ほかの証券会社とは異なる独自のルールがあります。

LINE Payから入金できる

LINE証券の口座へ入金する方法には3種類あります。

  • LINE Payから入金
  • LINE Payに登録している銀行座からの入金
  • 入金専用口座への振込

LINE Payから入金するには、LINE Payの入金画面から手続きできます。手数料は無料です。

LINE Payに登録している銀行座から入金するには、LINE Payの入金画面のデビット支払いから手続きできます。手数料は無料です。

LINE Payマイカラープログラムの対象にもなります。

銀行口座へ振り込んで入金するには、顧客ごとに割り当てられた入金専用の銀行口座に振り込みます。振込手数料は顧客の負担となります。

成行注文のみ

価格を指定して売買する指値注文はできず、LINE証券が提示する価格で売買する成行注文のみできます。

1株から注文できる

通常、株式は銘柄ごとに注文単位が決められていますが、LINE証券では1株から注文できます。

LINE証券の取扱銘柄

通常、証券会社は東京証券取引所に上場されているほぼすべての銘柄を取り扱っています。

LINE証券は他の証券会社と異なり、取扱銘柄が限られています。

株式

LINE証券では、次の上場株式を取り扱っています。

LINE証券の取扱銘柄
証券コード 銘柄
1605 国際石油開発帝石
1801 大成建設
1928 積水ハウス
2127 M&Aセンター
2229 カルビー
2269 明治ホールディングス
2317 システナ
2326 デジタルアーツ
2371 カカクコム
2413 エムスリー
2432 ディー・エヌ・エー
2502 アサヒグループホールディングス
2587 サントリー食品インターナショナル
2593 伊藤園
2702 日本マクドナルドホールディングス
2811 カゴメ
2897 日清食品ホールディングス
2914 日本たばこ産業
3064 MonotaRO
3088 マツモトキヨシホールディングス
3092 ZOZO
3197 すかいらーく
3382 セブン&アイホールディングス
3563 スシローグローバルホールディングス
3861 王子ホールディングス
3923 ラクス
3990 UUUM
4063 信越化学工業
4324 電通
4344 ソースネクスト
4384 ラクスル
4385 メルカリ
4452 花王
4502 武田薬品工業
4587 ペプチドリーム
4661 オリエンタルランド
4666 パーク24
4680 ラウンドワン
4689 ヤフー
4751 サイバーエージェント
4755 楽天
4901 富士フィルムホールディングス
4911 資生堂
4974 タカラバイオ
5020 JXTGホールディングス
5108 ブリヂストン
5301 東海カーボン
5401 日鐵住金
6098 リクルートホールディングス
6301 小松製作所
6326 クボタ
6383 ダイフク
6460 セガサミーホールディングス
6501 日立製作所
6594 日本電産
6752 パナソニック
6754 アンリツ
6758 ソニー
6861 キーエンス
6954 ファナック
6981 村田製作所
7011 三菱重工業
7203 トヨタ自動車
7267 本田技研工業
7270 SUBARU
7453 良品計画
7532 パンパシフィックホールディングス
7564 ワークマン
7581 サイゼリヤ
7606 ユナイテッドアローズ
7747 朝日インテック
7751 キヤノン
7832 ダイナムコホールディングス
7956 ピジョン
7974 任天堂
8031 三井物産
8035 東京エレクトロン
8113 ユニ・チャーム
8267 イオン
8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
8411 みずほフィナンシャルグループ
8591 オリックス
8766 東京海上ホールディングス
8801 三井不動産
9022 東海旅客鉄道
9024 西武ホールディングス
9064 ヤマトホールディングス
9104 商船三井
9202 ANAホールディングス
9433 KDDI
9474 ゼンリン
9501 東京電力ホールディングス
9603 HIS
9684 スクウェア・エニックスホールディングス
9735 セコム
9766 コナミホールディングス
9843 ニトリホールディングス
9861 吉野家ホールディングス
9983 ファーストリテイリング
9984 ソフトバンクグループ

IPO

LINE証券では新規上場株(IPO)も取り扱っています。

投資信託も買える

LINE証券は2019年11月27日から投資信託の取扱いを始めました。

LINE証券が取り扱う投資信託のラインナップと、それぞれのファンドの詳細、おすすめのファンドは次の記事をご覧ください。

LINE証券が投資信託の取扱いを開始【ファンド一覧とおすすめを紹介】
LINEアプリから株式が買えるサービス「LINE証券」が、2019年11月27日から投資信託の取扱いを始めました。この記事では、LINE証券の投資信託ラインナップとその詳細、おすすめのファンドをご紹介します。

口コミと評判

LINE証券の口コミと評判として、次のような点が挙げられています。

  • 「指値注文できない」
  • 「銀行口座へ出金するのに手数料がかかる」
  • 「購入できる銘柄数が少ない」
  • 「夜間の手数料が高い」

LINE証券の評価

LINEから手軽に株取引を始められるというコンセプトで、未経験者をターゲットとした証券会社です。他の証券会社と比べて手数料が割高であることや取扱商品が少ないため、経験者であればあえてLINE証券を使う理由はないでしょう。

LINE商品の評価
国内株式現物取引 4.0
国内株式信用取引 0.0
先物・オプション 0.0
外国株式 0.0
投資信託 3.0
債券 0.0
NISA 0.0
iDeCo 3.0

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